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アポカリプスデイ  作者: ルケア


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経験値ダンジョン

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 現在、特定のダンジョンを周回している。ここは日下部病院から大体東に7kmくらいの地点だ。ここのダンジョンは15階層。このダンジョンを周回している。理由は1つ。ここのダンジョンの魔物の経験値が美味し過ぎるからだ。


 このダンジョンは、道の駅の中にあった。まあ、何も期待はしていなかったんだけど、出てきた魔物が、弱すぎたんだ。だけど、カードたちが一気に経験値が入った気がしたと言ったんだ。そんな事があるのかって思ったんだけど、数値は嘘を付かない。戦闘力が1戦するだけでももの凄く上がるんだ。これは来たぞと。そう思った訳だ。


 出てくる魔物は2種類。14階層までがシルバーエッグという魔物で、15階層のボスが、ゴールデンエッグという魔物。大体1周するだけで戦闘力が50から100上がる。超ぶっ壊れダンジョンだ。こんなもの、確保するしかないじゃないか。という訳で、何周目だ? シルバーエッグのカードも手に入れたし、ゴールデンエッグのカードも手に入れた。……まあ、両方とも、戦闘力は1。完全に経験値の魔物です。本当にありがとうございます。


 スキルも別に有用ではなく。単純に経験値としての魔物だった。勿論乱獲した。しかも、シルバーエッグの方なんだけど、倒したら宝箱が落ちるんだ。確定で何かしらが入っているんだ。そんなの倒さない訳がないじゃないか。宝箱から良いものが手に入る可能性もあるんだから。


 ……まあ、大体が詳細不明のものなんだけど。トートが調べてくれているからな。日下部病院に持っていけば、何かしらの使い道が解るかもしれない。乱獲しまくり、宝箱開けまくり、気付いたらこうなっていた。


――――――――――

種族:貧乏神

戦闘力:3400(+1700)

種族スキル

・貧乏暇なし

・破れた財布

・汚れた硬貨

後天スキル

・中等攻撃魔法

・初等家事魔法

・気配遮断

・中等収納

・罠発見

・罠解除

・気配察知

・自由奔放(NEW)

・神の加護(NEW)

――――――――――


 貧乏神の戦闘力はカンスト。上限いっぱいまで育て上げた。勿論ではあるが、可能な限りの魔物を所有者登録して、戦闘力をカンストまで持っていった。ティル・ナ・ノーグでさえカンストしている。


 なお、自由奔放というスキルは、自由行動に対して戦闘力が上昇するスキル。神の加護は、貧乏神の加護を得られたらしい。……加護の内容は、運気が上がるが、消費も上がるだそうだ。要するに、運気が上がった状態で得たものを、直ぐにでも消費してしまうと言う事である。入ってきたら出ていくと、そういう事らしい。


 まあ、貰っても嬉しいかどうかは解らないけど、多分収支はマイナスになるんだろうなというのが解る。けど、このダンジョンの存在は、伝えないといけない。今まで散々預けてきたカードたちの戦闘力を上げるのと、宝箱の確保は最優先事項すぎる。


「という訳でして。多少遠いですが、通う価値があるダンジョンです。というか、独占した方が良いダンジョンですね」


「うーん。何とも凄いダンジョンがあったものだね。そして、まだ何処の物にもなっていないのは、幸運かもしれない、か」


「というか、絶対に確保ですよ院長。こんなのを盗賊連中に取られたら、面倒な事になります」


「そうなるよね。東で良かったと思えば良いのか、東にも脅威になる盗賊が出て来ていたりしてね」


「……本気で戦争になるんで止めてください。というかですよ? 宝箱から出てきたものについても、結構解ってきているんです。有効なものも多くある以上は、宝箱の確保の為だけにでも行くべきですよ」


「あれ? 結構解ってきているんですか?」


「どうやら、積極的に色々と実験をしている集団が居るらしいな。何処かの技術研究所かもしれないけど。海外の可能性もある。……まあ、世の中に出してはいけない類のものもあるから、永久に保存しないといけないものもある。それでも有用なものが多いから、こっちでも欲しいものがあるし」


