↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙創戦記《うちゅうそうせんき》XTENTION《エクステンション》 本編  作者: ヒイロ・ユウ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
38/64

第37戦記 Rebellions《リベリオンズ》

 宇宙連邦政府軍のエースパイロット、クロル・ル・リチャードソンと新型アーマード・ギア、ライトニング・プレイン。


 腕利きの兵士の登場に最終自衛隊一同は少し緊迫した面差しを浮かべていた。 




【ネオ新宿区 都心近郊】


リチャード「各機散開、最終自衛隊の量産機に当たれ‼︎」


政府軍兵たち「はっ‼︎」



リチャード「宇宙の反逆者どもめ、俺様が成敗してくれる‼︎」


杏花「宇宙の反逆者…⁉︎ 何言ってんの⁉︎」


リチャード「はっ…⁉︎」


杏花「私たちがいつ宇宙に逆らったのよ⁉︎」


リチャード「宇宙連邦政府に楯突いた瞬間からだ‼︎」


杏花「で………、何でそれが宇宙に逆らうことになるのよ⁉︎」


リチャード「宇宙連邦政府が、全宇宙の源である《《ビッグ・アース》》の息子たちだからさ‼︎」


萌「ふーん…。だから?」


リチャード「そんな俺たちは宇宙に選ばれし者で、そのスーパーエースである俺は宇宙のスペシャルエリートなんだぜ‼︎」



麻里奈「ふむ…、《《ビッグ・アース》》とな…」


十兵衛「何ダロウ、何ダロウ‼︎」


明日美「カルト宗教や、怪しい自己啓発セミナーにでもハマってるのかしら…?」



リチャード「つまり…、その俺たちに逆らうことは宇宙に逆らうも同然…、お前たちは宇宙の反逆者ってことさ‼︎」



悠理「反逆者か…、反逆者って悪いことなのかな…?」



杏花「バカ…」



リチャード「な…、今…、なんつった…⁉︎」


杏花「バカ、バカ、バカ‼︎ つまりアンタたちはその《《ビッグ・アース》》とか言うありもしない神様を信じてる訳⁉︎ その神様が死ねと言えば死ぬの⁉︎

 私たちのことを反逆者だと言えば、反逆者だと言うの⁉︎ バカバカしくて話にならないわ‼︎」


リチャード「くぅぅ…、三度までならまだしも…、6回も俺をバカと言ったなー‼︎ 許さんっ‼︎」



エージェントA「短気で乗せられやすい、大尉の悪い癖だ…。」


エージェントB「中佐もそうだが…。」


 リチャードは怒りが頂点に達し、Gトルーパーズに攻撃を開始した‼︎



明日美「杏花ちゃん、さすがに6回は言い過ぎよ。」


杏花「だって、バカとしか言いようがないじゃない。いきなり訳分からないこと言い出すんだから。私はそういうの信じないから」


麻里奈「拙者も非科学的なものはあまり…」


十兵衛「信ジナイ、信ジナイ‼︎」


萌「あたしは小説のネタ程度なら」


悠理「僕にもまるでさっぱり分からないや」



リチャード「食らえ、ツインプラズマサーベル‼︎」


杏花「くっ…、ああっ‼︎」


 杏花はプラズマカッターを十字に交差してガードしたが受けきれず、ツインプラズマサーベルでダメージを受けてしまった。


悠理「敵が大型の剣を持っているならこれで‼︎ プラズマバスターソード‼︎」


リチャード「甘いぜっ‼︎ そらぁっ‼︎」


悠理「うわあぁっ‼︎」


 悠理は弾き返されてしまった。


麻里奈「プラズマパルスウェーブ‼︎」


リチャード「おおっと‼︎」


萌「プラズマホーミングミサイル、発射‼︎」


リチャード「オラオラオラオラオラァ‼︎ ミサイル、切り払いっ‼︎」


明日美「今よ、プラズマバスターライフル発射‼︎」


リチャード「遠距離戦だってお手のもんだぜ‼︎ 三連装プラズマランチャー、一斉発射‼︎」


明日美「うっ…、パ…、パワー負けしちゃう…‼︎ ああっ‼︎」


 リチャードはプラズマパルスウェーブを回避したあと、空中でプラズマホーミングミサイルの弾を全てツインプラズマサーベルで切り払い、両脇部分と背部から三門のプラズマランチャーを射出して発射し、プラズマバスターライフルを押し返した。



