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魔物図鑑1
ハウンド【猟獣】
スケッチ著者:エーロ・コスキネン
*フレーバー・テキスト
「長く続く遠吠えが聞こえたなら、既に手遅れだ。奴らは決して単独では動かない。霧の向こう側で、音もなく配置につき、獲物の退路を断つ。毛の抜け落ちたその背は、死後数日経った死体のように青白く、しかしその動きは驚くほどにしなやかであまりにも素速い。その狡猾な眼差しに捉えられたならば最後、どれほど険しい丘陵地帯であろうと奴らは疲れを知らぬ足取りで地の果てまで追ってくるだろう。
『野良犬だと思って舐めるな。奴らの動きを見てみろ。互いの距離を保ち、合図一つで一斉に牙を剥く。あの統制された軍隊のような行進……あれはもう、ただの魔物じゃぁない。霧を外套にした兵団だ。』」




