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アポカリプスデイ  作者: ルケア


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戦略的に必要不可欠

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 色々と情報交換をした後に、カードを引き渡した。所有者登録は変更できる。それは貧乏神からも聞かされていた。それで破棄して、日下部病院側に引き渡した感じだ。これで拠点としても良い感じになるとは思う。特にシルキーなんかは重宝されるだろうな。色々と出来るし。家事妖精の名前は伊達じゃないって所だな。


 そして、1日ベッドの上で休ませてもらった。本来であれば、夜勤の人たちも必要である。出来るだけ女子供は夜勤を避けて貰っているらしいんだが、俺は戦力として扱いが特殊になるからな。普段の防衛線には加わらない事で一致している。


 そして、病院側にも結構いいカードを残したつもりだ。デュラハンも何枚か渡しているし、キャバリシーやレッドキャップも渡している。それだけの戦力があれば、森型の方のダンジョンで負けることは無いだろうし、遠征部隊も組めるとは思うんだよな。


 大体ではあるが、医者や看護師さんたちが20人ほど。避難民が800人ほど居るらしい。どう頑張っても戦力に出来ない人たちも居るらしいので、こればかりはどうしようもないとは思うけどな。……死にかけの老人には、いいカードはついてくれなかったらしい。ゴブリンとかグールとか、そういうのがついてきたらしいんだよな。戦闘力が基本的には終わっているGランク。


 スキルがあれば、化けるのかもしれないけど、有用なスキルは無かったらしい。まあ、そもそも寿命で旅立てば、魂に紐づけされたカードは天に召されてしまうからな。どうしようもないんだよ。


 そんな訳で、俺が何をするのかって、ダンジョンの攻略だ。2つ目の西洋の町ダンジョンを攻略していく。正直な話、ティル・ナ・ノーグが欲しい。絶対に欲しい。異界型のカードという事で、戦闘力は少ないんだけど、オベロンとティターニアを召喚できるのであれば、結構な戦力としても有りなカードだ。


 眷属召喚の枠は、1日経てば回復するらしいので、是非とも欲しい。ランクについては解らないけど、オベロンとティターニアがキャバリシーよりも弱いって事はない。そもそもオベロンとティターニアがキャバリシーを召喚できるんだから、格上の筈なんだよ。是非とも欲しい所である。


「そんな訳だから、暫くは妖精のダンジョンで粘るぞ。妖精のカードも欲しいし、色々とカードの有用性がな。人海戦術が取れるのであれば、その方が良いし」


「拠点が確保できたのは大きいのさ。人口もある程度は居るのさ。食料供給は何とかなるとは思うのさ。まあ、まずは森型のダンジョンを攻略するのでいっぱいいっぱいだとは思うけどさ」


「だろうな。こっちのダンジョンを攻略するのはまだまだ先の話ではあるだろう。でも、それは俺たちがカードを供給すればいい。……ただ、貧乏神の強化も必要なんだよな。1か月も経つから、それなりに強くはなって来たとは思うけど」


 今の貧乏神のステータスはこんな感じだな。


――――――――――

種族:貧乏神

戦闘力:1973(+273)

種族スキル

・貧乏暇なし

・破れた財布

・汚れた硬貨

後天スキル

・中等攻撃魔法

・初等家事魔法

・気配遮断

・中等収納

・罠発見

・罠解除

・気配察知(NEW)

――――――――――


 新しく気配察知を覚えたのは良いんだけど、経験値の方だよな。伸びは良くなっているけど、まだまだ限界までは届かない。どんどんと戦闘力を上げて貰わないと困るからな。3400まで育つんだ。そこまで積極的に育てていきたい所。……経験値が沢山手に入る魔物でも居れば良いんだろうけど。


 そんな都合の良い魔物が存在するのかって話だ。よくある金属系のスライム。そんな都合のいい魔物が出てくれるのかって話だな。……出てもおかしくないんだよな。伝説や神話から引っ張ってきている訳なんだろう? クエストからも引っ張ってきてもおかしくない。……前世の話になるからなあ。今世はそんなクエストは無い。メタルなスライムも居てくれないかもしれない。


