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ラム・クジェスカ

今日は転校生が来るらしい、クラスメイトがザワザワしている。


「はーい、静かに。」


GTOが茶髪で髪が長く、背が小さめの女の子を連れてきた、凄い美人さんだ。


「じゃあ、クジェスカさん、自己紹介を。」

「はい、ラム・クジェスカです、剣士です。」

彼女は短く自己紹介をする。


「じゃあクジェスカさんの席はあそこです。」

「はい。」


クジェスカは一番窓際の空いた席に座る、隣には誰もいない。


「では最初は国語です、教科書の24ページを開いて下さい。」


授業が終わって、休憩の時間になった時。

「リオンさん、ちょっと。」

「はい。」


呼ばれる。


「なんでしょうか。」

「クジェスカさんに学校の案内してあげて。」

「え?俺がですか?」

「貴方説明上手いじゃない。」

「はぁ、解りました、けど時間が無いんじゃないですか?」

「授業免除にしてあげるから。」


それでいいのか教師が。


「解りました。」

「じゃ、よろしくね。」


俺は皆に囲まれているラムの所に行く。


「あの。」

「何?」

「先生に学校を案内するように頼まれたので、案内します。」

「そう。」


そう言って、ラムは席を立ち、俺に連れられて教室をでる。


「では付いてきて下さい。」


ラムは無言で頷く。


「ここが中庭で、日向ぼっこが出来ます。」

「……………。」


ラムは喋らない。


「ここが寮で、右が男子寮で、左が女子寮、真ん中にあるのが食堂です。」

「……………。」


何か喋れよ、て言うか、ラムは目に光が無いって言うか死んだような目をしているので怖い。


「ここが保健室で…。」

「ねぇ。」

「なんですか?」


ラムが始めて喋った。


「殴っていい?」

「駄目ですが、何故ですか?」


いきなり殴っていい?とか、なにコイツ。

「駄目じゃないでしょ。」

「いえ、駄目です。」

「何で?」

「それはこっちの台詞ですが、殴られると痛いから駄目です。」

「貴方が痛いなんて知らないわよ。」


なんだこの自己中女。


「じゃあ貴女は何故俺を殴りたいんですか?」

「私が殴りたいからよ。」


駄目だコイツ話通じねぇ。


「とにかく駄目です。」

「じゃあ勝手に殴るわ。」

「は?うぉ!」


いきなり殴ってきた、俺はそれを体を反らして回避する、だが拳が速い、髪がかすった。


「なんで避けるのよ。」

「当たりたくないからです。」

「当たりなさいよ。」

「いやです。」

「我儘言うんじゃないわよ!」

「我儘言ってるのは貴女のほうです。」

「チッ!可愛くないわね。」


お前もな。


「では説明を続けます。」

「……まだするの?」

「先生に言われたので。」

「よくする気になるわね。」

「先生に言われたので。」

「そう。」


俺は説明に戻る、学校は広く、説明が終わるまでには食事の時間になっていた。


「じゃあ食堂に行きましょう。」

「一緒には食べないわよ。」

「? 別に貴女と一緒に食べようとは思ってませんよ。」

「嘘おっしゃい。」

「何故そう思うんですか?」

「こんな美人と一緒にご飯を食べたいと思わない奴なんていないわよ。」


コイツ、ナルシストか。


「俺は貴女と一緒にご飯を食べたくありません。」

「ファッ!?!?!?」

「驚きすぎです。」

「な、なななななな何で!?」


慌てすぎたろ。


「私は今まで何人もの男に言い寄られてきたのよ!?」

「俺には関係ありません。」

「何でよ!?」

「普通突然殴って来るような人と一緒にご飯を食べたいなんて思いません。」

「な…なん、…で………。」

「貴女は美人ですが、我儘が過ぎます。」「私は王様の孫なのよ!?」


マジか、あ、ちょっとヤバいかも。


「お祖父様にに言い付けるわよ!?」

「何をですか?」

「え、ええと、それは……。」


言い付けれる訳が無い、俺は悪いことなんてしてないからな、やっぱりヤバくない。

「と、とにかく!私は王族よ!?」

「だから何ですか。」

「死刑にするわよ!?」

「じゃあ今ここで俺が貴女を殺します。」「こ、殺……?」

