death chase
《崩壊後の宇宙人の陣地》
「まんまとしてやられたなぁ...」
ボロボロになった基地の上空では薄紫のゲートが広がっている。
「ほんとよ!!もう!!あんな変な奴にやられるなんて!
ペトロの責任は重いわよぉ??」
女の宇宙人がそういうと、ぼそぼそと年をとった宇宙人が口を開いた。
「そうだな...まさかあんな小細工をしていたとは...」
「俺はよかったがなぁ!あいつは、あんなんじゃ死ぬタマじゃねぇ...部下にするのが楽しみだぜぇ」
「あんた,,,本気でいってんの??」
「あぁ...あの力があれば,,,宇宙征服だって....」
「はぁ?何???」
「いやぁ...(クックック)」
「とにかくじゃ!動かせる偵察機を出して、あの者たちを捉えようぞ!
特級騎士を付けて追わせても構わん!!王が来る前に事を片づけるのじゃ!」
「おぉ...そいつは賛成だぁ...俺の部隊も導入するぜぇ...」
そういうと、ユダは拳を振り上げた。
その瞬間、空から2~3体の小さな生き物が現れた。
背丈は1mぐらい。
見た目は、目が大きく耳もとんがっており身体の細さの割に腕が太いアンバランスな生き物だった。
「お呼びですかご主人様?」
「あぁ、この星の人間を捕まえてきてほしい。殺すなよぉ...生け捕りにして連れてこい...」
「かしこまりました。」
そういうと、3体の生物は散りじりになっていった。
「うげぇ!オプトラの星のやつらじゃない!あんたあんなの部下にしてたの!?」
「あぁ...忠実で主人の為なら死も恐れない使い勝手のいい奴らなんだよぉ...」
「見た目が気持ち悪いのよぉ!もっとキュートな可愛らしい見た目の生き物にしなさいよ!」
「うるせぇ...!!!さぁ...楽しませてくれよなぁ....」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
《一方、西に向かう山門たち》
京都に向かう為、山梨方面に移動中。
移動し始めて4時間ほどが経過している。
「今のところは追ってはこないな...いまどのあたりなんだ真琴?」
「そうね、もうじき奥多摩町を超えたところかしら?普通なら1時間ぐらいで来れるんだけどやっぱり時間がかかってるわね」
「敵の偵察機をかいくぐり移動する必要があるから大通りを避けてるからな。」
3年間も経過している地面は舗装もされておらずボロボロだった。
それも相まって予定よりも時間がかかっていた。
「マップによれば、偵察機は東京をメインにしか動けないとか..
東京を越えたら、なんとかなるわ!」
「そうか...できるだけ飛ばして移動しよう!」
味方は一人でも多い方がいい、一刻も早く京都に移動する必要がある。
「よし!山梨に入るわよ!」
そう安心していた時だった。
キィーーーーーーーーン!!
上の方から高音の音が聞こえた
「何だ!?」
窓を開けて外を見てみると、宇宙人が乗っているだろう宇宙船が上空を旋回していた。
「あぁ!!!!宇宙船だ!!!」
上空の宇宙船から何やら光が見える、俺たちを探しているらしい。
「大吾!!森だ!!迂回して森にはいれ!!」
ズザザザザ!!!
ガードレールを突き破って、山門たちはそのまま森に入っていった。
「クソ!!もう追手が来たのか!!」
「ロボットは動かせなくても、宇宙船を使って追ってこれるみたいね。」
ただ、ミッツの地図にはこうなることも予想して、山からのルートも示していてくれた。
木が車を隠してくれるからなんとかばれずに進めそうだ。
ガタガタの山道を進みながら北東へすすむ。
「あの宇宙船に見つかったかしら?」
「分からない...ただ、バレたと考えた方がいいかもな...」
山道を進み続け、
そのまま1時間ほど進んだろころで、車がぬかるみにはまってしまった。
ギュルルルルル!!!
「駄目だぁ!!!うごかねぇ!!」
タイヤはしっかりぬかるみにとハマってしまったようだ。
「大吾!俺が車を持ちあげるから車から降りておいてくれ!」
車から皆降りてもらい、車を持ち上げようとした瞬間だった....
背中に悪寒が走った。
「...何か来る!!!!お前ら伏せろ!!!!」
「えっ!!??」
その瞬間、木の上から何かが降ってきた。
車の上に衝突し、車を破壊してしまった。
「うわぁ!!!!何だ!?」
「何!?」
落ちてきたのは、なんとも言えない生物だった。
「オマエたちが、ユダ様がいっていた”人間”か??」
「なっ!ユダ!?お前らユダの手下か!!」
「大人しく、捕まってもらおうか..」
そういうと、その生き物は殴りかかってきた。
ドゴォ!
とっさにガードした俺はなんとか受け止めることができた。
ガードは出来たが何発も受けられそうにない。
「くそ!!蓮、武器を取ってくれ」
「渡せればいいんだが、残念ながらあの車の下敷きだ」
「なっ!!くそぉ、素手でこいつを倒さなきゃだめか...」
「大人しくつかまれ、そうすれば痛い目をみずにすむぞ」
「はぁ!?なめんなよ!!!」
そういって、振りかざした拳を受け止め、その生き物を木に投げ飛ばした。
「はぁ....クソ!あんな見た目だが強さはマグナ・ティエーラにいたオークぐらいはあるな..」
木にぶつけてダメージをあたえたかに見えたが、その生物は、まだまだピンピンしていた。
「おい!真琴、蓮、大吾!俺が敵と戦っているうちに先にいけ!!」
「えっ!!でも!!」
「いいから先にいけ!!直ぐに追いつく!!!」
「わ....わかった!!」
真琴たちは、車から無事そうな武器や食料だけとって先に逃げて行った。
「へぇ、見逃してくれるんだな。」
「オレの目的はあくまでもオマエだけだ...」
「なるほどな、俺も変な奴に好かれちゃったな。」
「フン!他の仲間がどうするかは分からんが...な。」
あぁ、やはりコイツ1体だけじゃないようだ..さっさと倒さないと
そういうと、敵はとびかかってきた。
バスッッ!
拳を受け止めきれた俺はそのまま...
「素手の戦闘は得意じゃないが...」
"太陽の拳"
この技は、日光が出ている間だけ放つことができる。
単純なツキだが、威力を1.5倍させ、魔物であれば熱ダメージを与える
敵はそのまま、吹き飛び先の木にぶつかった。
「グオワァアアア!!!」
魔物ではないようだが、どうやら熱ダメージは効いてくれたようだ。
「はぁ、はぁ...くそぉ!!」
コイツ...魔王の部下なみに強い。聖剣無しで闘うのはきつすぎる。
ふらふらになりながら、俺は真琴たちの後を追いかけた。
後から考えれば、まだまだ序の口だったことをその時の俺は知らなかった。
寒いですね。スマブラやらキムタクが如くやらが発売してゲーム業界がにぎわっていますが、正月はゲームやってみようかな。引き籠りになりそうで怖いです。




