↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
100/103

100話「タケルの試練」


 最強の戦士タケルが、人生最大の試練とは何かと聞かれたら。


 彼はきっと「まさに今この瞬間です」と答えただろう。



 ─────勇者タケルは、恋をしていた。


 サリパの第二王女リシャリ・サリパールに、淡く切ない恋をしていた。


 他人に怯えられ、疎んじられて生きてきた少年時代。


 そんな彼を孤独から救い上げ、優しく包み込んだリシャリ姫。


 平民と王族、決して結ばれるはずのない身分の差。


 本来ならば叶うはずのない、心の奥底に秘めた恋。


 

 しかしタケルは、生まれ持った強靭な肉体で武功を立てた。


 祖国サリパを何度も救い、功績を認められた。


 そしてとうとう、彼はサリパの国王から恋焦がれた美姫、リシャリ・サリパールを娶る許可を得た。



 正室、サリパ第二王女リシャリ・サリパール。


 側室、ドラズネスト領主メウリーン・ドラズネスト。


 この縁談こそ、タケルに用意された至上のご褒美。


 ただの平民が武功を上げ、これほどの縁談を結ぶなど前例がない。


 この縁談が成立すれば、勇者タケルの英雄譚は末代まで語り継がれることになるだろう。



 そして今日。勇者タケルは、リシャリ姫から会食に招待された。


 その会食は『メウリーン・ドラズネスト』との顔合わせが目的だ。


「で、ではタケル。会食の場に案内しますわ」


 タケルもその会食には、真剣に臨んだ。


 メウリーンを側室として娶ることが、リシャリ姫との縁談の条件だ。


 だがタケルはメウリーンを側室として、ぞんざいに扱う気はなかった。


 メウリーンの『人を見る』ため、真剣に向き合うつもりだった。


 そんな真っすぐな思いを持つタケルは─────


「……リシャリ様? と、ところで、その服は」

「さあ! 案内しますわ!! ついてきてくださいまし!!」


 想い人リシャリ・サリパールの臍だしミニスカ太もも巫女服を前に、顔を真っ赤していた。







 外交において大事なのは、相手の文化を知り、尊重すること。


 聞いたところ、ドラズネストにおいて巫女服は『神に認めてもらった証』らしい。


 なので縁談の場で巫女服を着ると、結婚が神に祝福して貰えたという扱いになる。


『まぁその神とは、龍神グルデバッハなのだがナ』

『……なるほど?』


 露出が多い理由は、布が少ない方が龍神が食べやすいから。


 赤と白の派手な色合いは、生贄として認識してもらいやすいように。


 この巫女服を自ら着ることでメウリーン一族は、ドラズネストで『絶大な信頼』を得た。


 それが転じ、ドラズネスト民の間で巫女服は『統治者の証』と認識されていたという。


『リシャリ姫も、ドラズネストではこの服を着ると良い。それだけで、民が尊重してくれる』

『あ、ありがとうございますわ』


 この巫女服をくれたことは、メウリーンの厚意に他ならない。


 サリパ的にはちょっと恥ずかしめというか、アレな衣装であるとは認めよう。


 だがメウリーンさんは当たり前のように着ているし、羞恥感情はない。


 ドラズネストの文化的に、マジに正装っぽいのだ。


 ……雪精の毛皮で作った防寒具が『至上の贈り物』にも『最悪の敵対行為』にもなる。


 ならばメウリーンが主役となる会食の場で、俺が着ないわけにはいかない。






「り、り、リシャリ様、そのお姿は」

「何も……何も、問うなですわタケル」


 ただし、その巫女服はおへそが出ていた。


 袴の裾は尋常でないほど高く、太腿がいっぱいに露出していて。


 ちょっと油断すれば、下着があらわとなってしまいそうだ。


「この衣装に思う所があったとして、口に出してはいけませんわよ」

