第二〇章 大団円、ってこんな感じでもいいんだろうか?Part1
その後さくらの地上滑走試験(訓練)は休憩を挟んだものの4時半過ぎまで続いた。
翔子がイジメられた仕返しとばかりに続けさせたというのもあるが、さくらから「ジャンプ飛行ができるまでは」と志願した事もあって、本当に翔子の飛行時間まで食い込み続けられたのだった。おかげで翔子とまではいかないが、ある程度安定してジャンプ飛行ができるようになった。ただ昨日の翔子とは違い滑走路が短かったため(1500m対5000m)、1回の滑走で1回しかジャンプできなかったのだけど。
そして充分明日には巡航速度での周回飛行(基地周辺に限らず半島周回も)ができるだろうと太鼓判が押せるようになった頃、翔子から訓練終了の宣言が発せられる。さくらの疲労が明らかに見てとれたからだ。のでこれ以上は明日以降に差し支えるとドクターストップならぬ同業者ストップを翔子はかけた。そのタイミングは西准尉とも一致する。
この頃になるとさくらも『震電』の操縦が楽しくなってきており、まだまだできると自分では思っていたのだが、そういう時が一番危ないと冷静に判断できる他人が出した結果だった。事実『震電』から降りてくる時のさくらはかなりフラついており、最後の1段を踏み外しかけた程である。それをとっさに支えた翔子が「まだ明日以降があるじゃない」と諭すと、さくらは素直にうなずいた。
がこの日はそれで終わらない。丁度会議も終了したところだったようで、出会した出席組から与圧室付き『震電』の説明を受ける事になった。まあ与圧の仕組みとか限界(被弾時に急激な気圧低下をまねかないため旅客機程与圧はされない)などを聞けた事は、翔子達欠席組にとっても有益だったから良かったのだけど。
その後入浴と夕食を済ませ、さくらの自室に戻ろうとすると試験隊戦闘機班主任芦原大尉から声をかけられる。これから『震電』のジェット化について意見が聞きたいと航技研開発部の面々から頼まれているからお前らも参加しないか、と。彼らは新任の審査主任と一緒の輸送機で成田基地に来て、その内何人かは会議にも出席していたようだ。またこの集まりには実戦部隊の隊員も呼ばれているらしい。現場の生の声が聞きたかったからだ。
翔子はそんな面白そうな集まりがあるならもっと早く伝えてよ、と軽く批難しながらもその申し出自体は快諾した。集まり(正式なものでなかったため会議とは呼ばれなかった)は人数的に食堂で行われるとの事。さくら曰くこの手の話し合いは結構頻繁に行われているらしい。がたまたま翔子が成田に来た時に行われた事がなかっただけで。翔子もかなり短いスパンで試験のために来ている(呼び出されている)ので、その両者がかぶらなかった事は相当な確率なのではと思うさくらであった。
そしてその集まりが始まると最初の内、翔子はほとんど何も話さなかった。『震電』のジェット化に不満がある訳ではないが、何せレシプロのまま脚を短くする計画書を出したばかりだから、ここで諸手を挙げて「ジェット化万歳!」などと言ったら現在審査中のレシプロ『震電』に失礼だし、自分の意見をあっさりと覆す節操ない人間と思われるのも嫌だったから。
が翔子の見せ場はこれからであった。ジェット化『震電』についての話が一通り終わって、更に次世代機に話が及んだ時である。
航技研ではドイツから入手した情報を元にロケット機の開発が始められたとの事。開発と言っても設計の大半はそのまま使えるためにその期間はかなり短くできるし、データを鵜呑みにするのなら『震電』等より半分以下の時間で1万mの高みまで到達する事ができるらしい。ロケットの燃焼はジェットやレシプロエンジンと違って空気に依存しないために推力が低下しないからだ。おかげで速力もジェット化『震電』などよりも速いときた。
