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閑話休題

というわけで、所謂一つの時間稼ぎエピソードです。

例えば日常ギャグパート的なものを書こうとすると2000文字に数日かかりますが、こういう軽いどうでもいいような駄文なら30分でかけるので非常に気楽です。


なおこのタイトルホンペンペン中、ワープやジャンプドライブが活躍することは……そもそも搭載してないので読み飛ばしていただいてもかまいません()

というかこのあやふやな妄想をうまく捏造するには知能も文章力も足りなかったのでぜひ読み飛ばしてください(実態はコレ

地球勢力たる俺たちにとっての星系内航法装置としえば、今も使っているグラヴィティ・アクセラレータであるが、これは散々愚痴ってきたとおり、星系内移動用としては役立たずのクソッタレである。

もちろん短距離移動用として使うのであれば、そのエコロズィーともいえる燃費性能の良さから使い勝手のいいものとなるが、やはり宇宙ってのはとにかくだだっぴろく、星系中央付近(地球)から星系の片隅まで飛ぼうと思うと何日も消費してしまう。


そこでやはり使いたくなるのがワープドライブという、地球では内製できていない超絶テクノロジーを使用した移動手段である。

もちろん我が愛機となる無償提供された小型カチコミ艦、YHI-100には搭載されていない――というか艦のサイズ的に搭載できない――ので使えないのだが、仮にこいつが無制限に使用できるのであれば、地球からエッジワース・カイパーベルトに移動して、海賊ぶちのめして帰ったとしても1日あれば事足りるくらい短縮できるのだ。


といってもワープドライブはあくまで星系内航法装置であり、星系外に飛び出て、最も近いお隣の星系まで旅行するにはちょいと力不足である。

もちろんグラヴィティ・アクセラレータでお隣の星系まで旅行することに比べたら圧倒的にマシなのだが、最大航行速度1c(光速)では光年単位となる隣接星系までの旅行をお気軽に行うのはやはりつらい。


さて、このワープドライブの原理であるが、大昔の地球人もなかなかいいとこまで行っていた原理に近いものが使用されている。

これはもちろん地球人用にカスタマイズされたモンキーモデルというわけではなく、銀河の勢力も同じ原理のものを使用しているわけだ。

地球人的にいろいろ置き換えて説明するのであれば、ワープ航法の基本はアルクビエレ・ドライブであり、ワープドライブを搭載した艦の周囲にワープバブルを発生させ、バブルの内側にある艦とその内容物全ての質量をほぼ0とすることで、光速移動を可能にするという機能である。


アルクビエレ・ドライブの欠点は、そのワープバブルを発生させるために必要なエネルギーがあまりにも膨大であったということだが、研究が進むにつれてその必要とされるエネルギーの総量が少なくなっていったとおり、今搭載されているワープドライブは核融合炉で事足りるようになっている。

必要エネルギー軽減に必要だったのは、ワープドライブを動かしてワープバブルを発生させるための触媒であり、俺たちが宇宙でやっていくにあたって毎度お世話になっているダークマターのうちの一部を利用するという技術であったというわけだ。


ダークマターの質量はモノによるが0または負の質量を持っていて、通常我々3次元の物質に干渉することはないが、地球人ではまだ未解明の手法(触媒)を使うことによって干渉したりされるように変質させることができるようになっている。

ワープドライブで使用する触媒によって干渉できるようになった0質量や負の質量を持つダークマターで艦全体を包み込む(バブリングする)ことによって、そのバブルの外側から見た艦や中に乗っている俺(仮)の「見た目上の質量」は0もしくは負数ということになる。

として、バブル発生時に同時に発生させる重力波に"乗る"ことで光速移動が開始されるという技術である。


これはディスカバリー・パイロットたちの間で「次元サーフィン」と呼ばれているもので、何故サーフィンかというと重力波に乗るという現象もあるが、そのワープドライブの原理を説明されるときに使われる図解が原因でもある。


我々は、見たことないものであれ想像の産物であれ、我々に備わっている妄想力を駆使して既知の何かに例え、あるいは置き換えることで説明することができるという能力を持っている。

エロイ人に言わせれば、この能力こそが知的生命体が知的生命体たりうる条件のうちの一つらしいが、俺には関係ないので割愛する。


俺たちが住んでいる世界、あるいは宇宙は例えるならば決して割れないシャボン玉(あるいは風船)の内側にあるようなものらしい。

シャボン玉のシャボン部分は4次元でできていて、その内側の膜に沿っている部分が3次元である。

シャボン玉の膜は、地球上で膨らませるシャボン玉のように球状というわけではなく、3次元的に撓んで歪んでグニャグニャらしいが、それを図解で説明しようとするとしっちゃかめっちゃかになるため、説明上でもそこは注釈のみで割愛されていた。

もちろん膜の中央部分である空間も4次元でできている。


その内側に太陽系やらミルキーウェイやらが引っ付いていて、通常我々はその膜に沿うようにしてしか移動ができない。

その膜の内側の最大移動速度は1光速であり、それを超える速度は基本的に出すことはできないというのが前提条件だ。


光速で移動できるモノは限られていて、そのうちの一つが光子や重力波などであり、俺たちが使っているワープドライブは重力派に乗って光速度移動をするものであるから、重力波という波を起こす必要が出てくる。

