↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/35

なんでと言われましても…。

イジメ、ダメ、絶対。

朝起きる、右を向く、カグラが隣に全裸で寝ていた、カグラが隣に全裸で寝ていた、全裸で!そう全裸で!!


「ギャァアアアァァァァアアアアアアァァァア!?!?」


反射的にボディブロー。


「ごふぁっくっぁ!?」


カグラが吹き飛んだ。


「ああああああぁぁぁぁぁァァァァあ!!!ごめんなさい!!!」


俺は治療魔法をかける。


「いいよ、ご褒美ご褒美。」


また訳が解らない。


「ウィル…うわぁ!?は、裸!?///」

ブラットが叫ぶ。


「ウィル、何したの!?///」

「何もしてませんよ!!!」

「おい、ウィ……お前…ついに…。」

「してませんよ!!!」

「ウィル、これは流石に……。」

「だからしてませんよ!!!」


カグラが復活した。


「裸位なんだって言うのさ。」

「とりあえず服を着てください!」

「ちぇっ、ウィル君赤面の一つもしないや。」

「ウィルを赤面させるためにしたの?」

「それ以外に何があるのさ。」

「ウィル、本当にお前は何もやってないんだな?」

「やってません。」


誰がやるか。


「ウィル君は紳士だねぇ。」

「早く服を着てください。」


まだ着てねぇ。



食堂で食べる準備をする。

俺とカグラはサンドイッチ、ブラットはパンケーキ、ジョーカーはうどん、ガロンはしょうが焼き定食だ。


「いただきます。」

「あ、そだウィル君。」

「何ですか?」

「ちょっと待ってて。」


カグラは席をたち、1、2分してから戻ってきた。

横には銀髪の犬系の獣族の少女、そう言えば俺も加護を貰ってから銀髪が増えた気がする。


「その人は誰ですか?」

「こいつはアイって言って、ウィル君に会いたかったんだって。」

「よろしくお願いします。」

「よろしく。」

「だけどちょっと問題があってね。」

「?」

「会いたかった。(訳:カグラから話を聞いていて、どんな人なんだろうと思っていたから会いたかった。)」

「へぇ、カグラからですか。」

「え?なんで今カグラちゃんが出てくるの?」

「ウィル君解るの!?」

「はい。」

「本当に?(訳:本当に言葉が解るの?なんで?)」「なんでと言われましても…。」

「え?どういう事?」

「アイは重度のコミュ障で、訓練しないと言ってる事が全部解らないんだけど…なぜかウィル君は解るみたいだね。」

「嬉しい///(訳:初対面の人に言葉が通じたのが初めてだから、嬉しい、大好き!///)」

「アイ、ウィル君を取る気か!?」

「??????」

「お前ら何を言ってんだ?」

「全く解らないんだが。」


俺達の超次元会話に3人はついていけないようだ。


「ありがとう///(訳:初対面の人に言葉が通じたのは初めてだから嬉しかった、こんな気持ちにしてくれてありがとう///)」

「俺は何もしてませんよ。」

「クッ、まったくついていけないぜ。」「何故。(訳:何故皆私の言葉が解らないの?意味が解らない。)」

「貴女がほぼ単語だけで話すからじゃないですか?」

「大好き///(訳:そんなに解りあっているなんて、これは運命だわ!大好き///)」

「運命ではないと思いますが…。」

「でもダメ。(訳:でもカグラが好きな人に手を出す訳にはいかない、だからいくら運命でもダメ。)」

「そうですか。」

「おいマジでこれ何言ってんのか解んねぇぞ!」

「訓練すれば解るさ。」

「グラムさんはS級ですよね?」

「アイ。(訳:グラムじゃなくてアイでいい、S級だよ。)」

「じゃあアイさん、俺はアイさんをクラスで見たこと無いんですが……。」「…不登校。(訳:…私はいわゆる不登校と言うやつで、毎日先生が部屋に来て説得してくれてるの。)」

「…デリケートな部分ですみませんがなぜ来ないんですか?」

「………イジメ。」

「え?貴女はS級なのにですか?」

「…ダメ。(訳:…いくらイジメをするような奴でも傷付けるのはダメ。)」

「えっと…ウィル、説明してくれない?僕達訳が解らないんだけど。」

「はい、アイさんはイジメをするような奴でも傷付けたくないそうです。」

「そうなんだ。」

「お人好しだな。」

「でもイヤだ。(訳:でもこのままイジメられるのもイヤだ、やり返したい。)」「成る程…、アイさんはこのままイジメられ続けるのはイヤだ、傷付けずにやり返したい、と言っています。」

