第二章 明治国家の兵士と子どもの誕生
注意!
この回は本編ではありません。
第二章の説明と、登場人物紹介となります。
登場人物の死亡についての記載もあるため、必ずしも本編を見る前に読んでいただく必要はありません。
第二章 明治国家の兵士と子どもの誕生
蔵之助が陸軍兵となり、寛之助は海軍兵に。蔵之助は結婚をして子どもを育て、家庭を作る歳に。陸軍として蔵之助が体験した、明治の大日本帝国、近代化、日清・日露戦争に、どんな衝撃を受けたのか!?また、家庭での夫・父としての蔵之助は、家庭をどんな風に守ったか、子どもはどんな風に育ったか、第二章は明治時代と大人としての蔵之助がテーマとなります。
登場人物紹介
神楽坂蔵之助 元治元年(1864)3.14生まれ
明治国家の発展を支える軍人の新しい生き方に感動して陸軍士官学校へ入学し、見習い士官から、日清戦争では中尉、日露戦争では少佐として活躍した。家庭では明治の父であり夫でもあった。
妻子
桜井愛海 明治元年(1868)7.20生まれ
結婚して神楽坂愛海となり、落ち着いた性格である。家庭では、蔵之助の軍の威厳などどこ吹く風と言わんばかりの穏やかな夫婦・父母の姿であった。
神楽坂修蔵
明治22年(1889)2.11生まれ
神楽坂家の長男。弟や妹が生まれてからは一家の長男としての責任感を強く感じている。幼少期から鉄道が好きで、工業学校に入学する。
神楽坂節子
明治25年(1892)10.20生まれ
神楽坂家の長女。弟や妹に厳しく、勉強や礼儀などを指導しないと落ち着かない性格。女子師範学校に入学する。
神楽坂光蔵
明治30年(1897)5.5生まれ
神楽坂家の次男。機械への興味が絶えず、中身を知りたがってなんでも分解する。よく姉の節子に泣かされている。
神楽坂美嘉
明治32年(1899)4.4〜明治37年(1904)1.24
(享年4歳)
兄や姉たちに可愛がられて、春子にとっては最初からいる姉の存在だった。生まれた頃から病弱だった。4歳で結核により夭逝。
神楽坂春子
明治35年(1902)3.3生まれ
神楽坂家の末娘。生まれた頃から髪が綺麗で、幼い頃から腰まで髪を伸ばした。物心ついてかはお嬢様言葉で話したりと、いつからかお上品な娘となった。
兄・両親・祖母
兄 神楽坂寛之助
文久2年(1862)8.8生まれ
海軍兵学校へ入学し、海軍になる。蔵之助より少し早く結婚して家庭を作った。弟の蔵之助曰く、「今でも追いつきそうで追いつけない兄貴」。
父 神楽坂権兵衛
天保4年(1833)7.27生まれ
明治警察に転身した元武士。自由民権運動を取締の側として見てきた。相変わらず江戸と明治のギャップには悩まされている。70歳で隠居に入る。
母 神楽坂志帆
天保14年(1843)3.31生まれ
仕事で不在がちな子の代わりに家事をこなす神楽坂家を支える存在。印刷業で明治の日本画・西洋画を見てきた。帝国の勝利にあまり興味がなく、息子の帰還を第一に喜ぶ。
祖母 田沼美帆
文政2年(1819)5.3〜明治39年(1906)2.27
(享年86歳)
60歳での隠居以降、神楽坂家を見守り続けた長老。日清・日露戦争、蔵之助の子ども5人を見届けた。風邪をきっかけに肺炎を患い死去し、20世紀まで生きた。
美帆の享年日を1.2→2.27に変更しました。