重力波に乗るためには、自身をワープバブルで包み込み、その質量を実質0以下にする必要がある。

そしてワープバブルで包み込んだ自身を光速で発射するために重力波を発生する必要がある。


ここで先述のシャボン玉の膜がもう一度出てくることになる。

俺のいる位置のシャボン玉の膜の外側から、膜を指先でチョイと押してやる――もちろん比喩表現――と、その一点を中心として波が発生する――もっと言えば俺の周囲は全て下り坂になるともいえる……これは膨らませた風船を指で押してやれば理解できるだろう。

その波と一緒に坂を転げ落ちるように移動することで、俺が光速移動できるということである。


もちろんこれらはたとえ話であり、実際のシャボン玉は3次元であり、その内側の膜は平面であるので2次元なのだが、これが先述した"置き換え"という単語にかかってくるわけだ。

つまり、俺たちにわかりやすいように次元を1個ずつ格下げした例え話で説明すれば、上位次元の説明ですら可能になるということである。


なお勇気ある地球人パイロット兼研究者の報告によると、バブル内部の物質は実質ニュートリノと化しているということであり、惑星や恒星、その他色々な障害物をすり抜けによってぶつかることなく目的地まで真っすぐ移動することが可能なようだ。

もちろんニュートリノであるから、すり抜けると同時にぶつかって反射する俺もいるということであり、結果的に無事な俺だけがバブルを抜けて俺に戻るとはいえ、数えきれないほどの俺が障害物にぶつかって死んでいくというのは気持ちの悪い話ではあるが、まあここはどうでもいい話なので置いとくとしようじゃないか。


ともかく、こういうわけのわからない話が座学において延々と続けられていたわけであるが、イチユーザでしかない俺(言っておくが俺は文系マンだ)にとっては技術的理論的理解なんぞどうでもいいと思っており、使えるんならそれでええやんのノリであるので、これを他人に説明しようとすると、とりとめのない話になりがちであるのは謝罪すべきだろうか。


さて、折角ワープドライブの話をしたので、今度はジャンプドライブの話もしよう。


この世界はシャボン玉あるいは風船の内側にあるという話はもうしたはずだ。

ジャンプドライブを説明するのはもっと簡単で、このシャボン玉あるいは風船の内側を挟みこんで、俺がいる地点と目的地の地点とでくっつけてしまえばいいという強引なものである。

ようは、指で摘まんでくっつければ簡単でしょう?というブツだ。


これが球体の真逆の地点とくっつけようとすると一気に難易度――その膜への次元干渉に扱うエネルギーや資源――が上がるが、すぐ近く(距離にして数十光年とかそういうレベル)ならば指でチョイと摘まんでやれば事足りるので実現できた技術らしい。

そのためワープドライブの後にジャンプドライブが開発されるまではそれほど時間がかからなかったということであるが、地球人にとってどちらも謎技術であることには変わりない。


コイツの欠点は、チョイと押すだけでも重力波が発生するというのに、がっつりつまんで挟み込むという力をかける必要があるということだ。

そこで発生する重力波はかなり大きく、例えば惑星付近で使用すると周囲の物質をはじき出してしまうリスクもあるため、ジャンプドライブを使う為には星系の外側まで行かなければならない。

そこで、星系内航法装置として光速で飛ぶことのできるワープドライブを搭載していることが、ジャンプドライブを搭載するための最低条件となる。

なにしろ、星系の片隅のディープスペースに飛ぶために何日もかけているようでは話にならないからだ。


もちろん、星系の片隅で重力波を発生させたからと言って星系内に全く影響がないという話にはならないのだが、それぞれの重力発生源から距離をとることによってある程度は緩和、というか中和できるそうなので、一応そうしているというレベルらしい。


さて、ジャンプドライブの理論となったもののうちの一つとしてあるのが、実のところワームホールと呼ばれているものの一種だそうだ。

シャボンあるいは風船の膜は不安定というかむしろ不定形といっていい類のもので、勝手に撓んだり歪んだりするため、うっかり他の地点とくっついたりすることもあるそうで、それが過去ワームホールと呼ばれていた。

そいつを人為的に起こして目的地とくっつけようぜというのがジャンプドライブである。


あえてワームホールの一種と呼んだのは、「本来の」ワームホールは、膜の内側に筒を置いてやれば直線的最短距離で移動できるよねというものであり、その技術は開発中なのだそうな。

ジャンプドライブと比べると移動時間は多めにかかるものの重力波発生などのリスクは少なく、筒の維持と筒の内部空間を安定させることができれば、超長距離の移動もかなり楽になりうるということで、ミルキーウェイ的にはかなり注目度の高い技術だそうだ。

ワームホールまでくると、俺の知識もまた聞きのまた聞きの更になんとやらレベルのものになってしまうため、あやふや度が天元突破してしまうのはご容赦いただきたい。

今週平日は投稿お休みさせていただきます。

定時帰宅ならば文章を捏造する暇があるが生活は貧しく、残業まみれだと食費が無駄にかかるし文章捏造する暇もない。

どちらがいいかと言われると微妙なところですね。

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