「これからは、魔道具という呼称を使う事にした。それでなんだけど、その腕時計、魔道具だよね? 宝箱から出てきた」


「この腕時計ですか? まあ、そうなりますね。というか、幾つか出てきているとは思うんですけど?」


「そう。その腕時計なんだけど、時間を巻き戻す力がある。簡単に言えば、カードの復活が即時になる。カードは負けてしまうと、一時的に使えなくなるよね? それは知っていると思う。最初から持っていたカードは大体1日から1週間、後で手に入れたカードは1週間から1か月以上の期間使えなくなる。その時に、この腕時計を使えば、即時復活が可能になる。まあ、一度使うと、時計が崩れ落ちるんだけど」


「……単純に腕時計としてしか使ってませんでした」


 そんな効果があったのか。……何処かの神話から持ってきたものか? それとも民話? 海外で作られた創作の話か? 色々と候補があるけど、何処かの魔道具なんだろうな。……持っていた方が良いな。出来れば複数持っていたいが、この病院にも欲しいだろうし、1つ確保しておけばいいか。最悪な事態にならない事を祈るしかない。


「まあ、普通はそうだとは思う。最近解った事だしね。それから、宝箱から出てきたインゴット。特殊なインゴットが幾つかあった。それで武器を作ると、霊体の魔物も切れるものが作れたり、ランダムで各神話の武器になったりするものがある。まあ、炉が必要ではあるんだけど、それはこっちで今作っている最中だ。病院内に作るのもあれだから、ティル・ナ・ノーグの中に作っているけどね」


「色んなところが実験を行っているらしいので、それらを手に入れるためにも、ダンジョンを効率よく周回する部隊も作ろうとなった訳だ。そうして準備をしていたら、その様な報告が入った訳だ」


「それでなんだけど……。申し訳ないけど、ティル・ナ・ノーグのカードをもう1枚取ってきてくれないかな? 本来であれば、独占ダンジョンを作って、効率よく宝箱を集めようとしていた訳なんだけど、そのダンジョンがあるなら、そっちの方を確保した方が絶対に良いよねってね。勿論だけど、魔道具は優先的に高沖君が使っても良いよ」


「えっと、俺は嬉しいんですけど、良いんですか?」


「良いよ良いよ。積極的にダンジョンに潜って貰って、調査をしてもらっている訳だしね。当然だけど、そっちの方が危険なんだ。魔道具は自由に持っていってくれて構わない。こっちである程度は調べておくからね。……まあ、調べきれないものもあるとは思うけど」


「それでも有用なものは手に入るだろう。それと、大通連も解ったから、持っていくといい。後は顕明連だけど、これはまだだ。大通連は大体戦闘力を1000上げてくれるらしい。今後の事も考えると、貴重なものになるだろう」


「ありがとうございます。何とか活かします。……それと、ティル・ナ・ノーグの件は解りました。速攻で取りに行きます。その方が俺も有難いので。多分ですけど、カードが手に入ったら、戦闘力を上げるのに使わせてもらうとは思います」


「それも勿論だよ。こっちも戦闘力を上げておきたいからね。班を作って、ローテーションを組まないといけないかな」


「ですね。宝箱が大量に手に入る環境が、こんなに早く訪れるとは思いませんでしたけど」


 それは俺もである。宝箱を大量に得られるなんて思わなかったからな。危険じゃないものを使って実験、なんて事も出来ないし。何が危険なのか、解ったものじゃないからな。どうやって研究しているのか、気になる所ではあるんだけど、世界は広いからなあ。色んな事をやっているんだろう。


 共産主義国家なんて、人体実験を行っているかもしれないし。その可能性は捨てきれない。だって、共産主義国だし。まあ、指導者が生きていればの話ではある。けど、そういう人って死ににくいんだよな。生きているんだろうなって、ある意味では確信が持てるんだよ。そういう悪運は強いだろうからさ。


 経験値ダンジョンがあったのは朗報だ。これで新しいカードが手に入ったら、速攻で戦闘力を上げて、即戦力にしてやらないといけない。Bランクカードを手に入れたら、速攻で経験値稼ぎだ。どんどんと攻略して、Bランクカードを手に入れないと。……ゆくゆくは、Aランクもだな。


 何というか、1年も経っていないのに、この世界に順応してきたなとは思う。本当に平和な世の中が来るのかね? 文明が再建されるまで、生き残っていられるだろうか。でもまあ、やることはやらないとな。出来ることはコツコツとだ。まずはBランクカードを手に入れる。そこからだな。

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