第59戦記 無敵の高校生たち
銃のみならず、ギア・スーツとアーマード・ギアまで持ち出した竜二。
悠理たちに丸腰で戦う術はあるのか?
【天越学園】
麻里奈「皆の衆、あれを‼︎」
「ズガガガガガガ…‼︎」
「ビューン、ビューン‼︎」
男子生徒たち「に、逃げろー‼︎」
M・E・UメンバーA「大人しくしろー‼︎」
萌「あっちにはアーマード・ギアみたいなのが‼︎」
女子生徒たち「キャーーー‼︎ 助けてー‼︎」
M・E・UメンバーB「待て、待てー‼︎」
杏花たちが校庭に出ると、メンバーたちがプラズマガンやプラズママシンガンを乱射し、ギア・スーツで生徒たちを襲っていた。
杏花「て言うかさ、普通不良がここまでやる⁉︎」
十兵衛「マダ驚クノハ早イゾ‼︎ 付近ニ熱源ヲ感知シタ‼︎ 奴ラハ、アーマード・ギアモ所持シテイル‼︎」
萌「そこまでしてケンカに勝ちたい訳⁉︎」
麻里奈「犯罪集団もハイテク化しておるの」
杏花「いいわ、あんな奴らさっさと片付けましょう‼︎ もしもし、直虎⁉︎」
直虎「どうしたの、杏花⁉︎」
杏花「昨日、悠理が揉めた不良が学園で暴れてて、アーマード・ギアまで持ち出したの‼︎ 出動してすぐにやっつけるわ‼︎」
直虎「不良がそこまでやるの⁉︎ OK、そんな奴らさっさと片付けちゃいなさい‼︎ 他の隊員も出動させるわ‼︎」
直虎との通話を終えると、杏花たちは悠理を探しに向かった。
拓哉「貰うぜ‼︎ そらあぁぁぁ‼︎」
陸翔「急所には当てるなよ、拓哉‼︎」
M・E・Uメンバーたち「どあぁぁぁ‼︎」
浩樹「お前ら外道の武器は使わん‼︎ はあっ‼︎ とあぁっ‼︎」
M・E・Uメンバーたち「がはっ‼︎」
拓哉と陸翔はメンバーたちからプラズママシンガンを奪い取り、銃撃戦を繰り広げた。対して浩樹は功夫と中国式の棒術で対抗した。
女子生徒たち「誰かーーー‼︎」
「ガンッ‼︎」
動地「………」
M・E・UメンバーB「何だコイツは⁉︎ ギア・スーツのアームを片手で‼︎ うわぁぁぁ‼︎」
動地はギア・スーツのアームを片手で受け止めると、アームをグッと握り締め、亀裂を入れて爆破させた。
女子生徒たち「キャーーー‼︎ 動地さーーーん♡」
悠理「うおぉぉぉ‼」
「ガッ…‼」
M・E・UメンバーC「動力部が、うわぁぁぁ‼︎」
悠理はギア・スーツの動力部を素手で引き抜き、爆破させた。一瞬我に返り、悠理は《《自分の力》》に疑問を感じて立ち止まった。
悠理「素手でギア・スーツを破壊した⁉︎ 一体僕はどうなってるんだ⁉」
M・E・UメンバーD「大和ー‼︎」
悠理「んっ…⁉︎」
「ザクッ‼︎」
M・E・UメンバーD「バ、バカなナイフで…‼︎」
メンバーが悠理を捕まえようとした瞬間、ニコルがナイフでギア・スーツの動力部を刺して爆破させた。
ニコル「悠理、ボサッとするな‼︎」
悠理「ニコル、ありがとう‼︎」
動地「砕け散れ‼︎」
M・E・UメンバーE「パンチでギア・スーツを…‼︎」
ニコル「はあっ‼︎」
M・E・UメンバーF「ギア・スーツのボディーが切り裂かれるなんて‼︎」
ニコルはナイフで、動地は素手で次々とギア・スーツを破壊していった。
