第7話 ヘリオスについて(第五章時点)
この流れで今回はヘリオス回です。
ヘリオス、実は旧作には影も形もありませんでした。この「アウレリア」で初めて出てきた異物です。
そもそも当初の予定ではストーリー上、特に必要がなかったんですよね。
東の王子が攻めてきて、西の王女が逃亡する。
東では国内で王位継承争いが起きている。
西の王子、入る余地がない。
とはいえ、これだとストーリーが一本調子になってしまって物足りない。物語を掻き乱すトリックスターが必要だなと。そこで召喚されたのがヘリオスです。
この作品、あえて美形を標榜するキャラを絞っております。作中ではっきり明言されているのはヘリオスとベルダだけ。あとはご想像にお任せしますねというところです。(イメージ画を作者自らばら撒いてはいますが)
そして、ただのイケメンじゃつまらんなとなり、あえて子供に設定しました。子供がその幼さゆえの美を最強の武器と自認して無双するのはどうだろうか?と。
一方で完膚なきまでに叩きのめされるのはトゥレンです。
トゥレンは第一章の電撃作戦を完璧に立案した軍師ですが、そのまま無双はさせたくない、かと言って単に知略で負けさせたくない……となった結果、子供だとナメた結果、してやられたというオチに落ち着いたわけです。
第二章におけるトゥレンの捕虜対応は本来完璧でしたからね……縛って牢屋に入れておくわけにもいかない以上、あれ以上できることはありません。相手が非常識すぎただけです。
一応、例の脱出劇は物理的に不可能でないギリギリのラインで構成しております。
侍女落ちすぎだろ!というツッコミはごもっともです。まあ、ビジュアルイメージとしては、幼くしたビョルン・アンドレセンあたりを想像してください。世界中を狂わせる美貌というものも実在するのです(笑)
第五章で堂々と宣戦布告した以上、後々また元気に出てまいります。(予告)




