第12話 「鴉の止まり木」について①(本編第三章まで&外伝)
ずいぶん更新が久々になってしまいました。本編と外伝で手一杯で、なかなかエッセイまで回らなかったというのもあります。
さて、今回は早速、公開から日の浅い外伝「鴉の止まり木」についてお話ししようと思います。
こちらはイケオジコンテストなるものの存在を知り、うちのイケオジならマクシム一択だろう!と始めたものです。全く新規でイケオジを書く余裕もないので、すでに骨子のある前日譚となりました。
いくら単品で読めると謳っていても、なかなかの暴挙ですね。
外伝と、少なくとも本編の第三章まで読了した状態で以下お読みいただければと思います。
『第一話 鳴かない鴉』
物語は王宮陥落直後からスタート。これは本編第一章④に当たります。
本編をすでにお読みの方はご存知でしょうけれど、いかにもここで討ち死にと見せかけて、全然死にません。討ち死に詐欺です。(ひどい)
作中にユリウス母を出す予定はもともとなかったので、ユリウス幼少期に亡くなっているというざっくりした設定はあったのですが、まさかこんな形になろうとは。
結果、マクシムのメンタルをごりごり削る設定がどんどん盛られていきました。
『第二話 鴉の血』
マクシムが幼い聖女を連れてきたという設定は本編開始前からありました。今回はそれをそのまま外伝に落とし込んでいます。
アウレリアを見て黄金の羽(鳥)を幻視してしまうのは親子ですね……。
ユリウスも第三章の夕日に照らされた海辺で幻視体験しています。(もっと重症)
『第三話 雛鳥と鴉』
タイトルの雛鳥は、黄金の雛鳥と鴉の雛鳥の両方にかかっています。
幼い二羽の出会いは、本編第三章②のリフレイン。
「私はアウレリアって言うんだって」
本編ではスルーされがちでしたが、作中でも一、二を争うやべー台詞だと思っています。
そして、ユリウスの「アウレリア様」呼びも、本来は親しさの表現のはずだったのが、まさかの洗脳用の呪文のようになってしまいました……。当初はそこまでの予定はなかったのですが。
第三章でアウレリアが偽名を「レーナ」と言い始め、その後も兄妹ごっこでレーナと呼ばされるたびにユリウスがアタフタしていたのは、ただのラブコメ発動ではなかったんですよね……。(レーナ設定は当初からありましたが)
時系列的には、鴉①後半→鴉②③→第三章②(回想)→黄金の記憶(幕間)という順番になります。




