第15話 頭のいい魔法少女と色々抜けてる契約妖精
今日はテスト返しだ。だが、ほとんどの教科はテスト返しが終わったらすぐに普通に授業をするため授業がなくなるといったことはない。
「なぁなぁ!物理どうだった!?俺45点だったぜ!」
「...ギリ赤点回避か。俺は81点だ。」
「あっぶねぇ!!」
「あっはっは!!」
「成瀬はどうだった?」
「え!?」
「点数だよ点数。」
「あ、いや、あは、は...。その、な?」
「おいお前まさか...!」
「86点でした☆」
「「そっちかよ!!」」
「いやぁ!まさかこんな取れるとは思わなかったぜぇ!!やっぱり?俺は天才だったんだよなぁ?」
「くっ。1度赤点取ったの忘れてないからな!」
「ふふ。それでもぼ・く・は?今回君たちに勝ってるからねぇ?」
今回高得点を取ったらしい成瀬君。だが、それでも平均88点の壁は越えられなかったようだ。
「私98点だったよぉ...。」
「やっぱり加奈子は頭いいね...。私は91点だったよ。」
「真希ちゃんも結構取れてるじゃん!」
女子はほとんど全員が90点超えで唯一89点を取ったのは橘さんだった。
「ねぇねぇ。ねむちゃんは何点だった?」
今まで誰も聞きに来なくて気楽だったのに佐々木さんが聞きに来る。
「100」
「うわ!凄いね!!私は97点だったよ。」
「ん。それだけ取れてれば十分。」
「そうかな?」
「ん。」
「...ありがと。」
はにかみながらお礼を言う佐々木さん。
そうして、授業にテスト返しが加わっていつもより騒がしい一日が終わった。なお、テストは全て満点であった。
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「やっぱりねむちゃん凄いねぇ...。」
「うん。まだ2回しかテストやってないけど全部満点だもん...。沙羅は今回教えられたみたいだけどね!」
「まぁ本人は見られてるのに気づいてないみたいだけどね?」
「そりゃ気づかれないように皆チラ見してるからね!」
「ば、バレたら...あの時の、二の舞に...!うぅ...。」
「ちょっと昨日何があったのよ?」
「あ、いやぁ、ちょっと、な。」
「なに?そんなやましい事があったの?」
「うっ...。ん。」
「まじで?どんな!?」
「────」
「はぇー...。ねむちゃんが名前呼びとちゃん付けか...。」
「その時下半身がキュンってしたんだよな...。」
「「「「......。」」」」
「い、いや。確かにその状況が私に起こったら私もそうなりそうだけど、ね?」
「た、確かに...。」
「く、倉野しゃんは、妖艶、でした...。」
「「「「くっ...!」」」」
なんと淫靡な言葉だろうか。想像したら私まで...。
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───
「...ただいま...。」
「お帰りなさいませ。」
「ん。」
黒奈に出迎えられてそのまま部屋に入る。
「マスターの容体は後五時間後に完治します。」
「...そう。」
「...ご飯にしますか?お風呂にしますか?それともわ・た・し?」
「......。」
急に良くテレビで見るやつをやり出す黒奈。見てるだけで恥ずかしくなってくる。
「...ヤミ。」
「ん?なぁに?」
「仕込んだ?」
「...。う、ううん...。」
「...そ。」
「ほっ...。ん?いだぁぁ!?!?」
「どうされましたか?ヤミさん。」
「いてて...いや。なんでもないよ。」
「では、また私に御教授下さいませ。」
「あーー!!!あーー!!!!」
「.........ヤミ???」
「ち、違うんだよ??ね?ボクはただそうすると喜ばれるかも?って言っただけだからね!?...あっ...。」
「...明白。」
「うわぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
ヤミは頭が凹むかもしれないぐらいの強さでグリグリされていたのであった。ちなみにねむはというと、ただただ無表情で刑を執行していた。
「マスター?何をしているんですか??」
「ん。刑を執行中。」
「体に響くのでやめてください。」
「......ん。」
「いやぁ助かったよぉ黒奈!!」
「ヤミさんもマスターの体に響かせるようなことをしないでください。」
「あ、はい。」
そうして一日が終わった。