悠理「つ、強い‼︎」


杏花「単純でバカだけど、エースだけのことはあるわ‼︎」


リチャード「はっはっは、俺の機体にもお前たちと同じバイオフィードバックシステムが搭載されてんだ‼︎ しかも改良版をな‼︎」


萌「ええっ、そうなの⁉︎」


リチャード「機甲十字軍が宇宙連邦政府より先に量産化を成功させてしまったことで、こちら側もそれに対抗して量産化を急いでいるのさ‼︎

 このライトニング・プレインは、その量産化プロジェクトに先駆けて開発された機体でもある‼︎」


明日美「宇宙連邦政府軍にまで量産化されたら、厄介ね」


麻里奈「そろそろ合体して、一気に勝負をつけようかの⁉︎」


十兵衛「合体、合体‼︎」



直虎「OK‼︎ ジェネバスターで一気にまとめて片付けちゃいなさい‼︎」



G・T「了解《ラジャ》‼︎」



悠理「チェンジ、ジェネシック・フォーメーション‼︎」



G・T「ジェネバスター、起動‼︎


 波動合神‼︎ 最終決戦兵器、波動氣神ジェネバスター‼︎」



政府軍兵たち&政府軍艦長たち&エージェントたち「おお、あれが…⁉︎」


オズマ「波動氣神ジェネバスター…、徳川も欲しがる訳だ…‼︎」


リチャード「へっ、ようやくお出ましか‼︎ それでこそ宇宙のスペシャルエリートの相手にふさわしい‼︎ いくぜっ‼︎」



G・T「スピリットフィールド、展開‼︎」


リチャード「そんなバリア、切り裂いてやるぜぇぇぇ‼︎」


「バチ、バチ、バチィッ‼︎」


リチャード「何っ⁉︎ クソッ、このこのこのこのこのこのっ…‼︎」


 リチャードはツインプラズマサーベルで何度も斬りつけているが、スピリットフィールドは一向に破れる気配がない。


リチャード「何っ⁉︎」


杏花「このおぉぉぉ、効かないのよおぉぉぉ‼︎ Gアッパー‼︎」


 杏花はライトニング・プレインのツインプラズマサーベルを白刃取りで受け止め、アッパーで上空へと吹き飛ばした。


リチャード「うわぁぁぁ、こうなったら全弾発射だ‼︎」


麻里奈「そんな攻撃、無駄、無駄、無駄の無駄でござる‼︎ Gパルスウェーブ、照射‼︎」


リチャード「うおぉぉぉ…、機体が動かんっ‼︎」


 麻里奈はプラズマバルカン・プラズマホーミングミサイル・プラズマライフル・三連装プラズマランチャーの一斉発射をスピリットフィールドで無効化し、Gパルスウェーブを照射して、ライトニング・プレインの動きを封じた。


杏花「悠理、ムラクモソードよ‼︎」


悠理「分かった‼︎ ムラクモソード‼︎ 天地、開・闢・斬‼︎」


リチャード「バ、バカなぁ…、俺は全戦無敗のスーパーエースで…、ライトニング・ボルトで…、ビッグ・アースの息子で…、宇宙のスペシャルエリートなんだあぁぁぁ‼︎ それに俺の機体には、バイオフィードバックシステムが…‼︎」


杏花「うるさいっ‼︎ Gコレダー‼︎」


リチャード「どあぁぁぁ‼︎ ちっきしょおぉぉぉ、全戦全勝の記録がぁぁぁ‼︎ 次は必ず勝つからなぁぁぁぁぁ‼︎」


 悠理が天地開闢斬で斬りつけたあと、杏花がGコレダーでトドメを刺し、ライトニング・プレインは爆発した。リチャードは爆発前に脱出した。



萌「うるさいのがいなくなったね。あとは…」


オズマ「ええいっ‼︎ こうなったら、数で押しつぶせ‼︎」


十兵衛「敵ガ来ルゾ‼︎ 残リ、シップ・ギア3隻、アーマード・ギア100機‼︎」


明日美「ありがとう十兵衛くん‼︎ 目標、敵戦艦‼︎ Gバスターライフル、マキシマムファイア‼︎」


政府軍兵たち&政府軍艦長たち「うわぁぁぁぁぁ‼︎」


 明日美はGバスターライフルの最大出力を一直線に発射してアラスカ級を撃沈し、射線上にいたスチュアート・スカイフィッシュ・バンガード・ジェネリアも多数撃墜した。


萌「Gミサイル水平発射‼︎ GマイクロミサイルとGホーミングレーザーもまとめて発射‼︎」


エージェントA「レ、レーザーが…⁉︎」


エージェントB「追いかけてくるぞ‼︎」


エージェントたち&政府軍艦長たち「うわぁぁぁぁぁ‼︎」


 萌はアラスカ級と周囲にいたアーマード・ギアに目がけてGミサイル・Gマイクロミサイル・Gホーミングレーザーを一斉発射し、アラスカ級とオフィサー・レコンドを多数撃墜した。


