変態2
前回のお話:爆発のおかげで何とか脱出しアジトに戻ってきたヤマトたち。そんなヤマト達に忍び寄る一人の男が...そのおとこは、自分が助けたのだといい、勇者と名乗るのであった。
「ゆ...勇者ぁ!?」
思わず4人全員で声を上げてしまった....
こんな変態が勇者だなんて。世紀末なわけだ...
「そうだぜ!ミーはこの混沌の世界を救わんとする、正義のヒーロー!!!勇者なのだよ!!」
「あのー...勇者さん...」
「そして!!!!私のこの栄光のストーリーはまだ始まったばかり!!!」
「きけよ!!人の話を!!!」
「Oh!!ソーリー、なんだい青年!!」
「青年じゃなくて俺は山門って名前なんだよ!」
「Oh!!ヤマト!?なるほどぉ!君も最高にヒーローじゃないか!!」
「はぁ??」
「だって”ヤマト”は世界大戦の戦艦の名前だろう!?」
「いや、漢字がちがうし、戦艦大和はアメリカに撃沈されてんだよ!!てか、いちいちうるせぇな!話が前にすすまねぇだろ!!」
「Oh!!ソーリー」
「その”Oh!!”もやめろ!!」
「小さい事は気にするなよ!ヤマト!!」
イライラしてきた...なんだこいつ!!!
こんな奴が勇者だって??
「と...とりあえず?自己紹介したら?私は真琴、こっちは蓮で、こっちが大吾。」
「Nice to meet you !!私の名前は、ミッツと呼んでくれ!!」
「み...ミッツ??」
「あぁ!!どうだい??勇者っぽい名前だろう」
「いや...どちらかといえば、オネェみたいだな...」
「Oh!!ヤマト!!それは褒め言葉かい??」
「う.....うん...」
「サンキューーーー!!!」
あ....アホだ.....
最高にアホなやつだ.....
「に...日本出身じゃないのかしら??」
「No.No!! 生まれも育ちもジャパニーーーーズ!!」
「いや、日本人みたいだぜ、ここのネームプレートに”田中光男”って書いてある」
「ウワーーーーオ!!!アグリーなことはよしてくれよ!!」
「めちゃめちゃ普通な名前じゃねーーか!!!」
「名前は関係ナッシング!!!重要なのはハートビーだぜ!!」
「じゃぁ、ミッツ。まず爆発だ。どうやってあの量の爆弾を、確保・設置・爆発させられたんだ?」
「んーーーーGoodな質問だヤマト!!
火薬は、武器があれば確保できるだぜ!宇宙船が落ちたあの日、ミーは米軍基地に行ったんだぜ!」
「べ...米軍!?」
「そうさ!!そして、そこにあった武器を使って爆発物をつくったんだ。幸いアメリカは日本のこの状況に非協力的だったからね。武器は残して直ぐに群を撤退させたんだ。」
米軍...そういや日本以外の国がどうなっているかなんか気にしていなかったな...
「で、爆弾をつくって城に潜入したと、あの城への抜け道を作ったのもアナタ?」
「そうさ!!めちゃくちゃ時間はかかったけど、グレイトな通路だっただろ??」
「ま...まぁ、役にはたったよ...
で、その後城に潜入して...そういえばユダが罠に引っ掛かったっていってたな。それはミッツ、お前のことだったのか?」
「ユダ??あぁ、あのミュータントかい?そうさ!!罠があると疑ってはいたが捕まった人たちを救いたかったからね!!」
「あの剣の嵐を受けて無事だったのか??」
「あぁ!!なんてったって僕は勇者だからね!!!」
「いやそういうことじゃなくて、どうやってしのいだんだ?」
「それは....こういうことさ!!!」
グサ!!!
そういって、ミッツは持っていた刀を自らに刺した。
「はぁ????ちょっ!!!!おい!!!!」
「キャーーーーーー!!!!」
その場に倒れてしまったミッツ。
本当に何を考えているんだコイツは!!自殺!?
そう考えている次の瞬間、ミッツは立ち上がった。刀が刺さった状態で...
「ソーリー!びっくりさせたね!!」
「は.....な.....どうなって!!!」
「これが!僕のヒーローパワァーーーー!!!ほらヤマト、君も刺してごらん」
そいって刀を渡してきた。
俺は疑いながも刀を思いっきり刺した。
グサ!!!
その場で倒れるミッツ。
だた、数秒すれば立ち上がる...どうなってんだ??
「すごいだろう??僕は不死身なんだ!」
「ふ...不死身!?そんなバカな話が??」
「ありえないかい??ヤマト!!ひとつ面白い話をしよう。フランスの小説家ジュール・ヴェルヌはこういう明言を残している『人間が頭の中で想像出来ることは全て人間が実際に出来ることである。』と。
この世に、人間が想像して不可能なんてことはないんだよ。」
ば...ばかげている!!確かに何度刺しても死なない...その能力は不死身といっていいだろう。
ただ、理解の範疇を越えている...
「....そんな甘い話じゃないはずだ」
「え?どういうこと??蓮??」
「テメェ、なんでそんなすごい能力がありながら、助けられなかった?
不死身なら、多少腕に自信がなくてもやりようがあるんじゃないか?」
「フフフ,,,鋭いじゃないか少年!!!」
「少年じゃねぇ!!」
「その通り!!ミーの能力は条件がある!!ミーの体は不死身だ!しかし、身体が弱いのだよ!」
「な...なんって!?弱いってどれぐらい...」
「そうだな...例えば、小石に躓くと体がバラバラになってしまう!!」
「はぁあああああああ!?」
ば....バカすぎる!!なんてバカな能力なんだ!!!
不死身とは都合のいい能力だと思っていたが、そんなにもろいと話にならない!!
「私がこんな体になってしまったのには理由があるのだよ...」
そういって、ミッツは語り始めた
≪次回に続く≫
仕事をやっていると、なんでこんなことやってんだろう、って気になりますよね?私は、そんな時すげぇスケベな姉ちゃんを思い浮かべます。そうすることで、気持ちが楽になります。なんでだろう...不思議ですね人間って。最近のオススメは”大原優乃”ちゃんです。ぜひチェックしてみてください。
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