それだけ聞くと迎撃機としてはこの上ないと実戦部隊隊員から絶賛の声があがる。帝都防衛の要である成田基地所属の戦闘機乗りからしてみれば、今後飛来する事が確実な敵新型重爆を確実に迎撃するために反復攻撃できるだけの速力は重要だし、それ以上にごく短時間で戦闘高度に達する事ができるのはとても魅力的な事であった。何故ならギリギリまで引き付けてから発進できれば敵に防御態勢をとらせる間もなく攻撃する事が可能だろうし、万が一出遅れたとしても追い着く事ができそうだったから。のでこの機体さえ充分な数配備できれば新重爆恐るるに足らずなどと豪語する者さえいた。そういう声が聞きたくて航技研開発部としてはロケット機のデータを持ってきていたのだ。
だが実はこのロケット機、本国のドイツでは賛否両論あるらしい。その「否」の部分を理解できるだけに、実戦部隊からの熱い要望があったとして開発を進めたい腹づもりの開発部なのであった。
話し合いを行っている食堂はロケット機への熱が高まっていた。そんな中で翔子は懐疑的な目でこの機体のデータを見つめている。
「翔子はこの機体の事嫌い? みんなは程度のこそあれ歓迎してるっぽいけど」
それを隣で見ていたさくらはどうも皆とは違う考えを持っている感じの親友に真相を尋ねた。その問いに気怠いというか残念といった表情で答える。
「みんな本気で気付いてないのか、それとも良い点ばかり見ようとしてそれ以外の事に目をつぶっているだけなのか……さくらも分からないの? この機体、相当な欠陥を抱えてるわ。長所なんて軽く吹き飛んでしまうくらいの。そのまま大量生産したら、それだけで戦争に負けちゃうかもね」
翔子の声がそんなに大きくなかったため、まともにその内容を聞き取れたのはさくらと2人の近くにいた数人くらいだ。もっともこの場にいた者全員が翔子の言葉を謹聴していたのであれば皆に伝わるくらいの声量だったのだが、ロケット機の事で盛り上がっていた状況では掻き消されてしまっても当然だったが。
そんな翔子の言葉を受け、さくらは配られていた諸元表を改めて見る。さくら自身ロケット機にあまり興味が持てなかったのか、諸元表の目立つ良い数字だけを見て「こんなすごい飛行機もあるんだ」くらいに思っただけであった。しかし細かい所まで見直してみると翔子が言う通り、問題点がいくつも見つかってくる。のでさくらは思わず叫んでしまった。
「ああーっ! 確かにこれは使い物にならないよぉ。どうしてみんな気付かないのぉ?」
流石にこの声には皆の動きが止まる。そして一斉に皆の視線がさくらに集中する。そして中には「なんぞ文句があるのか小娘」と言わんばかりの目を向ける者さえいた。こんな状況にさくらが耐えられるはずもなく、立ち上がり「ごめんなさい、ごめんなさいっ」とペコペコ頭を下げる始末。そこに翔子が助け船を出した。
「謝る必要なんてないよ。それが事実なんだから……それにここにいる人達ならもっとよくデータ表を見れば、さくらが言った事が間違ってないと分かるはずだからね。それでも分からないような人はこの場には必要ないし」
翔子はすっと立ち上がるとさくらの肩に手を置いて座るよう促す。そして敢えて挑発するような言葉を使って、攻撃の矛先が自分に向くように仕向けたのだ。
その挑発に見事に乗ってきた男が1人。他の者達が諸元表に目を通しだした中、膝に手を置きながらゆっくり立ち上がると翔子の前にやってくる。彼は先程よりロケット機について熱く語っていた開発部の荒畑少佐だ。今回来た開発部のメンバーの中では最上位階級でもある。積極的にロケット機の必要性を訴えていた手前、翔子の言葉を看過できず、その真意を確かめずにはいられなかったのだ。
「だったらお前の意見を聞かせてくれ。この機体のどこに不満があるのかをな」
