ニトロ・シュガー
この小説の更新を少しの間停止します、詳しくは活動報告を見てください。
目が覚める、ここは…保健室だ、またお世話になったのか、横を見ると、ラムが添い寝していた。
「え?……。」
少しビックリしたが、カグラで耐性は付いている、大丈夫だ。
「…………。」
俺はラムを起こさないように着替え、部屋を出る、違うベッドに皆いた、申し訳ない。
「あ。」
時計を確認して無かった。
見ると、2時40分になっていた。
「(は、早えぇぇええ!)」
だがよく考えたら放課後からずっと寝ていたのだ、少し早い位かもしれない。
「(…………散歩行くか。)」
靴を履き、外に出る。
ブラブラと歩いていると、サタンと出会った野原まで来た。
「流石にいないよな……。」
すると
「あ、あの!貴方は誰ですか?」
声をかけられた、誰だ?聞いたことある声だな。
そう思って振り返ってみるとサタンがいた。
「サタンですか。」
「? サタン?多分人違いだと思いますけど。」
「え?」
見た目は完全にサタンだ、だが目は開いているし、あの恐怖の笑顔も無い。
じゃあやっぱり人違いなのか?
「あの、貴方は誰ですか?」
「あぁ、俺はウィル・ホワイティ・リオンです、貴女は?。」
「私はニトロ・シュガーです。」
やっぱり人違いだったようだ、だいたいサタンはこんな敬語なんて使わない、最初っからタメ口だ。
「すみません、人違いでした。」「いえ、いいですよ、それより、少しお話しませんか。」
ニトロは木の下に座り、隣をポンポンしている。
「はい。」
俺は隣に座る。
「私は、自分が何者なのか、解らないんです。」
「え?」
聞いてないのに語りだした、OLか。
「何者か解らない?」
「はい、私は今どこにいるのか、私はなぜここにいるのか、全く解らないんです。」
こっちが解らない。
「気付いたらここにいて、しばらくしたら意識が途絶えて。」
「毎日?」
「毎日、かどうかは解りませんが、ずっとです。」
「いつからですか?」
「それが…思い出せないんです、前、私は、誰かと、何かをしていた様な気がするんですが…。」
人は、思い出したくない嫌な記憶があると、新しい嘘の記憶で塗り替えると聞いたことがあるが、記憶が消える事があるのか?
「ここには誰もいなくて、誰かに聞いて欲しかったんですが誰も来なくて…。」
「で、ちょうど通りがかった俺に話しかけたと。」
「は、はい、すみません。」
「いえ、良いですよ、暇ですし。」
ただ散歩してただけだし。
「ありがとうございます、続けますね、私は、どんな顔ですか?」
「どんな顔?」
サタンと同じで、綺麗な顔だが。
「ここには鏡も無いので、自分の顔が見えなくて。」
「あぁ、成る程、うーん…目は薄い青で、右目の下にほくろがあります。」
「あ、良かった、私の顔だ。」
ニトロは安心した、と言うような溜め息を吐いた。
それから俺達は、色んな事を話した、学校の事や、友達の事、たくさん話した。
気付くと、もう日が昇っていた、そろそろ帰らないといけない。
「すみません、もう帰らないと。」
「…そうですか、残念です、また来て下さいね。」
「はい。」
「絶対ですよ?」
「はい、絶対来ます。」
「じゃあ、さようなら。」
「さようなら。」
俺は、学校に戻る、少し遅くなってしまった、早く戻らねば。
散歩多いですね、ネタが無くて…。




