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スライムで何が悪い!  作者: 大きなノッポの古時計
第1章 始まりのスライム
4/5

エピソード3

自分なりにうまく文をまとめられたと思います。ぜひ、楽しんでいってくださいね。

 「スライム族!えっ嘘だろ……終わったわ。」俺の伝説は一瞬で終わりをつげた。

「おーい、チュートリアル終わった?」和哉からのチャットが丁度届いた。

「終わったぞ、どこに居る?」

「始まりの町ってところ。」ミニマップを確認してみる。どうやら始まりの町というのは、この草原を北の方に抜けた場所にあるらしい。

「俺が向かうから、なんか目立つ場所で待ってて。」

「OK。俺は、門の出入り口のど真ん中で仁王立ちしてるわ。」(周りのことを考えろよ。)と心の中でツッコミを入れ、俺は、始まりの町に向かって歩き始める。


 「何か酔いそう。」スライムの前進はそう気持ちの良いものではない。視点のぐらつきや目線の低さ。正直つらい。

「さっきはあんなに楽しかったのになぁ……」さっきまでの楽しみが嘘のようだ。この先暗い未来が待っていると思うと余計に辛くなる。俺はスライムになってしまった事をポジティブに考えるようにした。(エピソード0 参照)


 数分歩くと、やっと始まりの町の外壁が見えてきた。門にはメチャクチャ迷惑なリザードマン?が仁王立ちをして立っているのが見える。(あいつまじか……)そう思いながら近づいていく。

「着いたぞ。」かなり近くまで来たので、取り敢えずボイスチャットに切り替える。このチャットはフレンドにしか聞こえない。

「着いたのか?ドラゴンなんて見えないけどなー。」和哉もボイスチャットに切り替えたようだ。

「お前の目の前。」

「えっ、」リザードマンが少し見回して下を向く。

「もしかして、スライム?そうか、どんまい。」

「お前もドラゴンじゃないけどな。」

「俺はいいんだよ。勇斗のスライムと違って、俺のリザードマンは空は飛べないけど攻撃力高いし。」リザードマンはけしてハズレではない。ドラゴンの次に強い種族と言ってもいいだろう。

「まあ、お前も一週間ログインすれば、ドラゴンなれるしいいんじゃね?」そう、このゲームにはスライムのように弱い種族が嫌だと言ってログアウトするプレイヤーを減少させるべく、救済チケットが一週間ログイン時にもらえる。この救済チケットは種族の変更や特別な方法でしか手に入らない強力な魔法やスキルを使えるようになる素晴らしいアイテムだ。

「そうだな。取り敢えず俺は知識をまとめるとするわ。来週からのランキング見てろよ。「ユウ」の名前を刻み込んでやる。」

「はいはい。じゃあ、俺は早速狩りに出かけるぜ。じゃあな。」和哉は町の奥の方に消えていった。俺のスライムはとても弱い。その為、最初のレベル上げは草などを獲得したときに出る経験値で上げていかないといけない。RPG好きの和哉はその事を知っていたため、あえて俺に一緒に行こうと言わなかったのだ。

「俺も強くなって見返してやるぜ。」自信はないけど、それくらい行っておいても損はない。


 こうして俺のスローライフは、始まった。

最後まで見ていただきありがとうございました。次回からはスライムになった、ユウのスローライフについて書いていきます。また、見に来てくれると嬉しいです。

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