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アポカリプスデイ  作者: ルケア


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情報交換

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「こういうのもなんですけど、地球がやばいって事はカードからも聞いてますよね?」


「当然だね。ランクが高いほど、色々と知っているみたいだけど」


「地球がやばいのはそうなんですけど、最後に1人生き残ってもなんじゃないですか。他の人にも生き残って貰わないと。だからですかね。食料確保のために動いたのは。自分が食べる事もそうですけど、1人で生き残っても仕方がないので。ある程度の人は救わないといけないじゃないですか。最終的に地球を救いに行くのはそうなんですけど、文明を蘇らせるためには、ある程度の人に生きて貰わないと困るんですよ。しかも、既に9割くらいは死んでるんですよ? これ以上の人口は減らせないじゃないですか」


「……無欲で生きているっていうのかい? それはあり得ないでしょ?」


「それは当然ですよ。欲はあります。人に良い格好をしたいっていう欲が。ヒーローになれるかどうかまでは解りませんけどね。ある程度は恰好を付けたいじゃないですか」


「……それもそれで欲がないとは思うけどね。支配したいとかは思わないのかい?」


「支配ですか? 興味がないですね。俺は、仕事して、普通に生きていければ良かったんですよ。それが壊れてしまった。じゃあ、地球を何とかしろって言われたらするしかないでしょう? 個人的な欲って、そのくらいしかないんですよ」


 俺が主人公だって思いはある。それでかっこよく活躍できたらなとは思う。けど、それ以外の欲って、そんなに無いんだよなあ。まあ、ブラック企業で働きたいかって言われたら、微妙な所ではあるんだけど。今度は普通の企業が良いな。自営業? 俺には無理だと思う。才能がないからな。凡人は企業勤めくらいが関の山だ。


 まあ、主人公だからって、何でもできるとは限らないって事だ。俺は俺で出来ることをする。ただ、それだけだな。主人公的な行動がしたい。かっこいい所を見せたい。皆にな。それだから、ある程度の努力はする。ダンジョンの攻略だってしてみせる。


 本気でそのくらいしか考えていないんだよ。主人公で居たい。それだけのために、この35年間耐えてきたと思うんだ。今がその時。主人公に成る時。まあ、かっこいい所を見せても、彼女は出来ないんじゃないかとは思うけどな。そんな気がする。


「まあ、何かを企んでいたとしても、こっちとしては助かるからいいか。食料とはいうけれど、ダンジョンの中にあるんだろう? 結構危険なんじゃないのかい?」


「危険はある程度仕方がないとは思いますけど、まあ、思ったよりは危険じゃないですよ? ある程度のカードがあれば、何とかなる程度だとは思いますね」


「カードね。新しく入手するには、魔物を倒さないといけない。しかも、強いカードを手に入れようと思ったら、強い魔物を倒さないといけない。それは解っているよね?」


「まあ、そうなりますよね。けど、出来ない訳ではない。カードは成長しますし。色々と戦闘力を上げる方法はあるみたいですからね。特に、俺が持っているデュラハン。デュラハンは装備化のスキルがあるんですよ。それを装備する事で、戦闘力の半分を装備者に与えることが出来る。そんな感じでコンボというか、スキルを掛け合わせていく事で、ある程度の格上には勝てるようになっているんですよ。それはダンジョンを攻略して解った事ですけど」


「なるほどね。ある程度は何とかなると。……それでも、難しい事だとは思わないかい? 今までダンジョンに潜った事もない人たちを、ダンジョンに送り出すんだ。死んだら責任を取れるかい?」


「無理ですね。完全に自己責任になります。……けど、今の世の中、自己責任でも動かないと厳しくないですか? 食料の確保は絶対だとは思うんですけど」


「……まあ、それも仕方がないか。出来るだけ安全にって言っても、無理な事は無理だろうし。こっちでも有志を募って何とかするしかないか」


「それでなんですけど、要らないカードをこちらから提供するってのはどうです?」


「……そうか。ダンジョンを攻略しているんだもんね。要らないカードがあるのか」


「そういう事です。何というか、召喚枠とか、そういうのがある訳でもないので、全部自分のものにしても良いんですけど、こういうのは手分けをした方が良いじゃないですか。俺としては、ダンジョンを攻略していく。それだけで良いので、戦力的には余っているんですよ」


 それは事実だな。今更小鬼を使うのかって話にもなってくるし。グレイウルフもクーシーが居れば問題ない。上位互換は存在する訳で。そっちを使うから、ある程度の強さのカードは必要なくなってくるんだよな。


 それなら、使う所にあげた方が有効活用してくれるってものだ。……その代わり、補給基地としての役割をになって欲しい所ではあるけどな。安全に休める場所って、案外少ないんだよ。カードに守って貰わないと厳しいんだよな。


 それが大勢いるところであれば、皆で守り合いが出来る。俺としてはそういう拠点が欲しい。……流石にダンジョンで暮らす訳にはいかないからな。精神的に辛くなってくる可能性もあるし。


「で、見返りに、安全な場所を欲しいと。そういう事です。ここが安全になってくれれば、俺としても拠点として使えるので」


「なるほどね。……アルマテイア」


「嘘はついていないですね。本心で言っている様です」


「……嘘を見抜くスキルですか?」


「そういう事だね。でも、本当に嘘をついていないのかって、疑問に思う事はあるよ? 嘘はついていないって可能性もあるんだけど。全部を話していない可能性は、こっちが考えないといけない事だけどね」