「まあ、戦う内に、強くはなるだろう。強い魔物を倒せば、経験値も多く貰えるだろうし、狙っていかないとな。それじゃあ、周回するか。1日に1周を目指して頑張ろう」


「休みはどうするのさ?」


「眠れれば問題ない。……出来れば、ティル・ナ・ノーグが2枚出てくれると嬉しいんだがな」


「病院の戦力としてさ?」


「そういう事だな。眷属召喚は余りにも優秀過ぎる」


「まあ、防衛向きなのさ。手に入れてやるとするのさ」


「病院の強化は、俺たちの安全にも繋がるからな。……出来れば、1日に2周したい所ではあるんだけど、1周するだけでも10時間くらいはかかるしな。シルキーやデュラハンも粘りたいし、他の妖精たちも欲しいからな。戦力的にもキャバリシーとレッドキャップは欲しい。欲しいものがあり過ぎて、ダンジョン生活が長引きそうなんだよなあ」


「クルーラホーンはどうするのさ? あいつら強いのかは解らないけどさ」


「……いや、必要ないとは思う。なんか飲んだくれて戦ってくれそうに無いし。酒が無ければ戦えないって感じになりそうで」


「ああー……。その可能性はあるのさ。強さ的にはどうなのかって所はあるだろうけど、使えないんじゃあ仕方がないのさ」


 そういう事だな。クルーラホーンが強いのなら、検討はするべきなんだろうけど、どう考えてもな。優先するべきカードは他にあるだろう。……経験値が美味しいのであれば、狙って戦っても良いんだけど。どうなんだろうな。その辺も検証しないといけないか。


「検証だけはしてみるか。検証だけな。戦ってみて、経験値が多いってなったら、乱獲した方が良さそうではある。カードは要らないけど」


「まあ、広場でドンパチやれば解る事さ。幸い、31層はあいつらしかいないのさ」


「それじゃあ、検証も兼ねていきますかね。いざ、カードを掘りに。とっとと落ちますように!」


 まず、勘違いはしていなかった。クルーラホーンは、別に経験値が多い訳でもなく、強い訳でもなかった。カードの戦闘力としては、270だったからな。弱い方である。ただ、まあ、倒しやすい敵ではあるかなって感じだな。基本的に酔っぱらっているので、倒すのは簡単だ。


 これで経験値が多かったら乱獲したんだろうけど、経験値は普通くらいだとは思う。大量に倒したけど、そんなに戦闘力が上がった訳でもないし。何ならカードとしても使えないんだろうから、どうしようもないよなって事で、31層はスルーするという事になった。


 そして、ダンジョンの方なんだけど、ギリギリ1日2周することが可能だと言う事が解ったので、カードのドロップをある程度諦めながら、先に進むことを優先した。


 というのも、デュラハンのコシュタ・バワーで駆け抜ければいいのでは? と初期の方で気付いたので、一気に駆け抜けることに。その結果、20層まではぶっちぎれるって事が判明した。その結果、2周するのに15時間程度で収まるようになったので、4時間くらいをカードを粘る時間に当てつつ、1日2周するという事に。


 何というか、ハードワークだとは思うけど、このくらいしないと、いいカードを貰った人たちとの差が縮まらないだろうしな。俺が貰ったのは貧乏神。Cランクのカードだ。まあまあだとは思うけど、それでも戦力としてはまだまだである。そんな感じだから、是非ともティル・ナ・ノーグが欲しい。格上では無いにしても、Cランクは確定だろうからな。


 そんな訳で6日目の2周目で、何とかティル・ナ・ノーグを確保した。……そして、驚愕の性能に、絶対に2枚目も確保するという事を誓った。マジで拠点としての運用が可能だとは思わなかったんだよな。異界型のカードって、そういう事まで出来るのか?


