何が絶望王よ、消えればいいのに。
ブラット視点です。
ブラット・アクアは目覚める。
少し固い枕があわないのか、首筋が痛い。
「んう…。」
少し伸びをし、着替える。
「ふっー。」
眼鏡をかけて時間を確認する。
「今は…4時12分か…。」
早く起きてしまった。
「ずいぶん早く起、k………あ、ぐ…グァ、…く、そ…まだ……早…。」
まただ、またこの感覚だ、吐き気がする。
『いいじゃねぇか、せっかく早く起きたんだから散歩位しようぜ。』
「黙、れ…この…。」
『俺も外に行きてぇんだよ。』
また、“あいつ”が来た、消えてほしいのに、無くなってほしいのに、何度も来る、父と母を殺した、“あいつ”が。
「く、グ…く、そ…。」
あぁ、意識が薄れてゆく。
『じゃあな、また会おうぜ、兄弟。』
クソッ、何が兄弟だ、悪魔が。
ブラット・アクアの意識は完全に途切れた。
「ようやく寝たか。」
絶望王ブラッド・ブルーは青いコートを羽織って外に行く。
「朝だってのに暑っちぃな。」
最近は真夏なので暑い。
「あー、見舞いでも行くか。」
病院に行く、見舞う相手と言うのは…。
「よぉ、ラズリ。」
「……アンタ、また来たの…。」
「酷ぇじゃねぇか、ラズリ、俺はたった1人のお兄ちゃんだぜ?」
「アンタなんてブラットじゃないわ!!!さっさとブラットの体を返しなさい!!!」
「おぉ怖い怖い、家族に対してその反応はどうかと思うぞ?」
「黙れ!!消えろ!!!」
「はは、キツいねぇ、それで、怪我の具合はどうだ?」
「…ただの骨折よ、すぐ治るわ、とっとと消えて、話したくない。」
「そうか、じゃあまたな、ラズリ。」
「私の名前呼ばないで。」
「反抗期か?」
「消えろ!!!」
「へいへい。」
ブラッドは部屋を出ていく。
「もう、なんでお兄ちゃんが、あんな奴に…。」
ラズリの涙から涙が出てくる。
「何が絶望王よ、消えればいいのに。」
ラズリの涙が大粒になる。
「うっ……なんで、お兄ちゃん、が…。」
ラズリは泣いた、いつか泣きつかれて寝てしまうまで。
「♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪♪♪♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~」
ブラッドは学校に戻る、口笛を吹きながら、学校の校門まで行った所で…。
『グッ…ク、ハ、アグッ!』
「代わってやるよ。」
『黙れ……!』
「はいはい、怖い怖い。」
『クソッ……。』
ブラットの意識は戻り、ブラッドは沈む。
「(消えろ…!)」
『どいつもこいつも酷ぇなぁオイ。』
ブラットが沈んでいる時はブラットの意識は無いが、絶望王が沈んでいる時は絶望王の意識があり、心の中で会話する事も出来る。
『じゃ俺はもう寝るから、あとはよろしく。』
「(お前何かしてないよな?)」
『あぁ、病院に行ったぜ。』
「(ラズリに会ったのか!?)」
『なんだ、可愛い可愛い妹に会ったら駄目なのか?』
「(お前の妹じゃない!!)」
『おー、怖、じゃ、おやすみ~』
「(おい?おい!? くそ、寝たか…。)」
絶望王は寝た、絶望王は沈んでいる時は特になにもせずに常に寝ている。
「はぁ…、なんでこんな…。」
ブラットの目から涙が出てくる、が、彼はその涙を拭う。
「部屋に戻らないと…。」
心身共にブラットは強い、だからこそ絶望王に狙われたのだ、普通の人間なら1ヶ月と経たずに自殺する、絶望王にとってはラッキーだったがブラットからすればまさに地獄だ、何度も自殺しようと思ったが、妹のラズリの事が浮かび、出来なかった。
「あ、ブラット、おはようございます。」「ウィル、おはよう。」
部屋に戻ると、ウィルが起きていた、絶望王程では無いけど、とても強い、不思議な子、友達。
「どこかに行ってたんですか?」
「え?うん、ちょっとね。」
今日もまた、嘘をつき続ける毎日が始まると思うと、とても憂鬱になる。
今まででたキャラの髪と目の色。
ウィル 髪:銀髪 目:薄い蒼
ブラット 髪:金髪 目:青と赤
ジョーカー 髪:茶髪 目:金色
ガロン 髪:赤髪 目:黄色
カグラ 髪:赤髪 目:空色
アイ 髪:銀髪 目:赤だが光の加減で紅になる。
バーン 髪:紅髪 目:黄色
ダイヤ 髪:黒髪 目:薄い青
フブキ 髪:黒髪 目:薄い緑
メロウ 髪:紫髪 目:黒
ミリス 髪:白髪 目:紅
ローズ 髪:茶髪 目:薄い蒼
ラズリ 髪:金髪 目:青
バル 髪:茶髪 目:金色
リク 髪:銀髪 目:空色だが光の加減で蒼になる。
カムイ 髪:赤髪 目:空色
ジオン 髪:茶髪 目:薄い蒼
マーガレット 髪:白髪 目:薄い青