「いえ、その……、はい! 分かりました!」

「良い返事ですわ、タケル……」


 無だ。心を無にするのだ、俺(リシャリ)。


 ちょっとタケルの視線が、きわどい部分に釘付けになっているくらいなんだ。


 ヤツも男なのだ。こんな服を着ていたら、目が行くのはやむも得まい。


「この服はドラズネストの正装だそうです」

「な、なるほど」

「メウリーン様も同じ服装ですわ。文化の違いも受け入れねばなりません」


 気をつけて動かないと、下着が見えてしまう。


 これでは街中を歩けないので、王宮の貴賓室での会食にした。


 ドラズネストの文化を尊重はするが、下着丸出しで歩くのははしたない。


「では、この先の部屋でメウリーン様が待っていますわ」

「……はい」


 集中しろ、俺ならできる。


 さりげなく太ももを抑え、静かに揺れるように歩行しろ。


 視界の端、廊下の遠くにルゥルゥ姉上の姿が目に映った。


 唇を掌で覆い、笑いを堪えていた。後で殴りこみに行こう。


「失礼いたします、メウリーン様。タケルを連れてきましたわ」

「うム。御足労頂き、感謝すル」


 だが今は、メウリーンさんとの会食だ。


 貴賓室のドアを開けると、メウリーンがお辞儀で出迎えてくれた。


「では、席に着きましょうか。メウリーン様、タケル、どうぞお座りくださいまし」

「失礼する」


 席順は、タケルとメウリーンがテーブル越しに向かい合い、俺が脇に座る形だ。


 今日の俺の役割は『仲人』。司会をして、後はお若いお二人に任せる役目。


 メウリーンもタケルも、俺より年上だけど。


「メウリーン・ドラズネストだ。貴方に会いたかっタ、勇者タケル」

「きょ、恐縮です。タケルです……」


 二人を引き合わせると、ぎこちなく頭を下げて挨拶を交わした。


 社交界に慣れていないタケルは、左右に視線を揺らせている。


 時折チラチラ、と助けを求めるように俺の顔を見つめた。


「簡単ではありますが、料理をご用意しておきましたわ」

「うム、ありがとウリシャリ姫」

「では、会食を始めさせていただきますの」


 おう、任せとけタケル。こちとら、社交界の経験だけは深いんだ。


 見合いをセッティングしたことだって、何度もある。


「まずは、私から簡単にご両名を紹介させていただきます。まずはタケルから」

「は、はい!」

「ご存じとは思いますが、彼こそサリパで一番の戦士ですわ。入団試験の折にはあのパウリックを圧倒し、そこから数々の武功を立て続けた英雄ですわ。龍神グルデバッハ、ヤイバンのレヴィグダード、デケン七英雄アガロンなど倒した敵は数知れず。最強という言葉は、彼にこそふさわしい」


 まずは話題を作りやすいように、両名の略歴を紹介する。


 こうすることで『タケルの~ってどんな感じだったんですか』と、話が広げやすくなる。


「ただ強いだけでなく、優しい男性でもありますわ。敵であっても考えなしに殺そうとしません。それは勇気がないからではなく、彼は強者であるがゆえに余裕があるということ。強さと優しさを併せ持つ、まっすぐな性根の男性ですわ」

「か、過分な紹介を、ありがとうございます」


 タケルの紹介は、こんなもんでいいだろうか。あんまり長々と話すのも違うしな。


 さて、次はメウリーンさんの紹介だ。


「続きましてメウリーン様はドラズネストの現領主にして、ドラズネスト家の七代目のご当主です。ドラズネスト家は龍神グルデバッハが暴れないよう、自ら生贄に立てながら領地を守り続けた誇り高い一族です。民たちは、彼女の人徳に心服しているようですわ」

「うム」

「メウリーン様の特筆すべきは、聡明さでしょう。たった一人で領地を切り盛りし、ヤイバンから独立できる情勢を見逃さず、時代を見渡す戦略眼をお持ちです。また知将ベルカに唯一、『戦略で勝利した』指揮官でもあります。その叡智はきっと、これからサリパを支えてくれるでしょう」