「割と全部正直に話したつもりですよ? 拠点が欲しいのも事実ですし、ある程度の人には生き残って貰わないといけないとは思っているんですよ」


「高沖君の様な人ばかりだと良いんだろうけどね。……こう言ってはなんだけど、既に略奪をしようとしている勢力も居るらしい。ここには来ていないけどね」


「……馬鹿なんですか? 今は争っている場合じゃないでしょうに」


「僕もそう思うけど、他の場所には居るみたいだよ?」


「……そう言えば、その情報は何処から? スマホは使えなくなっていますよね?」


「有事の際に使うかもしれないって事で、この病院には有線回線があるんだよ。電気も、自家発電機がまだ使えるからね。……そろそろ電気の残りも少ないから、使えなくなるとは思うけど」


「自家発電機ですか。病院ならそういうのも持っていそうですね。流石に1か月も使ったら、無くなるんでしょうけど」


「後は魔法で何とかしているよ。便利な魔法が多くある。それが無ければ、今頃は病院もパニックになっていただろう」


 まあ、そうだろうな。初等でも良いから、家事魔法が無いと詰みかねない。それだけに、かなりのアドバンテージがあったとは思うんだよな。貧乏神が使えなかったらと思うと、俺も流石に精神的に来るものがあっただろうし。


 その他にも、回復魔法なんかは便利なんだろうな。……トートか。エジプト神話だよなあ。エジプトではかなりのランクなんだろうけど。日本だと、エジプト神話で有名なのって、オシリスとかラーになるのか? イシスも有名だし。トートは、ちょっと微妙な気がする。狙い目ではあるって事だよな。エジプト神話の系統のダンジョンは、砂漠になりそうだけど。


「まあ、拠点にしたいって思いもあるので、出来るだけ安全にしたいわけですよ。なので、要らないカードについては置いておかせて欲しいですね。その代わり、ある程度の便宜を計って貰えれば」


「こっちとしても有難いかな。要らないカードといっても、それなりの戦闘力は持っているだろうし」


「後は便利なスキル持ちってのもあるんですよ。手持ちの中には、初等収納っていって、ある程度の収納が出来るスキルもありますので」


「お? 収納系のスキルがあるカードもくれるのか。それは有難い。物資の貯蔵に必要なスキルだからね。それが貰えるとなると有難いかな」


「流石に知っていましたか。後は解体のスキル持ちも居ますので、動物の解体も出来ます。ダンジョンには動物が出る場所もあるんです。そこで粘って解体持ちも確保してあります」


「肉があるのは有難いね。タンパク質は今後も貴重になっていくだろうし、それは助かるよ。……流石に、素人では解体は難しいだろうからね。医者をやっていれば、嫌でも解るよ」


「まあ、でしょうね。そんな訳で、カードが、大体500枚くらいですか。余っているので、そっちに渡します」


 そんな感じで、要らないカードを処分しつつ、この病院の戦力化をしていかないとな。ある程度の強さがないと、ダンジョンの攻略が出来ないし。森型のダンジョンは、攻略しながらの事になるだろうからな。ある程度の戦力は必須だ。オーガに勝たないと、ダンジョンを周回出来ない。


「ああ、そうだ。良ければ他の要らないものも引き取るよ。詳細不明なものもあるだろう? それも全部引き取ろう」


「……良いんですか? 割と収納の邪魔になっているので、ありがたいですけど」


「高沖君とは秘密を無しでいきたいからね。話しておくと、トートは知恵の神でもあるんだ。ある程度のものなら、使い方も解るんだよ。解らないものもあるけど、どうやら知恵の神はありとあらゆる知識を共有するみたいでね。誰かの知恵の神が知り得たことは、こっちのトートも解るようになるんだよ」


「一種のアカシックレコードみたいな感じですか。クラウド管理されている知識が増えていけばいくほど、こっちの引き出しも増えるって感じで」


「似たような感じかな。詳細不明なものがあれば、どんどんと持ってきてくれればいいよ。こっちで使い方を考えるから」


「それは有難いですね。……正直、詳細不明なものを使うのも怖かったんですよね。ダンジョンレーダーは使ってますけど、それ以外って、武器くらいしか使ってないですし」


 ダンジョンの宝箱から出てくるものって、使い方が解らないんだよなあ。偶に何かしら封印されているような壷みたいなものも手に入るし。何なんだろうとは思いつつも、確保はしているんだよな。段々と収納の邪魔になってきているので、どうにかしたかったんだけど、どうにか出来るのであれば、お願いしたい所ではある。


 色々と決めないといけないことが多くあるな。日下部院長が持っている情報も、欲しい情報があるかもしれないし。それに、流石に疲れた。ベッドの上で休みたい所である。……スポーツジムにはベッドが無かったからな。ベンチプレスをする為のものはあるんだけど、あれで寝るのは厳しかった。寝返りが打てない。


 今日くらいはゆっくりとさせてもらうとするか。色々とあるけど、まあ、明日でも良いとは思うしな。漸くまともに眠れる場所が出来たと思えば、結構いいとは思うんだよ。拠点に出来るのであれば、しっかりと交渉しないとな。

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