M・E・UメンバーG「竜二さん、押されてますぜ‼︎」
竜二「ギア・スーツをぶっ壊しやがって…‼ バケモンか…‼︎」
機甲警察A「お前ら、今すぐ戦闘を中止しろ‼︎」
少し遅れたが、機甲警察も専用カラーが施されたギア・スーツに搭乗して現れた。
竜二「サツが来やがったか‼︎ 星俠で蹴散らしてやれ‼︎ 幹部連中は「宙義」で出ろ‼︎」
マッドエンペラー連合の幹部たちは星俠をカスタムした、宙義に搭乗して現れた。
※以下4名、愛沢誠=愛沢、狭山晃司=狭山、天王寺哲夫=天王寺、鬼瓦ボブソン=ボブソンと略。
愛沢「さぁて、あの学園にイイ女はいるのかな?」
狭山「ヘヘッ、まとめてブチ殺してやるぜぇぇ…‼︎」
天王寺「ターゲットは大和悠理とニコルソン・リューゲンの二人…」
ボブソン「邪魔する奴ぁ叩き潰す‼︎」
機甲警察B「ミサイルで一斉攻撃だ‼︎」
M・E・UメンバーH「そんな攻撃、星俠には効かねえな‼︎」
機甲警察たち「うわぁぁぁ‼︎」
機甲警察C「ビームガンとプラズマロッドでどうだ‼︎」
M・E・UメンバーI「無駄だ、バルカン発射‼︎」
機甲警察たち「ぐあぁぁぁ‼︎」
機甲警察はギア・スーツの小型ミサイルポッド・小型プラズマビームガンで一斉射撃をしたり、プラズマロッドで一斉に同時攻撃を仕掛けているが星俠には全く攻撃が通じず、圧倒されている。
機甲警察A「クソッ、ギア・スーツの攻撃ではアーマード・ギアには歯が立たないか‼︎」
杏花「悠理ーー-‼」
悠理「みんな‼」
麻里奈「悠理殿、出陣でござる‼」
萌「直虎さんからも許可は出てるよ」
動地「悠理くん、何があるかは知らないがここは僕が時間を稼ぐ。早くいきたまえ‼」
ニコル「悠理、さっさと行け‼」
小百合「わたくしも皆様にお力添えいたしますわ‼」
十兵衛「早ク行クゾ‼」
悠理「分かった‼」
杏花たちと合流した悠理は、ニコル・小百合・動地にその場を任せて出動に向かった。
動地「僕はプラズマガンも得意でね‼」
M・E・Uメンバーたち「な、何て正確な射撃だ‼」
ニコル「切る…‼」
M・E・Uメンバーたち「うわっ、切られたあぁぁぁ‼」
小百合「相手が機動兵器なら、遠慮いたしませんわ‼ はあぁぁぁ‼」
M・E・Uメンバーたち「弓矢で動力部だけを‼」
動地はプラズマガンで動力部を撃ち抜き、ニコルはナイフを逆手に持って脚部や腕部を切断し、小百合は弓矢で動力部を射抜いてそれぞれ複数のギア・スーツを撃破した。
拓哉「大分扱いに慣れてきたぜ‼」
陸翔「俺はアメリカにいた頃に少し経験があるぜ‼」
浩樹「俺は銃火器はさっぱり…、があっ…‼」
拓哉・陸翔「浩樹‼」
拓哉「この野郎‼」
M・E・Uメンバーたち「うおぉぉぉ‼」
陸翔「浩樹、大丈夫か⁉」
浩樹「少し、かすっただけだ…‼」
拓哉たちもプラズママシンガンで善戦を続けていたが、浩樹は左腕に弾を受けてかすり傷を負ったため離れたところへ一時退避した。
加藤「って~、ニコルソンに生徒会長…‼」
小宮「拓哉に陸翔に浩樹…‼」
甲斐山田「また俺たちを足蹴に…‼」
3K「…⁉︎」
悠理「ごめんっ‼」
3K「もうっ‼」