「難しいね…。」

「どうするか…。」

「え?(訳:え?手伝ってくれるの?なんで?)」

「理由は特にありません、なんとなくですかね?」

「……ありがとう///(嬉しい、ありがとう、大好き!!///)」

「まだなにもしてませんよ。」


アイは俺に抱きついてきた、カグラが凄い目をしている、怖い怖い。

よくアイを見ると、手や足に痣があった、青くなった痣、黄色くなった痣、それを見ると、イジメがどれほど辛かったかが解る。


「…必ず、やり返しましょう。」

「うん!」

俺は授業中、ずっと作戦を練っていた。


そして放課後。


「お前が俺に用とは、珍しいな。」

「はい。」


俺は今、生徒会室に来ていた。


「実は、頼み事があるんですが。」

「おう、まぁ聞いてやるよ。」


ここには副会長もいる、副会長は涙目で俺を凝視している。


「一年生に、イジメられている人がいます。」

「! ほう…。」

「その人はアイと言って、イジメている人をやり返したいが、傷付けたくはないと言っています。」

「お人好しだな。」

「そこで、貴女の力を借りたいんですが…。」

「いいぜ、いくらでも貸してやる、で、何をやるんだ?」

「はい、作戦は…


俺はバーンに作戦を伝えた。

決行は今日のもうちょっと時間がたってからだ。


ーーー

ーー

ー

一時間後…


アイは廊下を歩いている。


「ねぇ、アイちゃーん!」

「な、何?」


7年の3人の女が話かけてくる、相手は女だったのか。


「私達ね、今日先公にキレられてイラついてるんだ。」

「そ、そう。」

「だから、私達がスッキリするためにアイちゃんが出来る事は何だと思う?」

「え、えっ…と。」

「解んないかな~、こうすんだ、よっ!!」

「グァ!」


女はアイをぶん殴った。


「あいつ…!」

「バーンさん、まだです。」

「…解ってる。」


アイは殴られた腹を抑えている、痛そうだ。


「お前は、私達に、こうされるためだけに、いるんだよ!」


女はアイの髪を掴んで、また腹を殴る。


「い、痛い。」

「あぁ?」


女は手を離し、アイは廊下に倒れる。


「お前、なんかが、私達に、反抗してんじゃ、ねぇよ!」


女達がよってたかってアイを蹴り始める、顔以外を。


「い、痛…い、止め、て…。」

「止めてだぁ?サンドバッグが、何、言ってんだよ!!」

「ギャッ!ガッア!!」

「不っ細工な声出しやがって。」


女がアイを蹴りあげ、アイは壁に打ち付けられる。

アイは立ち上がり、女達を睨む、ここからが作戦だ。


「何?その目、ウザいんだけど。」

「私達に歯向かうつもり?」

「許…さない、絶対に!!」


「今です、バーンさん。」

「あぁ!」


バーンは気付かれないように、女達の前に巨大な炎を出現させた。


「えっ?何、これ!?」

「な、なんかヤバくない?」

「逃げろ!」


女達が逃げようとする、だが、そんな事はさせない。


「えっ!?」

「何!?これぇ!?」

「壁ぇ!?」


俺は女達の前に壁を作り出す、アイはすでに炎が届かない所に避難して、魔法を使うポーズをしている。


「許さない!!!」


アイが叫んだと同時に、俺は女達が逃げられない用に、もう3枚氷の壁を作る、氷は透明なので、よく中が見える。


「ちょ、ちょっと!!!」

「熱い!熱いよぉ!!」

「出せ!出して!出せよバカ!!!」

「許さない…許さないんだから…!!!。」


俺もバーンも魔力を流し続けているので、炎が消える事は無いし、氷が溶ける事も無い。


「ごめん!ごめんなさい!!謝るから!!もうしないから!!出して!!!」

「出して!お願いだから!!!」

「ごめんなさい!ごめんなさい!熱い!!熱い!!!出して!!!」

「許さないわよ…!!!」


さっきからこいつらは謝ってはいるが許してとは言ってない、こいつらの腐った根性がありありと見て取れる。


「焼ける、焼けるぅ!!!」

「あ、ああああ熱いぃ!!!」

「いや、いやいやいやだぁぁぁ!!!」


女達の髪や服から煙が上がっている。


「助けて!お願いします!!何でもしますから!!!」

「私何もしてない!!したのこいつらなの!!!だから出して!!!」

「てめぇ何言ってやがる!!!」

「裏切るつもり!!??」

「裏切る!?何言ってんの!?最初からあんた達なんて友達じゃねぇんだよ!!」


女達がギャーギャー騒ぎ始める。


「五月蝿い!!!」


バーンが炎の威力を強くする。


「あつぅぅいぃぃぃいいいいぃぃ!!!」「た、助、助けて…!!」

「出せよ、出せよおおぉぉぉおおぉ!!!」


アイが目配せをする、もういいと言う合図だ。

