マジックナイト
颯爽と現れた、その鎧の騎士はクリーム色の髪の毛でショートボブヘア、身長は165cm程度だろうか。
つぶらな瞳が特徴的で、どこかもじもじしているようにも見えた。
「なぁああああんだ、きさまはぁああああああ!!!!」
敵はぶち切れ状態であり、見境なしに攻撃してくる。
「危ない!!!」
そうして放った一太刀も見事に剣で受け流した。
2度、3度、剣を交わし、攻撃をいなす。
その姿はまるでダンスをしてるかのごとく美しく、しなやかだった。
「ガァアアアアアアア!!!!」
敵は逆上しており、言葉も出ない状況だった。
「テンポ、あげますね、スミマセン」
音速の剣技
次の瞬間、女騎士の攻撃の速さが上がった。
剣をふるたびにその攻撃が速くなる。
「ガッガァアアア!!!」
少しづつだが、相手に攻撃が入るようになってきた。
攻撃が相手に効いているときには、すでにその攻撃は目視できないレベルだった。
「キッきさまぁああああ!!!」
「これで最後ですね、スミマセン」
滅却の太刀
もはや目では追い切れない速さで、相手に何度も斬撃を食らわせ敵はバラバラになってしまった。
「ア...ガァハ...」
敵は、あのすさまじい攻撃をくらってなお、息があるようだった。
「普通は、粉々になるほどの攻撃なのに...すごい生命力だ...」
そういって、剣を鞘に戻し、真琴のほうに近づいてきた。
「大丈夫ですか?遅くなってしまってスミマセン。真琴さんですよね?」
「え...ええ。」
「よかったぁ、違う人だったらどうしようかと思いました。スミマセン...」
「あの、あなたは??」
「あぁ、僕はユウ、向こうの世界でマジックナイトとして活動しています。スミマセン...」
男性...なのだろうか。胸ははっきりと大きい、おそらく女性だが口調は男性のようなのだろう。
「あの....歩けますか??」
「あ....えぇ、大丈夫。」
全身に痛みはあるが、歩けないほどではなかった。
「そ..それより蓮が!!!」
蓮は、敵の攻撃を受けて気絶していた。
「蓮!!!大丈夫、蓮!!!?」
気を失ってはいるが、呼吸があり息はできている。何とか助かったようだ。
「この人が蓮さんですね、スミマセン」
「そう....私たちのこと知っているのね。」
「はい、向こうでケンスさんにひと通り聞いてきましたので。
あの、起きたらこれを飲ませてあげてください。」
そういうと、小さな小瓶にはいった赤い液体を出した。
「あなたも、飲んでおいた方がいいですねスミマセン」
「え...これは何!?」
「えっっと、簡単に言うと回復薬です。」
回復薬...!!あのRPGでは薬草などでおなじみのHPを復活させる代物。
「ほ...ほんとに飲んで大丈夫なの...」
「あぁ....わかりません。スミマセン」
(えっわからないの!!??)
「あ...あと、この手紙も預かってきました」
「手紙!?」
すると、白い封筒に入った手紙が出てきた。
宛名はケンスからだった。
『Dear 愛しの麗しの花君へ(あと、むさくるしい男たちへ)
君たちを残し、こちらの世界に戻ってしまったことすまなかったね。
フロースはなんとか一命をとりとめ、少しづつ元気を取り戻しつつあるよ。』
「よかった。」
フロースは何とか無事に向こうの世界にたどり着いたようだ。
『今すぐにでも元の世界に戻りたいのだが、残念だがまだ僕は戻れそうにない。
その代わりといってはなんだが、そこにいるユウとカレンを君たちのもとに届けることにした。』
「ん....カレン!?もう一人いるの?」
「あ...カレンとはここに来る途中にはぐれてしまったんです。スミマセン」
「えぇ....」
「大丈夫です。僕はあっちのことを探せないけど、あっちは僕のことを探せるので」
「そう...なんだ...」
『ユウは、マグナ・ティエーラで最強の騎士、サキのもとで修業を積んでいる魔法騎士なんだ。まだまだ修行の身ではあるが、センスはサキを超えるといわれている逸材さ。
あと、カレンはポッツという妖精の女王の娘の一人で、回復魔法を使える貴重な存在さ。
きっと君たちの力になってくれるはずだよ。
僕もきっとそっちの世界に戻るからそれまで、二人と頑張ってほしい。....』
後ろの方は、長々と愛のポエムが書かれていたので省略。
「無駄にポエムが書いてあるけど、要約するとあなたたちが助けに来たってことね。
あなた、魔法騎士なのね。」
「そう...ですね....スミマセン」
「さっきから気になってたけど、その語尾のスミマセンってやめてくれない?」
「あぁ!!!!スミマセン、癖で抜けなくて!!スミマセン、気を付けます!スミマセン」
(注意すると3倍でかえってきた....)
「と...とにかく、心強い味方だわ!!」
そのあと、真琴は事情を説明してこれからの行動について話し合った。
「とりあえず、カレンさん?と合流した方がいいんじゃない?」
「カレンは大丈夫です。絶対に見つからないし、彼女はきっと僕たちを見つけるので。」
「いや、なんでそんなことがわかるのよ??」
「カレンは探知能力がすごいんです。妖精だからってこともあるんですけど...スミマセン」
「そうなんだ。」
「とにかく、はやくその京都って場所に向かった方がよい気がします。スミマセン」
「わかった。とりあえず京都に向かう方向で行動しましょう。」
「はい!」
「ねぇ、ひとつ気になることがあるんだけど....
あなた、私たちを探すためにめちゃくちゃ剣で木を切ってたりしないわよね??」
「っっっ!? し....知りませんよ!!!」
(えぇ......バレバレなんですけど。というか、嘘ついたら「スミマセン」いわへんのかい!!)
「と...とりあえず、無茶な行動は控えてね....」
「はっ!!はい!!」
めちゃくちゃな性格だ...と思いつつ、この強さは脅威である。
頼もしい味方をつけ、三名は京都へ向かって移動するのだった。
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≪そのころ、バラバラになった女の宇宙人は...≫
バラバラになった死体を小熊が近づいて食べようとしていた。
その瞬間!!
近くに漂っていた、煙が小熊の中へ入っていく。
「はぁ、た...助かった」
小熊は2足歩行になり、ふわふわと空を飛び移動を始めた。
「あいつら、覚えてなさいよ!!!」
最近寝不足です。どんだけ寝ても眠いのですが、これは病気なのでしょうか。どれぐらい寝ても眠いのであれば、逆に寝ないほうがよいのではないかとおもいます。いかがですかね?(笑)




