お父様は陛下殺害を謀る
私はアルノエル・ケルナイト公爵だ
私は現王の従兄弟にあたる血筋だ
役職もなかなか地位のあるものだし、6年前に女神のような妻を娶ったし更に5年前にはチェレベッカと言う天使も授かった人生の勝ち組だと思っている。
チェレベッカは5才ながらに秀才で将来は母親ににてすっごく美人になるだろう
そんな天使に自国の第二王子の婚約者として話が来たのは当然である。
しかしながら、現在の私は第二王子に私の天使を会わせたのは間違えであったと考えている。
だって!私の!天使が!
「お父様、私、陛下を好きになりましたので側室になれるかどうかと、正室様について教えて下さい」
わたし、へいかをすきになりました
…
……
………
聞いた瞬間どうやってあのクソオヤジ殺そうかと思った。
その日はなんとかごまかしたが、その後の調査で私の天使はあのクソオヤジを本気で好きなことが判明した。
娘には心苦しいがなんとか第二王子と婚約する方向にシフトさせ、11年たった今国王に対する恋心を過去のものにした。
これからも第二王子には頑張っていただきたい
この11年間は一日一回クソオヤジに暗殺者を仕向けるのが日課になっている
あのクソオヤジの筋肉は見せ筋ではないので殺すことは出来なかった
くそったれ
そのうちあのイマイチ本気ではない暗殺が私であることもバレ
娘が国王の事を好きだったのもバレた
お陰で社交界で娘が国王に会うときはやたらと娘に構うのがデフォルトとかした
くそっ早くあのクソオヤジ死なねぇかな
以下国王への恨みと妻と娘がいかに女神と天使であるかが大量に記載されている
-----------アルノエル・ケルナイトの日誌から抜粋