暇だ
皆様お久しぶりです。
久しぶりなので少し短めです。
最初は堕落王視点です。
―堕落王視点―
「……」
暇だ。
「うあー」
暇すぎて暇すぎて何もやる気が起きない。
「アイツはなんか遊んでるしなー」
アイツとは絶望王の事だ、たった一人の親友は忙しい様で、学校とやらに行っているらしい。
「あのぼっちマンが」
激しくブーメランだと言うのはどうでもいい。
「しょうがない、迎えに行くか」
そうして僕は準備を始める。
さぁ、楽しい愉しいお遊びの始まりだ。
―――――
――――
―――
――
―
―ウィル視点―
「こうして、治療魔法を過度にかけると、細胞が過活性化し、爆発する事が分かります」
いつもの様に魔法の授業を受けている。
生前ゲーム好きだった俺としてはとても興味深く、真面目に聞いていた。
すると、
突 然 隣 の 校 舎 が 爆 発 し た 。
物凄い爆風と熱、吹き荒れる。
「なんだ!?」
俺は辺りを見回す、負傷者が多い、取り敢えず全員に遠距離の治療魔法をかける。
「先生! あれは!?」
「分かりません、貴方はここで皆を看ていてください、私は様子を見てきます」
「…… はい」
俺も行きたかったが、まだ負傷者が残っている。
「ウィル君、大丈夫!?」
カグラ達は無事だった様で、こちらに駆け寄ってくる。
「大丈夫です、それより、他に負傷者はいませんか?」「あぁ、少し探した限りではいなかった」
ジョーカーも緊張している様だ、いつになく真面目な顔をしている。
「ではこの校舎の別の生徒を看て来ます」
「ちょっと待って、僕も行くよ」
カグラが前へ出る。
「…… 分かりました、行きましょう」
「うん」
断れば時間のロスだ、焦っていた俺はカグラを連れて他の教室に向かう。
他の教室は俺達の教室より被害が大きかった、布を敷いてその上に治療魔法で回復させて人達を寝かせる。
「違う階も見てみよう」
「はい」
気絶していたクジェスカを回復させ、一階に降りる。
下はもっと被害が大きく、死者もいた。
と、
「…… でも、…… !」
「い…… そんな ……」
声が聞こえる。
声が聞こえた部屋のドアを開けると、バーンとダイヤがいた。
「あ、ウィル……」
「これは何ですか?」
「知らねぇ…… それで今ダイヤと話してたんだ」
やっぱりバーンも分からないか……。
「とにかく、他に負傷者はいませんでしたか?」
「こっち(一階)は大丈夫だ、ダイヤが治してくれた」
「良かった、隣の校舎には?」
「いきなり吹き飛んだ方か、行ってない、先生が総出で見に行ったそうだが……」
「じゃあ行ってみようよ」
「…… どうする? ダイヤ」
「…………」
ダイヤは少し考え込む様な仕草をする。
「…… 行きましょう」
「よし、じゃあ行くか」
俺達は吹き飛んだ校舎の方へ向かった。




