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サイコーなボディー

前回のお話:山門たちを救ったミッツという人物。じつはミッツは驚くべき能力を持っていた。その能力とは不死身の能力だった。驚いている山門たち。そんな山門たちに、ミッツは何故こうなったか語り始めるのであった。

「そう...あれはホットな夏の日だった....」


「ミーは、さすらいの放浪者だった...その日も街の平和の為、公園にステイしていたんだ。」

「いやカッコよく言ってるけどホームレスじゃねぇか!!!」

「No!No!ケ・セラ・セラね!!」

「山門、ツッコんでいたら話が前に進まないわ...」

「く....わかった。頼むからできるだけ、シンプルに話してくれ。」

「OK!OK!ミーは、ご飯を調達する為、メタルを調達していたんだ」

「空き缶だな..」

「一生懸命探していると、後ろから誰かに殴られて気を失ってしまった...気付いたら別の場所にいたんだ」

「なっ...なに!?」

「山門!!それってあなたと...」


そうだ...

俺も同じように異世界に転移された...


こいつも同じだってのか?


「おい!!それから??どうなったんだ??」

「焦るなよボーーイ!お楽しみはここからだぜ!

 ミーが連れていかれた場所は、暗く、ジメっとしたところで、まわりには、グレイトな動物たちが取り囲んで出迎えてくれたんだ」

「ぐ...グレイトな動物?」

「イエーーース!!口から火が出ている奴とか、腕がトゲトゲのやつとか、ボスらしき奴は、めちゃくちゃ大きくて、立派なツノが生えていて、翼も有って、エクセレントなフォームをしていたよ!!」

「.....

なぁミッツ...そのボスらしきやつは、額に赤い鉱石が入ってなかったか...?」

「Oh!!そのとおりだよヤマト!!君もあの動物を知っているのかい!?」

「み...ミッツ...


そいつは魔王だよ...」

「えぇ?ホントなの山門??」

「あぁ、俺が倒したから間違いない。

ミッツお前は恐らく、魔王軍に転移魔法をかけられて連れてこられたんだ」

「What's??なんだいそりゃ??」

「あぁ、話すとややこしくなるからシンプルに話すと、

こっちの世界の人間は、転移先の世界では超人的な力を手に入れる。こっちの世界で適当な人間を連れてきて、洗脳して、戦力にしようとしたんだろう?」

「えぇ.....そんな....ウソでしょ....」

「まぁ、あくまでも予想だけどな..で?その後どうなったんだ?」

「そうだね!そのあと、その動物たちに、なんか地面に絵が書いてある所に連れていかれて座らされたんだ。その時は、美味しいディナーでも御馳走してくれるのかと思っていただんだが、動物たちが変な言葉を話しだして、下の絵が光り出した。

そしたら、ミーのボディが悲鳴をあげ出してね!そりゃもう、天にも昇る痛みだったよ!!

長い間そのままずっと、同じ状態でね、で、気付いたらこうなってたってわけさ。」

「ま...まじかよ...」

「どういうことなの山門?」

「まぁ、あくまでも推測だが、転移してきたミッツに不老不死の魔法をかけたのかもしれない。

悪いい方をすると実験台になったってことだ。

確かに、不老不死の魔法は、あっちの世界じゃずっと研究されてきていて、それこそ魔王軍の悲願でもあった。

魔王は、世界征服と不老不死を目指していたからな。

不老不死の実験は、ずっと魔王軍で研究されてたんだろうけど、魔王と同じぐらいのスキルをもつ魔物はそうはいない、だから勇者クラスの人間を実験台にする為に転移魔法をつかったってことだ。」

「そ...それでこんなゾンビみたいになっちゃったってわけね...」


ま...まじかよ...

なんて、人生だ...ホームレスだったのがゾンビになったって?

それでこのテンション....なんか....輝いて見えてきたよ...


「そこから、色々やらされたけど、どうにも上手くいかなくてね。

 気付いたらまた、頭を殴られてこっちの世界に戻ってきたってわけさぁ!!」

「壮絶な人生のくせに、底抜けに明るいな...」

「そりゃそうだろう!!こんなサイコーのボディ!!!ミーはサイコーな気分だぜ!!

 ヤマト!!お前もうらやましいんだろう?実は、かわってほしいとか思ってるんだろう?」

「いや、一ミリたりとも、ゾンビになりたいとは思わないな...

その底抜けに明るい性格には尊敬するが。」

「アッ!!ハッ!!ハァ!!褒めないでくれよ!てれるじゃないか!!」


俺以外にも、マグナ・ティエーラに送り込まれた奴がいたなんて..驚きだ。

性格は別にして、この能力は戦力になる!!


「ミッツ!!あいつらを倒すのに力を貸してくれないか?」

「Oh!!ヤマト!!きみも最高のハートビーをもっているじゃないか!!」

「なんなんだよそのハートビーって!」

「ハッハッハ!!嬉しいお誘いだ!!だが、ソーリー。

 ミーは君たちの仲間になることはできない。」

「えっ!!!!!どうして!?」

「それは...ミーはヒーローだからさ!!」

「それと、これと、どう関係があるんだ??」

「関係大ありなんだ!ミーにはやらなければならない事が有る」

「やるべきこと?」

「あぁ、そしてそれにユーたちを巻き込むわけにはいかないんだ。」

「水臭いじゃないか!!俺たちも手伝うよ!!」

「いや.....ダメなんだよ!!これはミーが一人でやらないといけない!!

 その代わりと言っては何だが、ユーたちに良いニュースを教えようじゃないか。」

「ニュース??」

「イエーーース!ユーたちはあまり現状に詳しくないんじゃないか?」

「え...まぁ...」

「東京は、このありさまだ。じゃぁ、他の都道府県や海外はどうなっているか知りたくないかい?

 じつは、東京は隔離されているんだ。」

「隔離!?」

「そうさ!!言い換えれば、この世界から隔離されている」

「な....なんだって...!?」

「宇宙人の征服地として、誰も干渉しない...何故か分かるかい?」

「宇宙人の報復をおそれて...か?」

「グレイト!!!その通りだよ!レンボーイ!!

 宇宙人は、東京を征服し、大量の虐殺・拉致をした。そして、見せつけの為に、小規模の島を一つ消し去ったのさ!」

「ばかな!!」

「残念ながら、本当だよ!それから、誰も、どの国もこの東京には干渉していない。絶望的な状況だが...

 まぁ、つまりだ!西日本はまだ無事だってことさ」

「西日本...」

「そうさ!なので、西日本に向かうといい。いや、向かってほしい。この状況を有る人間に伝えてほしい。」

「ある人間って?」

「あぁ、ミーの旧友だ。頼む!京都に向かってくれ!」


かくして、俺たちは京都に向かうことになる。


第一章~東京編終了~


≪次回に続く≫

1章が終わりました。25話で1章が終わったので、100話ぐらいで完結できるかもしれませんね。そこまでどれぐらいかかるか分かりませんが、お付き合いいただければ嬉しいです。

※ご愛読ありがとうございます。よければ感想・評価・ブックマーク宜しくお願いします。

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