↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貞操逆転令嬢  作者: 川合 佑樹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/50

第30話

 演習場の喧騒が遠ざかり、基地全体が戦時の空気に包まれていく。


 遠く、正門方向。

 爆炎が夜空を赤く染めた。


「ファイヤ・ランス! 間を詰めるな、陣を崩すな!」


 辺境軍の女性兵士たちが、訓練された動きで盾を構え、槍を突き出す。


 だが、黒いマントの侵入者たちは、まるで煙のように間をすり抜け、爆炎の魔法を叩き込んでくる。


「王国軍は!? 援護を!」

「援護って……守るって言っただろ!?」

「守っていたら正門が持たない! 押し返せ!」

「たかが数人だろ!?」


 現場の辺境軍中堅将校と、王国軍の随行将校が、ほぼ同時に違う指示を叫ぶ。


 高官クラスは全て会議室に集まっている。

 指揮系統が一瞬で乱れ、兵士たちの動きにわずかな遅れが生まれる。


「……全く、面倒な時に」


 最前線で指揮を執る辺境軍のベテラン女性中尉が、舌打ちを一つ。


 次の爆炎が炸裂し、盾の一枚が弾け飛んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。