「殺した事が解らないように屋上に持っていって落として自殺した、と言います。」「そ、そんなこと…。」

「出来ます。」

「わ、わわ私は強いのよ!」

「確かに強いですが俺より弱いです。」

「嘘…。」

「嘘じゃありません、俺は氷で貴女の体を氷付けにしてから、刀の峰で貴女の頭をぶっ叩きます。」

「あ……あ………っ!」


ラムは腰が抜けたのか、ペタンと地面に尻餅を付いた。


「まぁ貴女が何もしないなら、俺も何もしません。」


そう言って手を差しのべる。


「ハ、ハァ、ハァ、ハァ、や、やだ、殺さないで!」

「いやだから何もしません。」

「やだ!来るな!来るな!来ないで!!」「何もしませんってば。」

「いやぁ!お願い!なんでもするから!お願いだから!殺さないで!なんでもするからぁぁあ!!!」

「えー…。」


なんだコイツ、人の話聞けよ。


「やだ!やだよぉ!死にたくない!!」

「だから殺さないって言ってるでしょ。」「殺さないでぇ!!お願いします!お願いします!何でもするから!!」

「なにやってんのウィル君、調教?」

「違います。」

「じゃ何やったの、お嬢様に命乞いさせるって。」

「実は……


俺は今までの事を話す、殴られるかけた所から。


「ふーん、で、この状況と。」

「はい。」

「どうする?殺っちゃう?」

「殺りません。」

「た、助けて…。」


ラムがすがるようにカグラに助けを求める。


「え?やだよ、ぶち殺すよ?」

「! 殺さないでぇ!何でもするからぁ!!」

「事態がややこしくなる用な事を言わないで下さい。」

「はーい。」


とりあえず、涙に濡れているラムに殺さない事を伝えなければ。


「ラムさん、別に俺は貴女を殺そうなんて思って無いですよ。」

「え…?…ほんとう……?」

「だから最初から言ってるじゃないですか。」

「あ、ありがとう!ありがとう!」


ラムが抱きついて来る。


「おい、てめぇ!」

「何よ。」


あれ?ラムがいつもの調子を取り戻した。

「僕のウィル君から離れろ。」

「貴女のじゃないわ、私のよ。」「貴女の物でもありません。」


どいつもこいつもなんだって言うんだ。


「ほぉお?やるって言うのかい?」

「何で私が貴女見たいな雑魚を相手にしないとならないのよ。」

「オラァ!」


カグラがラムに殴りかかる。


「雑魚は、黙ってろ!!!」

「ウッブァ!!!」


ラムはそれを華麗に避け、カウンターを食らわせる、カグラが窓を突き破って外に倒れる。


「……ラムさん…。」

「ラムって呼び捨てで呼んで♪」

「じゃあラム、……いや何でも無いです、食堂に行きましょう。」

「うん♪」


ラムは俺の腕に抱き付きながら歩く。


「ここが食堂です。」

「……………。」

あれ?また黙り始めた。

食堂に入ると。


「ラムちゃんだ。」

「ねぇー、ウィル君どうだった?」

「気に入らない雄猿ね。」

「えっ!?」

「何よ、雄猿。」

「うわ、きついね、嫌いなの?」

「嫌いね、こんな奴は。」

「あれ?でもさっきチラッと見えたけどラムちゃんウィル君にくっついてたような…。」

「それは…光の屈折よ。」

「え?光の屈折?」


いくらなんでも無理がある。


「ラム?」

「気安く私の名前を呼ばないで!この豚が!」

「えー…。」

「ラムちゃんきっつー!ウィル君大丈夫?」

「はい、大丈夫です。」

「こんな奴と一緒の空気を吸いたくないわ、早く行きましょ。」

「あ、うーん、じゃあね、ウィル君!」

「あ、はい。」


何なんだ本当に。

焼きそばを持って席につく。


「で、どうだった?お嬢様は。」


俺は話した、殴られかけた所から今に至るまで。


「………なんか、どんまい。」

「…はい。」

「災難だな。」

「お嬢様は変わってるね。」

「と言うかまた厄介なのが増えたな。」

「はい。」


食事の時間が終わり、教室に行こうとする、俺は最後に来たので遅かった。


「ウィル。」


ラムが話しかけてきた。


「なんでしょうか。」

「さっきは、ごめん!」

「何がですか?」

「えっと…雄猿なんて言っちゃって…。」「あぁ、それはいいですが何故急に態度が変わったんですか?」