 改めて考えてみたら、メウリーンさんって一回ベルカに勝ってるんだよな。


 まぁ龍神グルデバッハっていうド級の切り札があっての話だが……。


 事実だけ見るとブユルデスト防衛戦の時、タケルが間に合わなければ負けていたワケだ。


 そのことを聞くと、タケルは感心した表情になった。


「不肖ながら私の方から、簡単に紹介をさせていただきました。では、しばしご歓談いただければと思いますわ」

「ありがとウ」

「ありがとうございます!」


 さて、これで話題振りは終わったぞ。


 あとは適当に、お互いに質問タイムだ。


 俺はニコニコと、笑顔を振りまいて相槌を打てばいい。


「……」

「……」


 奥手なタケルから質問を投げる余裕はないだろう。


 必然メウリーンさんが主導権を握って、会話してもらう展開になると見た。


 俺は余計な口を挟まず、ニコニコと笑っておけば……。


「……」

「……」


 そのまま、一分ほど待ってみたが。


 タケルもメウリーンさんも、視線を左右に動かして……。


 困ったように俺の方を見つめてきた。


「えーっと、あの。何か、お互いにご質問などしてはいかがでしょうか?」

「え、あー、そうだナ」

「は、はい、えーっと」


 あの、メウリーンさん? 待ってもタケルからアクションは来ないよ?