荒畑少佐は静かに切り出した。がその言葉の中には多分に怒気が含まれている。正直彼もこのロケット機についてあまり快く思っていなかった。しかし開発部の総意、というか上司の考えに逆らえず、成田基地の戦闘機乗り達にロケット機を待望させるよう仕向ける使命を託されここに来たのである。のでそれを邪魔するような翔子の言葉は迷惑なのだ。たとえ本心では同じように思っていても。
荒畑少佐の言葉に未だロケット機への熱に浮かされていた一部の隊員達が「そうだそうだ」と囃し立てる。その辺は織り込み済みだったので、翔子は不敵な笑みを浮かべ「長くなりますよ」と受けてたった。
「まず最大時速900㎞/h、1万mまで3分強というのは素晴らしい数字ですが、それと引き換えに航続距離ならぬ滞空時間が10分程度と言うのはお話になりません。戦闘高度まで3分以上かかるって事は残りは6分程度。ドンピシャで会敵できなければ良くて一撃、ヘタすりゃ迎撃が空振りに終わる可能性だってあり得ます。反復攻撃なんて好条件が揃わなくちゃムリなんじゃないかな」
「次に燃料についてですが、このロケット機には石油系の燃料ではなく、もっと危険な2種類の薬液を反応させる事で推力を得てますよね。この薬液は化学に詳しくない私が見ても危険な感じの名前をしてます。取り扱いが難しいんじゃないですかねぇ」
「燃料についての本当の問題は、1回の出撃で2tもの薬液が消費される事でしょう。単純に比較はできないけど2tもの燃料があれば、ほぼ同じ推力のジェット機なら30分くらいは全力で飛行できるでしょうし、2000hp級レシプロ機では巡航速度で5~6000㎞、滞空時間にして10時間以上も飛び続ける事ができます。それをたった10分で使い切ってしまうんですから、もったいない話ですよね」
「つまり迎撃に充分な数配備されても燃料の生産が追いつかない事が想定されます。ジェットエンジンなら油なら大抵動きますからっ。多少性能で劣っても敵新型重爆迎撃に必要最低限の能力さえあればいいんです。実戦部隊には。使えない高性能機より使える相棒なんですよっ。ホントに欲しいのはっ!」
翔子は論理的に犯人を追い詰める刑事か探偵のように、もしくは今まで誰も解き明かせなかった仮説を助手達に語る学者のように、理詰めで荒畑少佐及びその他の参加者に訴える。そのため最初は静かに語り出したのが次第に熱を帯びていき、終いには身振り手振りを交えた熱弁となっていた。その翔子の言葉に参加者達はぽつぽつと態度を改めていく。つまり翔子の考えの方が正しいと気付き、うわべだけの数字を信じてロケット機に熱を上げていた事を恥ずかしくなっていった。そしてそのバツの悪さを吹き飛ばそうと、このロケット機の話を持ってきた荒畑少佐に怒りの視線をぶつけていく。おかげで先程までは多くの賛同者に囲まれていた少佐は一転四面楚歌の状態になってしまった。
その少佐、翔子の言いたい事は分かる。それどころかそんな事はハナから分かっているのだ。故に自分の立場を悪くした言葉でありながら清々しさすら感じる。だが自分に言えなかった真実をバラしてくれた事には軽く腹を立てていた。折角上手くいきかけていた意見の誘導を台無しにしてくれたのだから(それが自分の本心とは違うとはいえ)。それも自分よりはるかに年下の女性によってだ。この場にいるのだからパイロットだとは思うが、だったら航技研の事情とか少しは察して欲しい。本気でそう思う荒畑少佐だった。
今ならまだ翔子の意見を素直に受け入れ、納得した態度さえ見せれば引っ込みはつく。その方が自分の考えとも近い訳だし。しかしつまらないプライドと航技研のメンツのためにそれができず、つい余計な一言を放ってしまった。
「一体お前は何者なんだ!? 周りの者皆が俺の意見に酔っている中、1人冷静にこの機の欠点、いや欠陥を見抜き、皆の気持ちを自分の方へ引き込みやがって。お前の所属が試験隊なのか実戦部隊なのか知らんが、部外者が余計な口を出すんじゃねぇっ!」