――――――――――

種族:ティル・ナ・ノーグ

戦闘力:1500

種族スキル

・理想の妖精郷

・王家招来

・妖精たちの住処

後天スキル

・気配察知

・高等収納

――――――――――


――――――――――

種族:オベロン

戦闘力:1200

種族スキル

・妖精の王

・王家の威厳

・夜の夢

後天スキル

・従順

――――――――――


――――――――――

種族:ティターニア

戦闘力:1000

種族スキル

・妖精の女王

・魔法の花びら

・夢幻の如く

後天スキル

・従順

――――――――――


 これがティル・ナ・ノーグとオベロンとティターニアのステータスである。理想の妖精郷の効果は、従順持ちのキャバリシーを眷属召喚出来るスキルで、これは戦闘力がそのままの代わりに、1日に30体までという制限が付いている。それと、妖精カテゴリのカードの戦闘力を20%上昇させることが出来る。ただし、敵味方の識別は出来ない。


 王家招来は1日に各1体ずつのオベロンとティターニアを召喚する事が出来る。重複は無し。ただし、キャバリシーの方は重複ありなので、1日に30体ずつ戦力が増えていく事になる。


 妖精たちの住処は、住居としての性能を持つ。異界型のカードの中で生活が出来るらしい。これが破格の性能で、ティル・ナ・ノーグはデフォルトで、食事まで用意できる。大体5万人くらいまでの人数を収容できて、それだけの食事や飲み物を供給できるスキルらしい。1日の上限がそれなだけだ。


 こんなスキルがあるなら、異界型のカードは是非にとも欲しい。これがあれば食料問題とか解決するんだよ。リスクを取って、食料を取りに行く必要がない。


 何のためにカードを預けて、ダンジョンに潜って貰っていると思うのか。ティル・ナ・ノーグがあれば、殆ど全て解決だよ。しかも、異界型である。異界は何処にでも発生させることが出来る。町の中で展開すれば、その周辺一帯を巻き込むことが出来るし、場所を絞れば、病室の中だけって事も出来る。


 更には病院の敷地内だけって事も可能であるという。……2枚目の確保は必要だろう? 病院での暮らしが良くなるのであれば、必須だとは思うんだ。


 けどまあ、食料の確保なんかは頑張って貰う予定ではあるけど。……万が一にも、避難民がこっちに雪崩れ込んできて、5万人の収容人数を越えると問題だからだな。三重県桑名市は首都圏である。余裕で1億人くらいの人口が居たんだよ。それが9割減でも1000万人。5万人の収容人数なんてあっという間に越えてしまう可能性がある。


 まあ、病院側も受け入れられるのであれば、受け入れるだろうしな。近くの避難所を全部取り込んで、一大勢力を作っても良いとは思う。それくらいのスペックがあるカードだよ。ティル・ナ・ノーグは。絶対に確保対象である。


 なお、オベロンの妖精の王というスキルは、キャバリシーを無限に召喚できる代わりに、戦闘力が半分になるスキル。ティターニアの妖精の女王も名前だけ違うだけで、全く同じスキルだ。


 王家の威厳は、後方待機(眷属召喚は可能)をしている時、味方の全員の戦闘力を20%底上げするスキルである。……これだけでも結構強いんだよな。ティル・ナ・ノーグと合わせて40%上昇する訳なんだし。


 夜の夢は、剣術、魅了耐性、怯み耐性を内包するスキルになっている。


 魔法の花びらは、状態異常の全体魅了攻撃を行うスキルだ。クールタイムは10分。割と初見殺し的な感じだな。魅了されたのはお前の方だろうがと突っ込みたくなったが。そもそも眷属で出てくる魔物は、そこまで賢くないので、あんまり使って来ない。まあ、全員が魅了されても、同士討ちをしている内に、魅了は解けるんだけど。ただ、戦闘力が高くなってくると、割と洒落にならなくなるとは思う。


 夢幻の如くは、中等回復魔法、初等攻撃魔法、魔法攻撃力上昇を内包するスキル。魔法攻撃力上昇は、ある意味ではぶっ壊れスキルになるとは思う。大体攻撃力を50%くらい上げてくれるので、高ランクのカードになると、色々と話が変わってくるとは思うんだよな。初等攻撃魔法だから許されている感じではあるけど。


 そんな感じで、ティル・ナ・ノーグは超優秀。オベロンとティターニアも優秀。マジで2枚目が欲しいなんてものじゃない。絶対に確保だ。生活レベルにも直結するからな。食料はどれだけあっても構わない。出来れば捨てるだけの余裕があった方が良いんだよ。

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