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バーンの居場所

「さぁ、ここから何処に行こうか?」

『あの…剣崎くん。私の封印は?』

『あ、ごめん、先にそっちだね。』

「ごめん!先にバーンの封印だけ解いていい?」

「もちろんだよ!」

「アリアさんは…」

「えーと、バーンって?」

「……自己紹介からしたほうが良さそうだね。」

「だね〜」

「アリアさん。少し長くなるけど、俺達の昔話をさせてくれる?」

そして俺達は歩きながら自己紹介が始まった。



「?????」

「ってことで俺とユウトはこの世界じゃない所で死んでこの世界の神様に拾われて、色々あって捕まって脱獄してここにいるってわけ」

「…すいません。ちょっと情報が…」

「あ〜、ごめん。意味わかんないよね…」

「…意味はわからないけど、なんとなく嘘ではないと感じました」

「信じてくれたってことでいい?」

「はい!」

「じゃあ、教えてもらってもいい?アリアさんの事を。もし嫌なら言える範囲でいいので…」

「アリアでいいですよ、そっちのほうがなんかいいです!」

「わかった!」

「では、お二人と同じく少し長くなりますが……」

そう前置きをしてアリアは自分の過去、姉について、自分の故郷で起こったこと、などいろいろなことを話した。

「あの…二人とも、そんなに大泣きしなくても…」

「だって!だってさ!」

「そんな悲しいことって…」

二人はアリアの過去を知って大泣きしている

「…そのガントレット…お母さんの思いがこもってるんだね…」

「はい!このガントレットは、レッドクロコダイルの素材でできていて、燃えないという特別な性質があるんです。」

「なるほど…つまりそれを着けているときは物に触れても燃えないということなんだね」

「そうです!」

「…ところでアリアのお姉さんは今はどこに行っているとかの情報は?」

剣崎が泣きながら質問した。

「それが…魔王軍に……」

「……それじゃあさ」

ユウトが口を開いた

「僕達が国から逃げる序にアリアのお姉さんを探さない?」

「いいね!それ!」

「え?」

「え?アリアだって会いたくない?お姉さん?」

「どうやって?」

「魔王とやらに会いに行く。そこからは何も考えてないけど…」

「あの…ユウトさん…」

「剣崎くんはこんな感じの人です。」

「えぇ…」

「でも僕はこの人についていきたい。なんだか素敵な旅になる気がするんだ。」

「その気持ちには同意です。」

「あれ?何の話だったっけ?」

「バーンの封印を解くんでしょ?」

「だったね。危ない、アリアの話の内容が濃くて全部忘れるところだった。」

「で、バーンの封印場所って何処なの?」

「確かに何処にあるの?」

『バーン何処にあるの?』

『この森のこの道をもう少し進むとわかると思うよ!』

『少しってどれくらい?』

『大体〜あと一日ぐらいかな~』

『一日?マジ?』

『マジ。』

『マジか〜』

「この道をあと一日進めばわかるってさ」

「「一日!?」」

「うん。一日。いい?」

「たった一日?」

「ん?」

「てっきり僕はあともう少しでついて即戦闘って思ってたから少し…」

「私も…」

「え?」

「一日ぐらいどーってことないよ。」

「うん。」

「じゃあ二人ともついてきてくれるの?」

「もちろん!僕ははなからそのつもりだよ?」

「私も!手伝えることをしたい!」

「二人とも…ありがとう!行こう!」

こうして俺達はバーンの封印場所に向かうことにした。


「まさか…これ?」

「どうだろう…」

剣崎達一行は目の前に100mほどの大きな崖が現れた。

しかし驚くのはそこではない。

扉だ。

崖にとてつもない大きさの扉があるのだ。

『バーン?この扉って…』

『到着したみたいだね〜』

『?』

『剣崎くん。この扉の奥に私が封印されてるんだよねー、入ってみよう!』

『いやいやいやちょっと待って、この扉、でかすぎじゃない??』

『まあ…入ればわかるよ。』

『どうゆうこと?』

『まあまあ〜』

「これみたい…」

「ずいぶんというか、とんでもない大きさだね。」

扉の大きさはは100mほどの崖のほとんどを占めている

