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スターウォーズはノンフィクション

前回のお話:蓮に案内されて着いた部屋に、真琴という女性と大吾という男性がいた。真琴たちに自分たちの能力を見せて、改めて無害だと証明し信頼してもらえた山門とフロース。東京がなぜ壊滅したかを真琴に聞いている話の途中である。


「本当に地獄なのはここからよ..」

「地獄...?あのロボットに何かつながりがあるのか?」

「そうね...

飛来物が落下した後、東京は壊滅状態に陥った。建物は崩れ、土砂にのまれ、大きな被害が出た。

それでも東京の半分ぐらいの人間は生き残っていたと思うわ。...強い国よ日本は。

でも、今の東京にほとんど人は残っていない。はっきりと、いないと決めつけるわけではないけと...

望みは薄いわね。

じゃあ、なぜ人間がいなくなったのか。

それは...奴らが....」


そういう真琴の目には涙があふれ出ていた。


「無理はしなくていい..」

「いえ、ごめんなさい...




奴らっていうのは、地球外生命体、いわゆる宇宙人のこと。

この国は、宇宙人の侵略下にあるの。」

「な...なに!?宇宙人!?」


宇宙人...本当にそんなものが存在するなんて...

確かに、この広い宇宙において、地球にだけ生命体が存在する可能性の方が低いだろう。

だが、太陽系あるいは、観測できる星には生命体はおろか水すら存在しないはずだ。


「どこから、その宇宙人とやらはやってきたんだ?」

「しらない。わからないの。

奴らは、我々の想像もつかないテクノロジーを持っている。

そのひとつが、あのロボットよ。

あのロボットは、我々のこの星を探索、そして人間を捕獲するための機械なの。」

「捕獲だって!!?」

「捕獲といっても、全員が全員捕獲されるわけではないわ、捕獲対象なのは若い人間に限るの」

「捕獲対象に条件付きか...ロボットといっても結構高度な知能を持っているんだな。

条件に満たされないものはどうなるんだ?」

「条件に満たされない人間は、殺される...山門も見たかしら?奴らの武器を。」

「あぁ、レーザーだろ?」

「そう、あのレーザーは鋼鉄ですら貫通する。避けるしか防ぐ術がないの。」

「レーザーだけじゃないぜ、奴らは固く、パワーもある。俺たちの銃は一切効かない。戦車に搭載している51口径の銃弾でやっとこさ、壊せるぐらいだ。」

「あいつらは、その技術をもって、人々を惨殺していったわ。私たち自衛隊も、国民を守るため戦った。でもかなわなかった。私たちの目の前で、人々が殺されていった....


私は恨んだ、自分の無力さ、弱さに...でも、それでも逃げるしかなかったの。生き残るために。」


泣きながら、真琴は状況を説明してくれた。

なんてこった。状況は予想以上に最悪だ。

戦車と同等の火力を持つロボットがうろちょろしてるとか,,,勝ち目がないな...

ただ、普通の人間なら..だ。


「なるほどな、だが、俺なら戦えるかもしれない。武器さえあれば、相手を圧倒できる。

それに、フロースもいる。火炎魔法は効かなかったが、5大元素魔法は他にもある、水、風、雷、地、

残りの4つを駆使すれば何とかなるだろう。」

「そうね!!遅れをとったけど、次会ったらケチョンケチョンにしてやるんだから!!おなかも一杯になったし!!」

「頼もしいわね。あなたたちが味方で本当によかった。でも、それだけじゃないの。」

「と..いうと?」

「あのロボットはあくまでも偵察機、戦闘機が他にもいるの。そして一番やっかいなのが宇宙人よ。」

「宇宙人...そんなにやばいのか?」

「実は、宇宙人本体は1体しか観測されていない...だけどね、なんというか...フロースあなたのような特殊な力を使うの。」

「えぇ....!!!??魔法を使うの??」

「いえ、はっきりと見たわけではない、ただ1回だけ実際にあいつ(宇宙人)を見たことがあるの。

山門、あなたスターウォーズは好き?」

「なんだ?急に?嫌いじゃないが、詳しくはないかな。」

「あいつらは、スターウォーズのフォースのような、手を触れていないのに相手を拘束したり投げ飛ばしたりする力をもっているわ。」

「なっっ!!!なんだって!!!!??」


うそ..だろ...フォース!?超能力か??

スターウォーズはノンフィクションだった...まさかな...

そんな馬鹿な話があるか。


「そんな...うそだろ...」

「残念ながら、本当よ。」

「宇宙人の目的はなんなんだ?」

「わからない....私たちも、そこまで今の状況に詳しくはないのよ。最近は、あまり地上に上がっていない。基本的に蓮が情報を調査してくれるけど長時間地上にいることはないから、あまり細かい情報はないわ。ただ、いい噂は聞かない...」

「そうか...」


状況は深刻...いや絶望だ。マグナ・ティエーラの方がまだ希望があった。

あの世界では、魔法使いが複数人いたし、武器(エクスカリバー)があった。

この世界では、相手に対抗できる能力をもっている人間があまりにも少なすぎる。


そんな時だった。俺が落胆している時、フロースが喋り出した。


「ヤマト、大丈夫よ。」

「...何が??」

「安心して、大丈夫よ。」

「だから何が??」

「ケンスを呼ぶわ。」

「...はぁ???」


ケンスは、マグナ・ティエーラで魔王討伐隊の一人だった男だ。

主に補助魔法を扱えて、ここに転移させてくれたのもケンスの力によるものだ。

ちなみに、俺が東京にいるときに頭を殴り無理やり転移させたのもこいつだ。

凄腕の魔法使いではあるのだが....いかんせん性格に問題がある。


「いや...フロース...あのな。まず、どうやって向こうと連絡をとるんだ」

「会話なんかはできないわ。でもね、これがあるの!」


そういうと、フロースは丸い球を取りだした。


「....なんだそれ?」

「これはね、ケンスが持って行けってくれた球なの。これを壊すことで救助信号をケンスに送ることができるのよ!!」

「本当か!!!」


確かに、この日本の状況で一人でも魔法使いが増える方が心強い。

おそらく、何万人分の力になってくれるだろう。

だが...


「おいちょっと待て、今使っていいのか?」

「何が?」

「いや、もっと、何処でつかうだとか、タイミングがあるんじゃ..」

「うるさいわね!!今使わないで何時使うのよ!!」

「....いまでしょ...?」


そういうと、フロースはその球を思い切り地面にたたきつけた。

なんとか、区切りをつけれました。ストーリーが滅茶苦茶かもしれません...

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