↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アストリド・フロントライン  作者: ことり
Episode 1."Silver-Line"

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/29

魔物図鑑2

シルク・ウィドウ【糸繰りの白婦人】


挿絵(By みてみん)


スケッチ著者:エーロ・コスキネン


*フレーバー・テキスト

「鬱蒼とした巨木の隙間、霧が一段と濃く停滞する場所に、その『婦人』は佇んでいた。

抜けるように白い肌と、喪に服す貴婦人を思わせる長く繊細なヴェール。その腰から下は、パニエによって美しい輪郭を象ったボールガウン――と見紛う、霧を編んで作ったかのような巨大な白い腹部が、重々しく、かつ不気味な脈動を繰り返している。

彼女が動くたび、周囲の霧が糸を紡ぐように細く、長く引き延ばされ、森の中に銀色の幾何学模様を描き出した。…ふと頭上を見やると、木の枝に『白い布で包まれた、人型の果実』がいくつも吊るされている。想像したくはないが…そういうことだろう。周囲一帯に張り巡らされた、その月光のように煌めく死線はこの世のものとは思えぬほどに美しく、見るものは例外なく息を呑む。そうして自身の現状を理解せぬままに息を引き取っていくのだろう。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。