杏花「も~、邪魔っ‼」
3K「いあぁ‼」
麻里奈「再びごめん遊ばせ‼」
3K「ちょおぉ‼」
萌「ちょっと、どいてくんない?」
3K「ひでぇ‼」
十兵衛「列車ガ参リマス、ゴ注意下サイ‼」
3K「うわあぁぁぁぁ‼」
意識を取り戻した3Kを、悠理たちは5人で足蹴にして通り過ぎて行った。
麻衣子「大和くん‼」
田中「雪月さん‼」
三村「ティアー、皇‼」
G・T「先生‼」
悠理「先生、どうしたんですか⁉」
麻衣子「話はあとです、学園長室へ‼」
3K「どへ、どへ、どへ、どへ、どへ、どへ、どへ‼」
悠理「あれ、今何か踏んだような…?」
萌「気のせいじゃない…?」
3K「アイツら…、覚えてや…、ガフッ…‼」
担任の教師たちと合流した悠理たちは、再び3Kを足蹴にして学園長室へ急いだ。3Kは今日で三度目の気絶となった。
天野「お待ちしてましたよ」
G・T「学園長⁉」
天野「みなさんの事情はわたくしも把握しております。こちらへ」
天野が学園長室の机の上のボタンを押すと机がスライドし、床の下から飛び込み口が現れた。
杏花「何これ⁉」
天野「最終自衛隊から要望がありましてね、地球防衛省へつながる道を作らせていただきました」
麻里奈「こんなものが密かに作られていたのでござるね」
麻衣子「隊員の方々がいつでも迎えに来れるとは限りませんからね」
田中「学園側も全面的に協力させていただいてる訳ですよ…」
萌「なるほど」
三村「さあ、急げ‼ 街の平和はお前たちにかかっている‼」
G・T「行ってきます‼」
悠理たちは穴へ順番に飛び込み地下通路へ降りると、最終自衛隊総司令部直通の超高速地下鉄へ乗り込んだ。
麻里奈「すごいでござるな」
悠理「早すぎて目が追いつかないや」
萌「天越学園にあるってことは、新東大にもあるのかな?」
十兵衛「恐ラクナ」
杏花「着いたわよ‼」
超高速地下鉄は格納庫の下につながっていた。格納庫に出ると悠理たちは、すぐにバスタシリーズに乗り込み出動し、新中野区へ急いだ。
動地「数が多いな」
小百合「キリがありませんわね」
ニコル「伊達にサル山でボス猿をやってはいないか」
拓哉「俺たちもそろそろキツイぜ‼」
ニコル・小百合・動地の三人は少し疲れを見せ、拓哉たちはプラズママシンガンのバッテリーが切れそうになり限界を迎えていた。その一方で亜里沙と玲はメンバーたちに追い込まれていた。
M・E・UメンバーJ「さあ、もう鬼ごっこは終わりだぜ…‼ あ、鮫島さん‼」
メンバーたちの元へ突然、坊主頭の不良が現れた。この男の名前は「鮫島真喜男」。マッドエンペラー連合の西日本側の支部を取りまとめる男で、竜二の呼びかけにより加勢に来た。
※鮫島真喜男=以下、鮫島と略。
鮫島「海堂亜里沙、イイ女だぜ…。竜二さんが気に入る訳だ。俺的にはそっちの背の高い女が好みだがな…‼」
亜里沙「こっち来ないで‼」
鮫島「そう言う訳にゃいかねぇんだよ‼ ホラ、二人とも来いよ‼」
亜里沙・玲「嫌、離して‼」
亜里沙と玲は鮫島に腕を掴まれたが、亜里沙は自分が囮になるために玲だけを引き離した。
玲「亜里沙‼」
亜里沙「玲、早く逃げて‼ 私は大丈夫だから‼」