「えぇっと…それは……ほら………は、は……。」

「何ですか?」

「は……か……ら……///」

「聞こえません。」

「は、恥ずかしかった…の……///」

「え?何がですか?」

「だ、だって、皆の前で、……その、あの、えっと、…///」

「は、はい、なんとなく言いたい事は解りました。」

「じゃあ……なでなでして?」

「は?」

「頭くしゃくしゃってやって?」

「何故ですか?」

「だって、私頑張ったもん!なでなでして?」

「は、はぁ、解りました。」


頭を撫でてやると、心から嬉しそうな笑顔を見せてくれた。


「ありがとう!ウィル///」

「は、はい。」


教室の前に来ると、ラムはまた静かになった。


「あ、帰って来た。」

「なにやってたの?」

「ラムの頭をn「黙りなさい!軽々しく私の名前を呼ばないで!!」

「……はい。」


ラムと別れて席につく。


「ウィル、何があったの?」

「ちょっと話して頭を撫でました。」

「え?どういう事?」

「頭を撫でてと言われたので。」

「え?でも今…。」

「何か皆の前では恥ずかしいらしいです。」

「そ、そうなんだ。」


そして放課後。


『一年生のラム・クジェスカさん、試験がありますので、試験室に来てください。』

放送が聞こえてきた、知らない声だ、生徒会に誰か入ったのか?


ラムが試験室に行く。


「なぁ。」

「何ですか?」


ジョーカーが話しかけくる。


「後つけていってみようぜ。」


バカか。


「何で?」

「あいつどれくらい強いか見てみたいからよ。」

「あぁ、成る程。」

「どうだ?行くか?」

「まぁ、そう言う事なら…。」


と言う訳でラムを追って試験室に来た。


「よし、ここら辺で見よう。」


扉を少し開けて4人で中を覗き見る。


「構えて下さい。」


バーンと…知らない奴がいる、新しく入った人だろうか。


「始め!」

「グァッハァ!?」

「フンッ!」


い、今起こった事をありのまま話すぜ、知らない奴が始めと言った瞬間、教師が血塗れになりながら吹き飛んでいった、何を言っているか解らねぇと思うが俺も何が起きたか解らねぇ、これは超スピードだとか魔法だとかチャチな物じゃねぇ、もっと恐ろしいものの片鱗を見てしまったぜ。


「すげーな、お前、俺より強いぞ。」

「当然よ。」


高飛車な振る舞いは変わらない。


「ラ、ム・クジェス、カ S、級……。」

「フン!」


「何だあれ、何だあれ。」

「強すぎだよ。」


確かに強い、後あれどんな仕組みだ。


「勝てる気しねぇな。」

「あれどんな仕組みなんでしょう。」

「さぁ、スキルじゃない?」

「あんなスキルもあったのだな。」

「ランキング抜かれちゃったかも。」


そう言えば俺ランキングとか見てないな、今度見てみるか。

現在のS級全37名


1位 ラム・クジェスカ

2位 ダイヤモンド・クリスタル

3位 ウィル・ホワイティ・リオン

4位 バーン・ノヴァ

5位 ブラット・アクア

6位 カグラ・エイハ

7位 フブキ・ハルカゼ

8位 ガゼル・ダイス

9位 アイ・レッド・グラム

10位 メロウ・セイレン

11位 キング・ブラック・ドラゴンロード12位 ジョーカー・エース

13位 ヴァレン・グラム

14位 ガロン

15位 アイズ・シルバー・ガーディ

16位 サモン・クリム

17位 アイス・クアトロ

18位 カルマ・ゲルゴ

19位 ジャック・コン・ナイフ

20位 ドラム・オレンジ・ロイド

21位 フローズ・クアトロ

22位 マルオ・ジャンプ

23位 ルイジ・ジャンプ

24位 ガロウ・リュウスイ・テツザン

25位 サマー・スカディ

26位 ドウ・ナシ・テイ

27位 オルス・ミール

28位 セイ・カワス

29位 ガラス・ハート

30位 サイバ・グラス

31位 ピーチ・クイーン

32位 ノコ・ノコ

33位 クッパ・タートル

34位 シュガー・カップ・ビター

35位 ソング・マイク・ステップ

36位 ユウマ・ソウ

37位 トットリ・サバク・チャウ



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