荒畑少佐が翔子の意見を振り切るような仕草で言い切ると、食堂内にしばしの間静寂が訪れた。別に少佐の言葉に心打たれた訳ではない。むしろその逆で、彼が翔子の事を分かってない様子なのに呆気にとられ、更にその翔子を部外者扱いした事に怒り、言葉を失っていただけである。ので口が開かれ静寂が破られると堰を切ったように批難と怒号が少佐を襲った。
「少佐っ! 気付かなかったのですか? 彼女一昨年の【房総沖迎撃戦】1戦で6機撃墜のエースになった立花翔子…少佐ですよっ」
「それだけじゃない。元中国戦線のエースで、今開発部の空技顧問をやっている石和中佐(当時大尉)を、入隊間もない彼女が模擬戦において破った程の実力者だ。それも彼女にしかできないような機動で勝ったと聞いている」
「航技研の少佐様は41年の【特別航空祭】も見てないのかねぇ。新聞や雑誌、記録映画でも大々的に評判になったアレだ。アレを見てれば立花少佐の実力も知る事ができるのに」
「そんなウチの立花を『部外者』扱いするなんて、俺達ぁ成田空一同は許さねぇぞっ!」
などなど、成田基地組からだけでなく少佐の同僚からの容赦ないツッコミは、荒畑少佐だけでなく翔子にも精神的ダメージを与えていた。彼女にとってはホメ殺しの極みだったから、顔を真っ赤に染め「もうヤメテ~」と半ベソまでかきながら、囃し立てる集団を静めようとしている。
「アンタがあの立花大尉だったのか……」
荒畑少佐だって翔子の事を知らない訳がない。むしろ経歴やら活躍を見聞きしていく内に興味を持ち、隠れ信奉者と言える程だった。ただ茂原の701飛行隊所属というイメージが強すぎて、成田に来ているなんて考えてもいなかった事。また、その活躍ぶりからもっと荒っぽい、もしくは男のようにゴツく豪快な印象を抱いていたため、写真等で見た事があるにも関わらず目の前の翔子と一致せずに気付かなかった事。の2点により「飛行機の事などなんにも分かってない小娘パイロットが生意気言いやがって」くらいに思い、勝ち目のないケンカを思わず買ってしまったのだ。だが相手が翔子と分かった途端、
「それじゃアンタが言う方が正しいんだろう。日頃生の戦闘機に触れているだけでなく、基本的な技術的知識を子供の頃から叩き込まれているアンタの意見ならな。ならば素直に謝らせてもらいたい。済まん悪かった。暴言だけでなく貴官の貴重な意見に抗うような事をして」
と深々頭を下げ謝罪した。
それを見た周囲の者達は翔子の完全勝利(?)に歓声を上げる。あたかも勧善懲悪モノの主人公が悪役を完膚無きまでに打ちのめしたシーンを見たかのように、大いに盛り上がってしまったのだ。荒畑少佐も「かくあるべし」といった風情でそれを受け入れてしまっている。がそんな事を望んでいた訳ではない翔子は皆を黙らせ、改めて少佐に声をかけた。
「えーっと、少佐でしたっけ? お名前お尋ねしてもよろしいでしょうか。私の事はご存じのようなので、自己紹介はしませんけど」
「…俺は荒畑、開発部の少佐だ。それよりさっきは昔の階級で呼んじまったが、アンタも俺と同じ少佐らしいな。だったらもっと気軽に声をかけて欲しい。ロケット機の事で論破されちまったんだから、今の立場的にはアンタの方が上だろうし」
必要以上に卑屈になっている荒畑少佐。あれだけ言い負かされた上に周囲が敵だらけな状況であれば誰しもそうなってしまうだろうが。だが技術的な論議が嫌いではなく、それも終わった今、意見の勝ち負けで立場の上下なんて決めたくない翔子は優しく少佐に話しかける。
「そんなに卑屈にならないで下さい。私は今月昇進したばかりだからあなたの方が先任だし、それに年上です。普段いい加減な私でも、これくらいの対応はできるんですよ」
「ホント滅多に見れないけどね」