玲「でも‼」
亜里沙「いいから逃げて‼ きっと助けが来るから‼」
鮫島「健気なお嬢ちゃんだ、益々気にいったぜ‼」
M・E・UメンバーJ「鮫島さん、あの女は…‼」
鮫島「この女だけでいい…」
亜里沙(そう大丈夫よ。最終自衛隊が、悠理がきっと助けに来る…‼)
玲(どうしよう、亜里沙が…‼ どうすればいいの‼)
鮫島とメンバーたちは亜里沙を連れ去った。どうしていいか分からなくなった玲は、呆然と立ったまま亜里沙の後ろ姿を見つめていた。
雛菊「数だけは大したものだ」
ドーラ「弱い者ほど群れると言うが、正にその通りだな」
スーノ「あたちとドラたんで一気に終わらせてようか?」
ミア「いや、私と雛だけでいい。お前たちが戦ったら何もかも凍らせて焼き尽くしてしまうからな」
ドーラ「それもそうだな」
ミア「あの程度の敵にアーマード・ギアは必要ない、いいな」
雛菊「無論」
スーノ「行ってらっしゃ~い♡」
ミアと雛菊はメンバーたちの星侠の方へ向かい、戦闘を開始した。
ミア「一刀両断‼」
M・E・UメンバーH「日本刀でアーマード・ギアを…‼ 脱出だぁ‼」
雛菊「忍刀「小喰代」‼ 光学分身の術‼ 斬‼」
M・E・UメンバーI「何だコイツ、忍者か…⁉」
M・E・Uメンバーたち「うわあぁぁぁぁ‼」
ミアは星侠を黒村正で一刀両断し、雛菊は背中から忍刀「小喰代」を取り出すと光学迷彩で分身し、複数の星侠の動力部を切り裂いて爆破した。
M・E・UメンバーG「アイツら、本当に人間かよ…⁉ 竜二さん、大変っス‼ 得体の知れない二人が乱入して来て、こっちを攻撃してるっス‼」
竜二「クソッ、こうなったら俺も出るぞ‼」
竜二は星龍會のインテリヤクザが作り上げた新型機「極星龍」を取りに向かった。そこには、星龍會の幹部たちが待ち構えていた。
竜二「テメェら、何しに来た⁉」
星龍會幹部A「若、新型を今すぐ返してくだせぇ‼」
星龍會幹部B「このままじゃ、ワシらもドヤされちまいます‼」
竜二「うるせぇ、親父の言いつけなんざ知るかぁ‼」
星龍會幹部「わ、若‼ うおわあぁぁ、若ー--‼」
竜二は幹部たちの静止を聞かず極星龍に乗り込むと、強引に押しのけて出撃した。それと同時に、Gトルーパーズも到着した。
G・T「最終決戦部隊Gトルーパーズ、ここに見参‼」
「あれがバスターシリーズ…。《《アイツ》》も乗ってんのか、あれに…‼」
天越学園を襲うマッドエンペラー連合、突如乱入したミアと雛菊、天越学園の危機を救うべく現れたGトルーパーズによる三つ巴の戦いが今、始まった。
悠理たちは再びさらわれた亜里沙を救うことができるのか?
【次回予告】
ナレーション:獄炎将エン・ドーラ
俺はエン・ドーラ。覚えておいてくれ。
あれが噂のGトルーパーズ、敵ながら見事な活躍ぶりだな。4人しかいないみたいだが、5人目はどうしたんだ?
そしてミアと雛、この二人もかなり強いぞ‼
光の子が見られないのは残念だが、なかなか見応えがあるな‼
次回、宇宙創戦記XTENTION‼
【第60戦記 隠忍自重⁉︎ 紫艶なる胡蝶、百地雛菊‼︎】
と言う話らしいぞ。楽しみだな。




