第3話 オイラのマシンはNO.1
登場人物紹介
青島 麗子 天然お嬢様
柿沼 誠二 お嬢様の執事
チロ子 しゃべる犬、不思議世界の案内人
ツェペラ マシンの発明家
*登場する名称は全てフィクションです。
「チロ子...何この機械...。」
『次の世界よ。』
「チロ子さん、ここではこの機械がミッションとなるのでしょうか。」
『そうね、ツェペラ、ツェペラはいる?』
「なんだよ~、朝からうるさいよぅ~。」
『ツェペラ、お客さんよ。』
「チロ子...明日にして...。」
『何で一日も待たせんのよ。アタシもとっとと終わらせて帰りたいんだから。』
「分かったよ...、で...何か用?」
『この世界に迷い込んだ2人なのよ。さっさとミッション出しなさいよ。』
「すみません、ツェペラ様、お手数をおかけ致します。」
「ん?ダレ....えらい丁寧やな...。」
「これは申し遅れました。私、執事の柿沼と言います。こちらは麗子お嬢様です。」
「よろしくね、つ...つえ...チャペル...。」
「なんだよ...コイツ名前もろくに言えんのかよ...。」
『そう言うヤツなのよ...麗子は...。柿沼さんも大変なのよ...。』
「そっか...なら、柿沼の旦那に解いてもらうのがいいかな。」
「何で私じゃダメなのよ...。」
「レーコとか言ったな。オイラの発明したマシンは...何だっけ?」
『ツェペラ...ボケかましてる場合じゃないわよ。』
「分かったよ。あそこにマシン、機械が並んでるのは見えるかい?」
「ツェペラ様、5つ並んでいる機械ですね。」
「そうさ、アレ全部オイラの発明品だぜ。」
「スゴいじゃない、ツルリ。」
「アホは...ほっといて説明するよ。あの5つの中にアンタらの求める次に進む為の機械がある。ノーヒントで当ててみな。」
「ツェペラ様、一つ宜しいでしょうか。」
「なんだい、柿沼さん。」
「例えば、違う機械を選んだ場合はどうなるんでしょうか。」
「やっぱ気になるよな。大バクハツ...とかはしないよ。」
『もう...ツェペラふざけるの止めなさいよ。』
「え~機械なバクハツだぁ~。」
「おい、このアホ...何とかならんのかい。」
『どうにもならないわよ、ねぇ柿沼さん。』
「お嬢様はこう言う人なのです。」
「ふ~ん、とりあえずオイラの家に来なよ。」
「へ~、オペラの家ってスゴいね。」
「アホは無視して、そこに座りなよ。」
「ツェペラ様、お邪魔致します。」
『ねぇ...ツェペラ...アレやるのね。』
「やるに決まってんじゃん、チロ子。せっかくだからさ。」
「ツェペラ様、チロ子さん、アレとは何でしょうか。」
「折角だから、オイラの発明品を見せてあげんのさ。」
『ついでに実験体とか?』
「なんの...じけん?」
「柿沼さん、コイツに実験してもいいよな。」
「どうぞ、ツェペラ様のお好きなように。」
ツェペラは奥からヘルメットみたいな物を取り出した。
「レーコ、これかぶりなよ。」
「何で私がこんなのかぶらなきゃならないのよ。」
『麗子...お似合いよ...。』
渋々かぶる麗子。
「で...なんなの?」
「これはオイラが発明した嘘発見器...。」
『じゃなくて、ただの脳波測定器でしょ。』
「もう...チロ子...ネタバレすんなよ。」
「ツェペラ様、脳波の測定をしてどうするのでしょうか。お嬢様の脳は...。」
『まあ、面白いから柿沼さんも一緒に見ましょう。』
「実は、このヘルメットで受信した脳波をモニターに映すことが出来んだよ。」
「つまり、お嬢様の考えが映像になるのですか?」
『まあ、楽しみよね。』
「コイツなら楽しめそうだな。」
「何よ...みんなして...。」
「さて、マシン稼働!」
モニターに映像が映し出される。
お茶のアップ...、お茶の数々...、美味しそうなお茶...。
「なんだよ...コレ...。」
『これ...お茶よね...ってかお茶だけ...。』
「お嬢様はお茶が好きなのです。」
「かきぬま~、お茶~。」
「アホらし..........。」
「さて、選ぶ機械は決まったかな。」
『柿沼さん、くれぐれも間違わないでね。』
「気になっていたんですが、間違えるとどうなるのでしょうか。」
『あなた方のポイントが減るのよ。』
「ポイントとは、我々が元の世界に戻る為のもので、減ると帰りにくくなるのですね。」
『最悪...帰れなくなるわ。』
「分かりました。この先にもミッションがあることを考えると間違わない方がいいですね。」
『私は柿沼さんとなら一緒でもいいケド、まあそう言う訳にはいかないわよね。』
「それじゃ、こっちから1号機、2号機、3号機...。」
「アタシ、いっちばーん!」
ピンポーン。何か鳴った。
「何でこんなアホが当てるんだよ...。」
『そのアホさ加減がミラクルなのよ...。』
「........お嬢様は天然のミラクルガールなのです。」
「さあ、1号機を作動させな。」
『そこのレバーを動かしなさいよ。』
「タライ...落ちないよね...。」
『落ちないわよ、たんとむ屋敷じゃないんだから。』
「ツェペラ様、色々お世話になりました。」
「アンタも元気でな、柿沼さん。」
『それじゃ次、行くわよ。』
「レッツゴー!」
「ここ...どこ...。」
『アタシ...ここ...苦手...。』
「チロ子さん、ここは一体?」
第4話 予告
次の世界は...とにかく大変なのよ...。
さあ、新たなる世界を楽しんでね♥️
次回 「秘密の秘密のうふっ♥️」
ツェペラさんはこの世界の構造機械を発明した博士なんですよ。
新たなるステージは...。ではまた。




