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ヒトガタ機乗りの物語  作者: 龍星
5/6

始動

時は流れる


それは、何者もとめることはできない



リュウセイ視点


着任から3日ぐらいだった。

変わったことはない。なにもなかったといったほうが正しいか。

試作機のテストもなかった。

アサナダ中尉からは


「お前さんの、やることは隊長が言いに来るそうだ。だから、今はのんびりしとけ。当分ないと思うけどな。」


と言われ、やることもなく基地内を探索していた。

ふと、第一格納庫が目にはいった。第一格納庫は、[開けるべからず]と書かれている。アサナダ中尉に聞くと


「ありゃー隊長がやったことだ。中に何が入ってるのかは隊長しか知らねえよ。確かに気にはなってるがな。お前さんも気にすんな、気にするだけ無駄だ」


とのことだった。

アサナダ中尉は、いつも隊長室で書類を片付けて、何かの本を読んでいる。アサナダ中尉は、

「書類なんぞ定期報告のものばっかだ。30分もあれば終わる終わる」


今日も、呼び出しもないと思っていた。


《カンテライト中尉、至急、指令室まで来て下さい》


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