 その男、超が付くほどの恋愛下手だよ? だからメウリーンさんの方から……。


「きょ、今日は、いい天気、なのカ?」

「いい天気、じゃ、ないでしょうか?」


 メウリーンさんは顔を真っ赤に手元を凝視して、ボソボソと呟くだけだった。


 ……。


「え、えーっと。そうですわね、メウリーン様」

「あ、あア」


 あかん、メウリーンさんも恋愛下手だこれ。


 何だよ、昨日は自信満々に『策を用意している』とか言ってたじゃん。


 知将っぽい雰囲気を出してたじゃん。


「私は普段、ドラズネストの民はどんな生活をしているか気になっていますわ」

「アー……! そうだナ、我らは部族単位で集落を作っていテ」


 こうなれば仕方ない、俺(リシャリ)アシスト全開だ。


 俺が出張って、話題を振りまくるしかない。


「朝、目が覚めると民たちは龍神(グルデバッハ)の祠を礼拝スる。それから、仕事を始めるのダ」

「……龍神が死んでしまっても、その風習は続いているんです?」

「もちろん。この風習は恐れから生まれた『どうか食べないでくレ』という命乞いダ」

「ははあ」

「龍神が死んだ今こそ、民は『復活してモ恨んで食べないでクれ』と熱心に礼拝していル」

「あぁ、なるほど。しっくりきましたわ」


 つまり龍神グルデバッハは『祟り神』的な扱いだったんだな。


 討伐された今も恐れられ、祈られているんだ。


「まぁ復活してもタケルは負けませんわ。ね、タケル?」

「そうですね。パウリック師匠に鍛えてもらった今なら、一人でも勝てるかも」

「え、タケルまダ強くなってるの?」


 うん。ウチの騎士団長パウリックは、タケルの弱点を徹底矯正している最中だ。


 パウリック曰く『一年貰えれば仕上げて見せる』とのこと。


 つまり来年には、究極完全体になったタケルを見ることができる。


 何それ怖い。


「礼拝って、どんな感じにやるんですか?」

「作法は簡単だが……。タケルは、知る必要がなイだろう」


 勇気を出したのか、タケルからメウリーンさんに質問が飛んだ。


 しかしメウリーンさんは、首を横に振った。


「どうしてですか」

「タケルは祭られル側だ。この縁談の如何にかかわらず、祠を建てる予定であル」

「祭られる側!?」


 まぁそうなるよな。タケルが信仰され始めてるって話だったしな。


 神(タケル)が何を礼拝するんだって話だ。


「民たちの礼拝の対象も、今後はタケルだけになるだろう」

「現人神(あらひとがみ)みたいなもんですか」

「ひぇえええ……」


 民たちは元々、龍神の脅威を恐れ敬っていたのだ。


 それより強いタケルが、信仰されないはずがない。


「だからこそ私と縁を結ビ、タケルをドラズネスト領主に迎えたイ」

「なるほど」

「権力を可視化する方が、統治しやすくなル」


 メウリーンはそんなタケルへの信仰を、政治にも利用する気らしい。


 宗教と政治は分けるのが近代の定石だが……。


 各部族で集落をつくっている文化レベルなら、それが正解なのかもしれない。


「タケル殿はふんぞり返っていて構わなイ。私はタケルに仕える巫女としテ、貴方に礼拝すルことになるだろう」

「その場合、私も礼拝したほうが良いでしょうか?」

「……リシャリ姫は、そうだナ。一緒に礼拝して貰う方ガ、民に分かりやすイだろう」


 分かってきたぞ。タケルを神で、俺とメウリーンは神の妃という立場。


 今までグルデバッハでやった統治構造を、受け継ぐ形で統治するんだ。


「リ、リシャリ様に礼拝してもらうなどと、そんな不敬な」

「……ちょっと面白そうですわ」

「何で乗り気なんですか」


 いやだって、絶対面白いだろその構図。


 民の前でタケルが、美女二人を侍らしてふんぞり返ってるわけだろ?


 タケルの顔、カチカチになってそう。


「ちょっとやってみましょう。メウリーンさん、どんな感じでタケルを礼拝するんですの?」

「ふむ。ではタケル殿は、椅子に座っていてくレ」

「え、本当にやるんですか?」


 俺は興味本位で、メウリーンに頼んで礼拝を実践することにした。


 向こうの文化を知って、かつ、タケルに権威を自覚してもらう。


「礼拝の手順はこうダ。地面に膝をつけ、頭を下げ、祝詞を捧げル」

「ほう……こんな感じですか?」

「あア、その体勢で間違っていなイ」

「あああ、リシャリ様ァ」


 礼拝の姿勢は、割とスタンダードな平伏だった。


 俺はメウリーンに倣って、厳かにタケルに平伏した。


「リシャリ様が、そんなことをする必要は……」

「ふふ。タケルの功績には、それだけの重みがあるんですわよ」


 あの奥手なタケルが、露出の多い巫女服の女性を二人も侍らせている図。


 タケルが顔を青くしているのを含め、とても面白い。


 ちょっと恥ずかしかったが、このエロ巫女服を着た甲斐があった。


「このまま、祝詞が終わるまデ頭を下げル」

「はいですわ」


 そこまでは良かった。


 タケルを持ち上げ、いい気分になってもらえたらなくらいの気持ちだった。


「豊穣の大地、天かラ遣わされシ恵みの雨」


 メウリーンはタケルに頭を下げたまま、熱心に祝詞を唱え始めた。


 俺は呆(ぼう)っとしながら、平伏するメウリーンを横目で眺め……。


 ─────そこで、致命的な事実に気が付いた。


「大いなル龍神を打ち倒せシ勇者タケル……」


 せり上がった巫女服から覗ける、メウリーンの太ももの奥。


 そこには、肌色しか存在しない。



 ……メウリーンは、この露出の多い巫女服で、下着を着けていないっ!!!



