↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ちょっと待った‼️侯爵令嬢はその誓約書には絶対サインしません  作者: 栗原 猫
第一章 時間が戻ったようです
21/21

学園生活が始まりました。

いつもありがとうございます(*´▽`人)♪


中々話が纏まらず、更新が遅れがちで楽しみにされている方には申し訳ありません(m´・ω・`)m


遅筆ですが、これからもよろしくお願い致しますm(_ _)m

 嵐の入学式から暫く経って私も少し学園生活に慣れてきました。レオノール様がいつも一緒に行動して下さるのでナタリー様を見かけても倒れる事は無くなってきました。彼女を見るだけで相変わらず心臓がドキドキして、冷や汗が出るのでまだまだ苦手なのですけれど……。クロード殿下とレオノール様のフォローのおかげで何とか落ち着いています。


 アルバート殿下との週1回のお茶会は、学園ではランチタイムに変わりました。勿論レオノール様もご一緒です。2人で食べるより大勢の方が楽しく過ごせると言う事で、最近は殿下の御学友もご一緒の時もあります。アルバート殿下と2人きりだとどうしても緊張してしまうので、とても助かります。


 そんな感じで私はようやく学園生活にも溶け込み始めました。


「レオノール様、プリシラ様、ごきげんよう。」


声をかけられて振り向くと、前の時間で仲良しだったお二人でした。


「ごきげんよう、舞踏会ぶりですわね。」


レオノール様が答えると、お二人は嬉しそうに微笑みました。


「同じクラスなので、もっと早くお声をかけたかったのですけど、お二人の周りに他の方もいらっしゃったので……。」


そうなのです、王女であるレオノール様とアルバート殿下の婚約者である私たちと仲良くなろうと休み時間毎に誰かれ声をかけていらっしゃったので、中々お二人と話す機会が無かったのでした。


「カティ様とフリーダ様でしたよね。声をかけて下さって嬉しいです。」


私がそう言うと、お二人は目をキラキラさせて、


「覚えていてくださって嬉しいです。」


とニッコリ笑いました。


「どうぞこれからもよろしくお願い致します。」


お二人と再び話せて、なんだかホッコリしました。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


新学期が始まったけど、私は中々アルバート殿下と接触できる機会がない。あの舞踏会の時はご挨拶しただけだし、沢山の方とお話されてたから私の事など覚えている訳もなく……。あーぁ、つまらない。


殿下は大体御学友や取り巻きの方に囲まれてらっしゃるから取り付くシマもないし……。お父様はお前は可愛いのだから、きっと殿下に見初められるって仰ったけど、きっかけが無いもの……。


私が園庭の噴水の水を見つめながら考えて居ると、ちょうどやってきたのは殿下の御学友の1人、サモン伯爵家の次男、ジルベルト様……。

ちょうど良いわ、彼とお近付きになって、上手いことアルバート殿下と接点を作りましょう。


私はワザと彼の目の前でザブザブと水の中に入り探し物をする振りをした。


「君、どうしたの?まだ水は冷たいよ、風邪引くよ。」


思った通り、慌ててジルベルト様は駆け寄ってきた。


「あ……。水の中に落としてしまって……。」


私は水の中から髪留めを掬うと彼に見せる。


「お気に入りの髪留めだったんです……。」


しおらしく見えるようションボリと答えると、ジルベルト様はポケットからハンカチを出して私に渡した。それから来ていた上着を脱いで私の肩にかけると、


「風邪ひいたらいけないから保健室に行こう。」


そう言ってエスコートして下さった。


「ありがとうございます。」


私はハンカチを握りしめてお礼を言った。あ、少し赤くなってる?もしかして、私の事気に入ってくれたのかしら?

彼はそのまま保健室で先生に引き継ぐとではまた……と言って出ていった。

私は噴水に入った事で、保健の先生と担任の先生に怒られたけれど、今日の収穫に満足して全然気にならなかった。


今日の事を上手く利用して、絶対アルバート殿下と仲良くなって見せるんだから……。私はジルベルト様に頂いたハンカチを見ながら微笑んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。