妙にしおらしい態度の翔子に思わず茶々を入れるさくら。場を和ませようと叩いた軽口で翔子にもその意図は通じていたが、それでも少し恨めしそうな目で親友を見る。がそれも一瞬で、再び少佐の方へと向き直った。
「…それより、このロケット機の図面とかってあります? データ表だけじゃ、あんまり姿が想像できなかったもんで」
「あ、ああ、それならもっと詳しい資料と一緒に3面図を持ってきている。ドイツで撮った写真もあるぞ」
そう言いながら少佐は鞄の中から封筒を取りだし、中身をテーブルの上に広げた。
「でも今更何に使うんだ? ロケット機はアンタの中じゃ、もうナシなんだろ」
不思議そうな顔で尋ねた荒畑少佐。あれだけ否定しておきながら図面が見たいなんて…彼からすれば正に「今更」である。がそんな少佐にウィンク&人差し指を立てるという可愛い(あざとい)仕草で翔子は言った。
「やっぱり姿も見てみたいじゃないですか。あるんであれば、ね。それに図面で見れば、なんか新しいアイディアが浮かぶかも知れないじゃないですか」
先程までとうってかわってくだけた口調の翔子に驚きながらも、年相応の部分が見られて少し安心した荒畑少佐。とは言うものの今更新しいアイディアなど浮かべられても、どう活かしたらいいか分からずに聞き返そうとしたのだが、
「や~ん、この子カワイイじゃない♪ 小さくてコロコロした感じで…でも飛行機的なカワイさじゃないよね。どちらかと言えば小動物的な。でもこれなら高性能は期待できるから、開発りたいって気持ちは分かるかも」
と翔子は3面図や写真を目の高さに掲げてはしゃいでいる。どうやらロケット機に対する評価が変わったようだ。ただ独特な表現方法でも分かるように、他の者(特に開発部)とは評価のポイントが違うのかも知れないけど。
「これだけコロコロした感じなのは、多すぎる燃料を積むためですよね?」
「まあそういう事になるだろうな。この機体は小さいから」
少佐は半ば呆れながらも翔子の質問に同意する。一体どれが本当の彼女なのだろうか、実際彼女に会ってからどう評価していいか分からなくなってしまった少佐だったが、いずれにせよ魅力的である事には違いない。が今は翔子自身の事より、彼女が何を考えているかが知りたかった。すると少佐の気持ちが伝わったかのように、翔子の目がいたずらっぽく輝きだした。
「ふぅ、ふぅ~ん。この子も上手くすれば生まれ変わるかも♪」
「!? どっ、どのようにだっ!?」
「それはね~……」
激しく食い付く荒畑少佐に翔子は思い付いたばかりの考えを披露する。すると少佐ばかりでなくさくらや他の参加者達もその発想の転換に驚かされた。しかし同時に開発者魂・操縦士魂に火がついて、参加者達は正に喧々囂々。ロケット機ばかりでなく、他の開発中の機体にまで話は及ぶ。のでその夜は結構な時間まで話し合いは続いたのであった。
次話へ続く──
いよいよ[零号震電]も最終章(の予定)になりました。
ですが『零号震電』自体はまだ出てきてないんですよね。もちろん最後までには出てきますが、ここまで引っ張っている事を素直にお詫びいたします。
また先に後書きを読んでいる方にはネタバレですが、この回に出てくるロケット機とは『Me163「コメート」』及び『秋水』の事です。性能は知られている値と若干違うかも知れませんが、実戦投入されれば多少のブレは生じると思いますので、その辺はご容赦を。この『秋水』的な機体は別の機会に短編で公開するつもりなので、今回は少しぼやかした感じかつ微妙な終わらせ方になってしまった訳です。
加えてまた余計な所で長引き、予定していた所まで辿り着けませんでした。一応出だしは急ぎ気味だったのですが、キャラの心境等が入ってくると間延びしてしまいますね。キャラへの思い入れが強すぎる悪い癖です。ですがちゃんとゴールには向かっているので安心して下さい。
次回以降も頑張っていきますので、もう少しのお付き合いをお願いいたします。