「この扉…開けられるの?」

俺は扉の目の前に立って扉に両手を押し当てた

「ユウト、アリア、このドア開けるの手伝って! 」

「「わかった!」」

三人で扉に手を当てた

「「「せーの!!!!」」」

俺達は同時に力を込めた

「開けーーーー!!!!」

しかし扉はびくともしない

「駄目だね。」

「剣崎くんどうするの?」

「……」

『バーン。この扉って壊しても?』

『え?別にいいけど?』

『了解。』

「二人とも、離れて。」

「…何か思いついたんだね。じゃあ任せていい?」

「いいよ!」

「わかった。アリアさん離れよう。」

「はい!というかアリアで良いですよ」

「うーん何と言うか僕はアリアさんのほうが言いやすいといいますか、しっくりくると言いますか…

まあとにかくそう呼ばせてください。」

「そうなんですか、わかりますか!」

「二人とも離れた?」

「うん!離れたよ!」

「よし!『出てこい』魔剣!」

『どうする気?』

『壊すだけだけど?いいよね?』

『もちろん!そっちのほうが面白そうだし!』

「ブラスターオン!!」

魔剣が周囲の魔力を吸い始めた。

「この感じ、久しぶりだな〜」

「剣崎くん!?何この吸引!!」

「魔剣に魔力を吸わせてる!!」

「なにをする気ですか!?」

「バーンに許可を得たから、扉を壊そうかなって」

「ええ!?どういうこと!?」

「魔王の幹部にぶつけたやつをぶつける!」

「待って!それってこの辺吹き飛ぶんじゃ!?」

「あっ、、、」

「えっ、嘘でしょ?」

「……よし!即興で新技いってみよう!」

「マジでーーー!!!!」

「行くぞ!」

『この前みたいに剣は大きくなくていい、でも細かくバラバラに、そうできるくらいの威力で!!』

『クロスノヴァクラスター!!!!!!!!!!』

直後とんでもない光が発生してユウトとアリアは目の前が真っ白になった

「何この威力!?」

そうアリアが言った次の瞬間、突風と轟音が二人を襲った

「うわーーー!?」


二人をが目を開けた時には煙が立ち込めていた

その煙が開けた時、二人の前には大きな扉が立っていた

「…壊れてない?」

「まさかさっきの攻撃を耐えたの?」

「……よし。二人とも行こう。」

「え?剣崎さん、だって扉は…」

「え?開いてるよ?」

「?」

剣崎が扉に触れた瞬間。扉が塵になって消えた

「「??????」」

「ん?どうしたの?」

「ユウトさん。私すごい人についてきたのかもしれません。」

「奇遇だね。僕も今そう思ったところだよ…」

こうして俺達はバーンの封印場所に入った。


「というか、剣崎くん。必殺技撃って身体は大丈夫なの?前回はカリバーモードの必殺技撃って倒れたんでしょう?」

「確かに。でも大丈夫だと思う。前回は満身創痍だったから…」

「そうなのか…よかった」

「でも結構疲れたから連発はあまりできないかもね〜」

そうこうしている内に何かが見えてきた。

「剣崎さん!何かありましたよ!」

「本当だ!」

細い台座のような教卓のようなものに一冊の本が置いてある。

周囲には不気味なくらい何もない

「これは?」

「なんだろうね?聴いてみるね?」

『バーン?これなに?』

『フフフ。これに触れてご覧?』

『なんか怖いな…』

「これに触れろってさ。」

「触れればいいの?」

「うん!」

「じゃあ三人でせーので押そうよ!」

「いいね!そうしよう!」

「せーの!」

三人は本に手を乗せた

すると辺りが先ほどの剣崎の必殺技以上の光に包まれた

「「「うわーーーーー!!??」」」

目を開けるとそこは白い空間に変わっていた

「なにこれ!?」

「さっきの場所…じゃないみたいだね…」

「よく来たね。三人とも。」

後ろから剣崎しか聞いたことがない声が聞こえた。

「その声は!」

俺は後ろを振り返った

「バーン!!」

そして三人はバーンの姿を見た

「バーン?!本当にバーンなの?!」

そこには50mはある不死鳥が赤い身体を燃やしながら羽ばたいていた。

「ようこそ!私の封印場所に!!」

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