俺とバーンは魔法を消した。


「え?なくなっ、た?」


女達の顔は涙でグシャグシャで、漏らしたのか足が濡れている。


「消えて。」

「「「は、はいぃぃいいいいぃぃぃい!!!」」」


アイがゴミを見る目で逃げてゆく女達を見ている。


「ありがとう!!!」


アイは俺とバーンに全力で感謝する。


「いいって事よ!」

「もうアイがイジメられないなら、それで良いです。」

「お礼。(訳:何かお礼をあげたい。)」「いえ、別にいいですよ。」

「ダメ。(訳:あんなに頑張ったんだから、何か貰わないとダメ。)」

「別にいいですよ。」

「お前ら、さっきから何言ってんだ?」

「アイはコミュ障らしいです。」

「そうなのか?」

「違う。」


アイは首を横に降る。


「コミュ障だな。」

「違う。」



アイとバーンを連れて部屋に戻る。


「ウィル、どうだった!?」

「上手くいきましたよ!」

「すっきり!」

「あいつら泣きながら小便漏らして逃げていったぜ!」


バーンが笑いながら少々下品な事を言う、まぁカグラ程ではないが。


「良かったね、アイちゃん。」

「良かった!」


アイの背が小さいからだろう、ブラットとアイが兄妹に見える。


「もうアイはイジメられないのか?」

「はい、あんな事をされてイジメようなんて奴は居ないと思います。」

「それは良かった。」

「お礼。」

「要りませんよ。」

「何か。(訳:何かあげたいの!貰って。)」

「何かと言われましても…。」

「僕にいい案がある。」


カグラが窓から入って来た、窓から。


「泥棒か!」

「失礼な、泥棒は泥棒でも恋泥棒だよ。」

カグラが意味の解らない事をほざく。


「いい案?」

「フッフッフッ、『ピッーーー!!!』さ!!!」

「ダメです。」

「ちぇっ、僕も一緒にと思ったのに。」

「『ピッーーー!!!』?」

「知らなくていいです。」

「?」


やっぱカグラは痴女だった。


「じゃ何か大事な物をあげるとか。」

「何?(訳:大事な物って例えば何?)」「『ピッー!』とか。」

「いりません。」

「『ピッー!』?」

「知らなくていいです。」

「?」


「じゃ、これ。」


アイは綺麗で銀色の指輪を渡した。


「これは?」

「大事な物。(訳:お母さんに小さいころに貰った大事な物。)」


今でも小さいと思うが。


「ではありがたく貰います。」

「うん!」


少しでかかったので親指にはめる。


『食事の時間です、あとバーン、早く帰って来て下さい。』


「…呼ばれたし、じゃあな。」

「さようなら。」


さて、食事の時間だ。


俺とカグラはラーメン、ブラットはハンバーグ、ジョーカーは天津飯、ガロンは炒飯、アイは餃子定食だ。


「そう言えば明日は授業参観だね。」

「え?そうなんですか?」


この世界にも授業参観日があったのか。


「ん?と言うことは…。」

「どうしたの?」

「ローズが来る!!!」

「うわぁ!びっくりしたぁ!」

「いきなりでかい声出すなよ。」

「うるさいぞ。」

「す、すみません。」

「ローズって、ウィル君の妹の?」

「はい、めちゃくちゃ可愛いです」

「そう言えば、ラズリも来るのか。」

「ラズリって、ブラットの妹の?」

「うん、ラズリも可愛いよ。」

「弟、来る。」

「アイ、弟がいたのか?」

「うん、リク。(訳:うんいるよ、名前はリク。)」

「俺もバルって言う弟が来る。」

「……僕も、妹が来るんだ。」

「何か浮かない顔ですね。」

「いや、中が悪くてね…。」

「え?どんな風に?」

「………思い出したくない。」


そこまで酷いのか。


『食事終了の時間だ!!』


「お風呂入りましょう。」

「…なんでここ混浴じゃないんだろう。」

当 た り 前 だ ろ 。



男湯の前に来る。


「じゃあね。」

「また明日。」

「ウィル君の『ピッーー!』見s「嫌です。」

「くそぅ。」


当 た り 前 だ ろ 。


「じゃね。」


カグラは去っていった。


服を脱ぎ、風呂に入る。


「ふぃ~~~~。」

「あはは、オジサンみたい。」

「そうですか?」


明日はローズが来るから身を清めなければ。

S級男子ランキング


1位 ウィル・ホワイティ・リオン

2位 ブラット・アクア

3位 キング・ブラット・ドラゴンロード

4位 ジウン・ホーン

5位 ガゼル・アイネス

6位 ソニック・クナイ

7位 ジョーカー・エース

8位 ガロンパプア(割愛)

9位 キャット・ホワイト

10位 アイス・クアトロ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。