↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/24

初めての村

草原を行く宛もなく歩いていると、なにやら道のようなものが出てきた

『これに沿って歩こう、もしかしたら村みたいな場所があるかも』

そう思って進んでいくと案の定村があった

そこはとても小さな村で住人はたった二十人ほどだった

するとそのうちの一人が話しかけてきた

「もしやおにいさんは旅の御方でしょうか?わたしはこの村の村長です。どうかゆっくりしていってください。小さな村ですが図書館や食堂や宿もあります。羽を伸ばしてみてください」

村長にそう言われて、お腹が空いていることに気がついた。

『食堂に行ってみよう』

そこでは色々な料理があって前の世界にはなかったようなものもあった

「すいません、この料理は何でしょうか?」

「魔物の肉と薬草のソテーです。さっぱりとしていてとてもおいしいですよ」

料理を作っていたシェフが答えた

『魔物の肉はおいしいのだろうか?』

と考えたが周りは美味しそうに食べていたので勇気を出して食べてみた。

「おいしい!」

「それはよかっです!」

その後は図書館に行ってみた。この世界で気になったことがあったからだ。

『魔法の歴史書は…あった!これだ』

もしかしたら僕の喜怒哀楽のことが書いてあるかもしれないと思ったからだ

『魔法を作ったって言っていたから何が載っているかもしれない』

その本にはこの世界の魔法について詳しく書かれていた。


【魔法とは】

魔法とは世界の元素を使って杖を用いてその元素を具現化することで起こる事象のことである

魔法の種類は大きく分けて4グループあり、

赤魔術、青魔術、黄魔術、白魔術、がある

また、現在は使用することが難しく、生け贄を使用するなど危険なため使えない黒魔術も存在する

人が使用する魔法はこの魔術の派生である

魔法使いは魔法を詠唱して魔法を発動できる

魔法を発動するには自身の魔力を消費して発動する

消費した魔力は時間経過などで回復する

基本的に魔法を覚えるとその魔法は永続的に使える


『なるほど、つまり魔法をつかうには魔力と杖と魔法を覚えておく必要があるということか。』

そこで僕はこの世界に来る前にあったことを思い出した。

『ということで君には最強の魔法使いになるために魔法と魔力をあげようと思いまーす! 』

『まさか…な』そう思って図書館を後にした。


外に出てから所持金を確認した。

『そう言われてあの神様たちから少しもらったんだよね〜さっきの食堂は無料でご飯をくれるところだったし、これからどうしようかな。宿を借りに行くのもいいけど…』

そんな時掲示板が目に入ってきた

『これは…』

「ギルドの討伐依頼です。」

村長が話しかけてきた

「討伐?」

「はい。ここに描いてある魔物を討伐したり、薬草を採取したりしてそれをギルドに提出すると報酬金がもらえます。」

これだ。そう思った

今僕は魔法を使えるようになっているはず

「村長さん。僕この依頼受けます」

「そうですか、では頑張ってください。」

『でもその前に魔法を使えるか確認しないと』

そう思って僕は村の外へ向かった


『本当に魔法が使えるのかな…』

なにから始めようかと思った時本に書いてあったことを思い出した。

『杖、そうだ杖を使ってと書いてあったはず…杖は?まさか魔法でだせたりしないよね…杖よでてこい!なんて言って出てきたらいいのにな〜』

なんて思った瞬間ポンと目の前に僕の身長の肩くらいある杖が出てきた

「ほんとに出てきた!」

そこで僕は魔法が使えるようになったことを確信した

『他にはどんな魔法が使えるのだろう』

とワクワクしていると

「ヴヴヴヴヴヴガガー」

という大きな唸り声が聞こえてきた。その正体は大きなゴブリンだった。思ったよりも想像どうりの見た目をしているなどと考えてるうちにハッとした

先ほどの依頼書を取り出した。

なんとゴブリンの討伐依頼だったのだ

『やった、これは好都合だ』

「お前を倒すよ、あ、でもどうやって魔法をつかうの?えーとさっきの杖みたいに頭のなかで思い浮かべて…」

『えーとなんか火みたいなやつ出ろ!』

そう思った次の瞬間杖の先から赤いレーザービームのようなものが出てきた

それビームがゴブリンの体を突き破った

「えーーー!」

驚いているうちにもうゴブリンは息絶えていた

「これはもしかして僕本当に強くなっているのでは?」

でも本には詠唱しないといけない的なことが書いてた気がする。なぜ頭のなかで考えただけで魔法が打てたのかわからない

「でもとりあえずこのゴブリンをどうにかしないとだな。さてどうするか…」

そう考えていた矢先、村の方から凄まじい轟音がしてきた

「何事!?」

何が起きているのかわからないがひとまず村に向かうことにした


その光景を見て僕は絶句した。

先ほどまで建っていた図書館や食堂はもう原型をとどめていない。

それだけではない村を出るまでは楽しく遊んでいたであろう子供が体が真っ二つになって息絶えている

『一体何が起きていんだ?』

そこにさっきの村長さんがボロボロの状態で後ろから地面をはい寄ってきた。

「村長さん!一体何が!」

「旅の御方…お逃げください…奴らが攻めて来ました…」

「奴ら?それは一体誰なんですか?」

「それは…魔お…… 」

そこで村長は息絶えてしまった

『奴らって誰だ』

そんなことをかんがえようとした瞬間その答えが空から返って来た。

「『それは、魔王軍』だろ?」

後ろを振り返った。そこには宙に浮いている少年が居た。黒いローブをまとっていて頭には角のようなものも見える。まるで悪魔のようだ

「誰?」

「俺は魔王軍幹部【無力のムナギ】この村を滅ぼせという命令があったので滅ぼさせてもらった。」

「は?何だよそれ…」

「聞きたいことがある。貴様はこの村の住民か?」

「だったらどうする?」

「殺す。」

僕は考えることなく杖を召喚した。

「貴様、魔法使いか、残念だったな。」

「どういう意味?」

「貴様が俺と戦うのならいずれわかるさ。さてさっきの質問の答えを聞かせろ、貴様はこの村の住民か?」

「違う。」

「ではなぜ俺と戦おうとする?」

「この村の人たちを殺したからだ。」

「たったそれだけか?まあいい、そちらから仕掛けてきたのなら命令になくても戦うことも殺すことも許されるだろう。かかってこい。」

僕はこのあと起こることを予想できただろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。