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少年と神々  作者: 暁月星
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8/9

第四項_君の住む世界 「K視点」

「カレーうっま!!」

ショゴスちゃんが作ったカレー美味しすぎる!サイコー!

なんか遊和さんは僕のような人を招いたことがないのか新鮮だと感じているのかな?ショゴちゃんはすっごいニコニコしながら食べてる⋯若干引きそう⋯

「ご飯食べ終わったら話すことあるから早めに食べておいて」

わぁ、なんか僕したっけ?目がマジなんですが⋯大丈夫かな?ショゴちゃんもなんか真剣な顔つきになっているから話しにくいよー。

「おっけ」

とりあえず了解を伝えるような言葉発しといたけど大丈夫だよね。カレーが美味しいからか、一旦考え事忘れる。控えめに言って最高。この隙に食べきって早めに怖そうなイベントを終わらせようと思ったら力が湧いてきた。おいしい!おいしい!おいしい!無限に食べられるかもー!

「カレー美味しかったぁーーーーーーーーーーごちそうさまでした!」

なんかまた二人(?)がニコニコしてるんだけど⋯この方々は情緒おかしい可能性があるってことだけは覚えておこう。さすがに怖い。

---

席に座らされて尋問みたいな物々しい雰囲気で話は始まった。

「んでんで、お話ってなーにー?」

少し話しやすくなるように気軽に話しかける。

「君、ピアス持ってるだろ?それにおまじないを掛けてさせてほしいんだ。そうするとニャルとお話ができるようになるんだ」

「え!?ニャルちゃんとお話できるの!?ピアス貸すから掛けて掛けて!!!」

え!?素晴らしすぎないか!?ピアスを貸すだけでできるなら乗るしかない。でもなんか遊和さんは心配というか、呆れられている?そんな事を考えながらピアスを遊和さんに手渡す。そうすると遊和さんはすぐに、不思議な動作をしてすぐに返してくれた。

「ほら、これでいいはず」

ペコっとお辞儀をしてすぐに耳にピアスをつける。そうした途端にニャルちゃんの言葉が分かるようになった。すっご。

「はじめましてニャルちゃん!僕はK、なんかよくわからないけどこの世界にやってきた人間だよ!」

「あ、どうも⋯ニャルラトホテプです。身長は低いですが、これでも地球2、3個分の年齢は生きておりますので子供扱いだけはやめてくださいね」

可愛すぎないかこの子ー!健気ちびっこ敬語キャラとか最高じゃないか!もっとお話してみようと思った途端、遊和さんに肩を叩かれた。

「さて、Kここからが本題だ。たぶん君はもともと住んでいた()()()()()()に帰ることはできない」

「えっ!?それってどういう事!?」


訳がわからない。「だって、僕の住む世界は悪い人なんてこれっぽちもいないのに、どうして。」とぐるぐる考え込んでいるとショゴスちゃんが優しく教えてくれた。

『わかりやすく言うとね、この世界には凶暴な神様が跋扈していて、もし君が色々な奴らに目をつけられていたら、君のいる世界の住人が危ないから確認してから返そうと思っているんだって!』

なるほど⋯わからん。僕、直感はいいけど難しい話はよく理解しようと思えないんだよね。というか、自分がもともといた世界じゃないんだから、興味を持てなくて当然だよね。でも、みんな(ヴィランズ)に会えないのは寂しいかも⋯

「会えないかわりに明日君の世界に行こうと思うんだけど、どうしたい?」

いや、行って良いのかーい!と思わずツッコミを入れたくなった。でも嬉しい。うん、嬉しい!

「あ、そうそう。僕とショゴスは女だから君はニャルと一緒に隣の部屋に行って寝てくれ」

「えぇ!?遊和さんって男の子じゃないんですか!?嘘ぉ⋯ごめんなさい」

なんか勘違いしてたな⋯人は見かけによらないとはこのことか。

『いいよいいよ、男子会楽しんでねー』

ま、でもニャルちゃんといっぱいお話できるならそれでいいや!

「うん、ありがとねー」

そうして僕は、ニャルちゃんと一緒に楽しいお泊り会をすることにした。

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