 気付いた瞬間、ガラにもなく俺は動揺していた。


 この巫女服って下着つけたらダメなやつだったのか、と。


 これがどれくらいの不敬なのか、分からないのだ。


 下着をつけて巫女服を着ることが、戦争の火種になる可能性はある。


 つい先日文化の違いで殺されかけたばかりなのに、同じミスを繰り返してしまった。


 こうなっては仕方ない。下着をつけていることをバレないよう、頑張るしかない。


 巫女服の裾を握り締め、気を引き締めると……。



 突如。近くから、強烈な視線を感じた。


 今まで向けられたことのない、野獣の眼光だ。


 思わずビクリと身をよじりたくなる、そんな強い視線を向けている人物は……。


「……」


 タケルだった。彼は俺に、かつてないほど強い視線を向けていた。


 どうしていきなり、そんな目で俺を見るんだ?


 ヤツの表情は真剣そのもの。鬼気迫る顔で、俺の太腿を凝視している。


 観察しろ。メウリーンが祝詞をあげている間に、タケルの心情を紐解け。


 彼はどうして、俺を睨んでいる? 何がタケルをそうさせた?


「……っ」


 俺が視線を向けると、とタケルの視線が揺れた。


 彼は目を逸らす際に、一瞬、メウリーンの太ももに目をやった。


 タケルは真っ赤で、強い困惑が浮かんでいる。


 しかし、磁石に吸い寄せられるように、俺のふとももに視線が向いてしまう。


 ─────そこで、俺はタケルの視線の意味に気が付いた。










 同刻。タケルは、人生で最大の試練を迎えていた。


 その試練とは想い人、リシャリ姫が露出の多い巫女服を着ていたことだ。


 いつも高貴なドレスに身を包んだ彼女が、お臍や太ももを露わにタケルを案内する。


 タケルとて、リシャリが無理をして巫女服を着ていることに気づいた。


 ならばあまりジロジロ見ないほうが良い。そもそも、今日の本題はメウリーンとのお見合い。


 リシャリ姫の露出が多い巫女服に、あまり目を向けないようにしよう。


 そう、心に決めていた。



 しかしそんなタケルの理性をぶっ壊す、衝撃の事態が発生する。


 会食するメウリーンの服装も同じデザインの、露出の多い巫女服だった。


 向こうでは正装らしいし、仕方ない。タケルは意識しないよう、会話を続けた。


 そして話の流れで、二人がタケルを礼拝する流れになった。


 気恥ずかしいが、なぜかリシャリ姫もノリノリで彼を拝もうとしている。


 ならば我慢してリシャリ姫のやりたいように、と受け入れたのだが……。



 チラリと、メウリーンの巫女服が捲り上がり、太ももの奥まで露わとなった時。


 タケルは、衝撃の事実に気が付いた。



 ……メウリーンは、この露出の多い巫女服で、下着を着けていないっ!!!



 頭をぶんなぐられるような衝撃。この女性は痴女なのか?


 そこでタケルの思考は、さらに加速する。いや、それは違うのだと。


 ドラズネストでは、これが正装なのだ。この巫女服は下着を履かないのが正常。


 失礼なことを考えるな。メウリーンさんは痴女でも何でもない。



 ─────じゃあ。同じく巫女服を着ている、リシャリ様は?



 その考えに至った瞬間、タケルの視線はリシャリの太ももに吸い寄せられた。


 当たり前だ。想い人が、履いていない可能性があるのだ。


 その『仮定』から生まれる視線の引力は、抗いがたい。


 見てはいけない。凝視するのは良くない。そんなことは分かっている。


 しかしタケルとて男性。気づけば、リシャリ姫の太ももを凝視していた。



「……」



 そして、まもなくタケルは気づく。


 彼の主で、人の心を見抜く天才リシャリ・サリパールが……。


 全て理解した顔で、冷たい目をタケルに向けていることに。



 お見合いの結果。


 リシャリからタケルへの好感度が微妙に下がった。


???「下着をつけずに会食したラ、勇者を落とせるナ(必勝の策)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
次の策を用意しないとは、やはりまだ甘い……か……(何様)
策だったーー!? これは恥将!!  流石巫女きたない…… そりゃ食べて貰うのに余分な布は要らないよね!?
むしろ見ないほうが失礼
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。