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権現山での攻防

真琴と蓮は山道をひたすら逃げていた。


人間ではない生き物を見るのは初めてで、得体の入れない恐怖にかられていまた。


今から考えると、始め日本を襲来した宇宙人は人型で気持ち悪さは無かったが、今度の敵は見たことのない姿であり畏怖の感情があった。


「ちょっと待って!!」


真琴は蓮を呼び止めた。



「な....なんだよ!」


「流石にもう追手は来ないんじゃない...? あまり逃げると後から山門と会えなくなるかもしれないし」


「ハァハァ...そうか...」


二人は、立ち止まって周りを見た。


大分深いところまで走ってきたらしい。ここが何処なのか見当もつかない。


「ここ...何処なのかしら...」


「さぁな...ただ、ピンチなのは確かだな...」


「そうね...途中で大吾ともはぐれちゃったし...」


蓮と真琴と大吾は3人で逃げていた、あの化け物は実は1体ではなくもう1体いて3人の後を追ってきたのだった。


なんとか攻撃をかいくぐり、逃げている途中、大吾とははぐれてしまったのだ。


「やっぱりあの時、少しでもあの化け物と戦っておくべきだったのかも..」


「無理だ、あの化け物は山門ですら苦労していた相手だぜ、俺たちにかないっこない。」


敵を倒す為に、改造した武器をいくつか持ってきていたのだが、自動車と一緒に下敷きになっていまい、手元にはハンドガンと、敵のアジトで奪ってきた刀しかなかった。


「とりあえず、敵は近くにはいなさそうだし、このまま山のふもとまで歩きましょう。」


「なっ...!!大吾は探さなくて大丈夫なのかよ!!」


「山の中で遭難したら、できるだけ動かずに留まるか、道が分かれば山から抜けることが鉄則なの、自衛隊にいたころに教わったんだけど、大吾も恐らく山のふもとに向かうはずよ。それに大吾の方が山には詳しいから。必ずまた会えるわ!」


「わかった...」


二人はそのまま、静かに山を進み始めた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《一方、敵を倒した山門》


「ハァハァ...あいつら何処に行ったんだ!!」


なんとか敵を倒したが、ダメージが結構残っている。

あいつの他に何体もまだこの山にいるのであれば、かなりキツイ...


そんなとき、遠くの方から、激しく低い地響きが届いた。


「な!!なんだ!?」


この振動...まさか!!!


「クソ!!誰も死ぬんじゃないぞ!!」


そのまま俺は、音のする方に急いで向かっていった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《蓮と真琴の二人とはぐれてしまった大吾》


「うぉおおおおお!!!」


ドゴォ!!!


「ニンゲンが....ちょこまかと動きやがって」


大吾は、怪物と戦っていた。

蓮と真琴とはぐれた後、一旦は敵を撒いたのだが、運が悪くまた敵と遭遇してしまった。


「ハァハァ...これでもくらえ!!」


大吾は、持っていた中型の電子銃を敵に向かってはなった。


「グゥオオオオオ!!!」


化け物は、全身を震わせながらその場に倒れこんだ。


「おぉ!!やった!」


「その武器...ご主人様のものヲ...!!」


ただ、完全にやっつけたという訳ではなさそうだった。

化け物は、倒れこんだ状態だが少しづつ動き出そうとしていた。


「クソ!!ロボットだったら一発なのに!!」


「あんな、ガラクタと一緒にするナ!!」


そういって怪物は飛びかかってきた。


「ぐわぁあああああ」


飛びかかってきたところ、なんとか回避しようとした大吾だったが、逃げきれず片足を攻撃されてしまった。


「ハハハ、これでちょこまかと逃げられんだろう」


その怪物の手から長い爪が生える。


「さぁ叫んで仲間を呼ぶが良い」


「だ...だれが!!!」


「馬鹿な奴だ.....ならば死ね!!!!!」


ガンッッ!!!


その瞬間、怪物の背中に鈍い音が走った。振り返るとそこには山門が立っていた。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


間一髪、俺が放った石が上手く敵に命中してくれた。


「グォオオオオオオオ!!!気様ぁ!!!」


「はは!!!そいつはくれてやる!!土産に持って帰ったらどうだ??

 おら!!もう一発!!!」


手に持っていたもう一つの石を敵に向かって思いっきり投げた。

敵は、石をよけようと大吾から離れた。

走って大吾のもとに駆け寄る


「間に合った、!!大丈夫か大吾!」


「なんとか命だけはたすかったよ。ただ、....」


敵にやられたのか、右足があらぬ方向に曲がっていた。


「クソ!!ちょっと待ってろよ、とりあえずアイツを片づける」


敵は臨戦態勢にあり前の敵とは違い隙が少なく大技はあたりそうになさそうだった。


「気様、我が同胞を倒したのだな!!」


「あぁ!?テメーらから襲ってきたんだろうが!正当防衛だよ!」


「なるほど...では、こちらも本気をださねばなるまい...」


ビュッッ!!


そういうと、怪物は口から液体を吐き出してきた。


「なっ!!なんだぁ!?」


なんとか、回避したが地面が溶けている...


「よくよけたな...」


「溶けてる!!胃酸かなんかか!?」


「次はこうはいかんぞ!!」


また怪物は口から液体を吐き出す、だが俺に向かってではなかった。


「あぁ!!しまった」


そう、怪物は動けない大吾をねらっていた。


「はは!!どうだ見たか!!」


「くそ!!!ぐぁああああ!!!」


なんとか、間に入って大吾を守ることができた。


「やまとぉ!!!」


「だ....大丈夫だ...」


「甘いやつだ..ほおっておけば勝てるものを...」


「そりゃできない話だ、俺は勇者だからな」


「ユウシャ!?何だそれは??」


「てめぇには、分からない世界の話だ...ただここは勝たせて貰うぜ!!!」


そういった瞬間、目の前にまた光り輝く剣が現れた。

最近また寒くなってきました。インフルエンザも流行っているみたいです。皆さんも気を付けて下さい。

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