麻里奈「残るは敵の司令官のみでござる‼︎」


杏花「最後はアンタね‼︎ 覚悟なさい‼︎」


オズマ「ひっ…、ひえぇぇぇ‼︎ ま…、待ってくれぇ‼︎ 反逆者扱いしたことは撤回するからぁーーー‼︎」


杏花「問答無用‼︎ どおりゃぁぁぁぁ‼︎」


オズマ「ぎゃあぁぁぁぁぁ‼︎」


 杏花はネバダ級を持ち上げ、ジャイアントスイングした。



直虎「なんて荒業‼︎」


富士山「シップ・ギアを持ち上げて振り回している‼︎」



杏花「宇宙の果てまで飛んで行きなさーーーい‼︎‼︎‼︎」


オズマ「お…、おのれぇぇぇぇ…、覚えていろぉぉぉ‼︎ 私をこんな目に合わせたことを、後悔させてやるからなー‼︎ ネバダ級総員退避、全軍撤退ー‼︎」



最終隊員たち「シップ・ギアを投げ飛ばすなんて見たことがないぞ‼︎」


レーチェル「常識外れな戦法ね」


福山「やっぱ女には敵わんな…」



杏花「ふぅ…、やっと片付いたわね…」


悠理「杏花って強くて頼りになるなぁ」


杏花「それどう言う意味⁉︎」


悠理「え…、その…」


明日美「まあまあ、褒め言葉と取ってあげましょう‼︎」


萌「シップ・ギアを投げる…、また小説のいいネタが浮かんだ」


麻里奈「此度も見事な戦であった‼︎」


十兵衛「オ見事、オ見事‼︎」

 

 包囲網を打ち破ったGトルーパーズと隊員たちは最終自衛隊総司令部へ帰還した。




【新南極海上空】


 Dr.エビルから招集を受けたミアは、アインとともに南極付近の新南極海上空をフライト・ギア形態で飛行していた。


ミア「アイン、どうしてあの時」


アイン「決まってるさ、お前と奴らが《《本気》》でぶつかったら、宇宙や世界がどうにかなってしまうだろう?」


ミア「それもそうか…」


アイン「もうすぐだな」


ミア「ああ。ん…?」


 その時、南極上空にEDEN'S GATEが出現し、魔光牙の大群が現れた。大群の中には小型飛行タイプ以外に中型飛行タイプや大型飛行タイプもいた。



魔光牙「グアァァァァァァ‼︎」


ミア「魔光牙か…」


アイン「大型が一匹いる。ミア、大型は俺が片付ける。お前は小型を蹴散らして先に行け」


ミア「いいのか?」


アイン「レディーファーストさ…」


ミア「分かった…。ライヒ・デア・ゼーレ、展開‼︎ ローゼ・ヴィントシュトース‼︎」


 ミアは小型飛行タイプの魔光牙の大群の中を突き抜けて行った。



アイン「「デス・イルズィオーン」、発動‼︎」


 アインが「ファントムフォーゲル」のデス・イルズィオーンを発動させると、機体が幾つもの残像を作り出し始めた。


魔光牙「グアァァァァァァ‼︎」


アイン「ファントム・リヒト、発射‼︎」


 アインは残像を含む、ファントムフォーゲルの両翼からビームを発射し、小型飛行タイプの魔光牙を同時に多数撃墜した。


アイン「ファントム・シュトラール、発射‼︎」


 続いて機体と機影の先端の砲身から強力なビーム砲を発射し、プテラノドンのような中型飛行タイプの魔光牙を同時に複数撃墜した。


魔光牙「カアァァァァァ‼︎」


 大型飛行タイプの魔光牙が襲いかかった。その姿は神話の怪物の翼竜のようだった。


 アインはファントムフォーゲルをアーマード・ギア形態へ変形させた。


アイン「これで終わりにしよう。機刀「幻魔徹《げんまてつ》」‼︎ はあっ‼︎」


 アインはファントムゲンガーの左手部分に鞘を出現させると、そこから刀剣を取り出した。その刀剣は江戸時代に作られた刀剣である「長曽袮虎徹《ながそねこてつ》」、またの名を「虎徹《こてつ》」を彷彿とさせた。


魔光牙「カ…、カ、カアァァァァァ………‼︎」


アイン「お前の《《存在感》》では耐えられん…」


 アインが大型飛行タイプの魔光牙を一刀両断すると、サラサラと音を立てながら砂が風で吹き飛ばされるかのように消えていった。


アイン「フッ…」


 魔光牙の大群を倒すと、ファントムゲンガーは再びフライト・ギア形態に変形した。



 最終自衛隊は包囲網を無事に突破した。だが用意周到な徳川は、すでに次なる手を用意していた。


 ターミナル・コアに集いつつあるハーケンローゼス13人衆。


 機甲十字軍はこれから何を始めるのか?




【次回予告】


ナレーション:エーレ・ク・プレイア


 みなさん、はじめまして。エーレ・ク・プレイアと言います。


 最終自衛隊のみなさん、何とかピンチを乗り越えたみたいですがこれからの生活がちょっと心配ですね。萌ちゃんたちが、学校にいられなくなるなんてことにならなければいいですが。


 大和くん、ところでそこで何のお話をされているのですか?


 まさか…?


 次回、宇宙創戦記XTENTION‼︎


 【第38戦記 二人だけの秘密】


 と言うお話だそうですよ。楽しみですね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。