第4話 秘密の秘密のうふっ♥️
登場人物紹介
青島 麗子 天然お嬢様
柿沼 誠二 お嬢様の執事
チロ子 しゃべる犬、不思議世界の案内人
とんちゃん バーのママ
*登場する名称は全てフィクションです。
「あ~ら、チロ子ちゃんじゃな~い。いらっしゃ~い♥️」
『来たくはなかったケド...仕方なく来たわよ、とんちゃん。』
「とっ...とん...ちゃん...?」
「初めまして、とんちゃん様。私、執事の柿沼と申します。」
「ねぇねぇチロ子、よくこんなイケメン連れて来れたわね。やるじゃな~い♥️」
『オマケの変な天然もいるけどね。』
「誰がオムツよ。失礼ね。」
『まあ、アホはほっといて、ミッション...お願いね。』
「ちょっと待ちなさいよ。折角来たんだからゆっくりしなさいよ。」
『アタシは早く帰りたいのよ。何でツェペラもアンタものんびりしてんのよ。』
「だって...ここ...アタシん家だし...、ツェペラだってそうでしょ...。」
『そっか...アタシは移動してるケド、みんなそこにいるもんね...。』
「まあ、チロ子のこともあるから、ここのミッション...してあげるわよ♥️」
『とんちゃん、ありがと。』
「それで、とんちゃん様、ミッションとはどのようなものでしょうか。」
「そうね、アタシの秘密が分かったら次の世界へのあの扉の鍵をあげるわ。」
『いやいや...とんちゃん...そりゃムリゲーだよ。』
「ナニ...マジになってんのよ。冗談じゃない。」
「つかれた~、眠い~。」
「何よこの娘。あそこのソファーで寝かせたら。」
「とんちゃん様、お気遣いありがとうございます。」
「それで...柿沼サン...、あんな娘ほっといてアタシのトコ...来ない?」
『とんちゃん...抜け駆けはナシよ。』
「そうですね、私にはお嬢様がおります。それに元の世界に戻らないとならないので。」
『そういや、とんちゃんも柿沼さん達と同じ世界にいたんだよね。』
「そうね...随分昔のように感じるわね。」
「とんちゃん様はこの世界の住人では無いのですか。」
「そうよ、あなた方と同じく扉を開けて中に入ったわ。」
「元の世界に戻れない...いや戻らないのはどうしてなんでしょうか。」
「柿沼サン、アタシはねここが気にいったのよ。ここは元の世界みたいに殺伐としてないのよ。面倒な人間関係も無いわ。」
『アタシも最初は案内してたんだけど、とんちゃんが戻りたくないとか言ったからマスターにお願いしたのよ。』
「チロ子さん、マスターとはこの世界を総括している方なのですか。」
『そうよ、私もたんとむもツェペラもマスターに仕える住人。世界の構造はツェペラが構築したわ。』
「そうでしたか。ならマスター様と直接お話しすれば、早く戻れるのでしょうか。」
『それはムリね。でも、最後のミッションをクリアすれば、マスターに会えるわよ。』
「最後のミッションですか...。」
「まあ、それより何か飲みません?柿沼サンには特別に作ってあげるわよ♥️」
「あの、とんちゃん様。気にはなっていましたが、ここはバーなんですか?」
「ええ、アタシのバーよ。気に入ってくれたかしら♥️」
『とんちゃん、ママさんだからね。作るドリンクは全部美味しいよ。』
「では、お願いしますね、とんちゃん様。」
「.........でさ、そんなことなのよ。」
『とんちゃん...そろそろミッション...行こうよ...。』
「楽しいお話しであっと言う間に時間が過ぎてしまいました。とんちゃん様、ありがとうございます。」
「いいのよ、柿沼サン。それじゃ、アタシからのミッションね。アタシの本当の名前を当ててちょうだい。」
『間違えるとポイントマイナスになるから注意して答えてね。』
「とんちゃん様の本当の名前ですか...。ではお答えします。とんちゃん様の本当の名前はとんちゃん様です。過去にどんな名前があろうとも、今ここで名乗る名こそ本物と考えます。」
「そうね...、そうよね。今を楽しく生きる、この瞬間がサイコーだもの。柿沼サン、ありがと♥️次からは別のミッションを考えるわ。はい、鍵。」
『ホントはとんぺいなんだよね。でも、とんちゃんがそう言うなら正解かな。』
「とんちゃん様、我々と一緒に元の世界に帰りませんか。」
「あら、ありがとね。でも、アタシはここに残るわ。だって、あなたのような人が訪れるんだもの、楽しいじゃない。」
『それじゃ、麗子起こして次行きましょう。』
「そうですね、麗子お嬢様、次に向かいますよ。」
「ん?は?ここ...イチバン...。」
『寝ボケ過ぎよ...。』
「それでは、とんちゃん様、お世話になりました。」
「柿沼サンも元気でね。もう迷ってここに来ちゃダメよ。」
『とんちゃん、コレ終わったらさ、たんとむとツェペラ連れて飲みに来るよ。あと...。』
「チロ子...それは言わない...。」
『そうだった。じゃあね、とんちゃん。』
「チロ子さん、この先まだまだ別の世界があるのでしょうか。」
『次が最後にして最大の難関よ。』
「ラストミッション、なんですね。」
『そこをクリア出来ればマスターに会えるわよ。』
「マスター様ですか。どのような方なのでしょうか。」
『今はマスターより、次の住人に気をつけた方がいいわね。』
第5話 予告
なんなん、このヒト?
最後にして最大の難関ですって!
次回 「不思議な不思議?!」
今を楽しく生きるのよ!
とんちゃんサイコーってことで。
次回...あの人。ではまた。




