第36戦記 ライトニング・ボルト
最終自衛隊総司令部の内部に侵入した敵を全て倒したGトルーパーズと隊員たち。
その勢いは止まることを知らなかった。
【最終自衛隊総司令部】
政府軍兵A「突入部隊が全て壊滅し、撤退を開始しました‼︎」
オズマ「こうなったら、待機させておいた戦力で徹底攻勢に出るぞ‼︎」
宇宙連邦政府軍はシップ・ギアとアーマード・ギアで出撃を開始した。
オペレーター「長官、宇宙連邦政府軍がシップ・ギアとアーマード・ギア部隊で出撃しました‼︎」
富士山「やはりそのつもりだったか‼︎」
直虎「ようやく尻尾を出したわね…。全隊員とGトルーパーズは、今すぐ出動よ‼︎」
最終隊員たち「はっ‼︎」
G・T「了解‼︎」
宇宙連邦政府軍が武力行使を開始したのを見て、Gトルーパーズと隊員たちも出動した。
G・T「最終決戦部隊Gトルーパーズ、ここに見参‼︎」
明日美「やっぱりこうなるのね」
萌「向こうは最初からやる気満々だったみたいだしね」
麻里奈「あちらがその気ならば…」
杏花「こっちもとことんやってやるまでよ‼︎」
悠理「戦うしかないんだね」
直虎「みんな、宇宙連邦政府軍がこっちへ向かって来るわよ‼︎ 総員、迎撃態勢を取って‼︎」
最終隊員たち「はっ‼︎」
G・T「了解‼︎」
Gトルーパーズと隊員たちは迎撃態勢を取った。
周囲にはアラスカ級が数隻、スチュアート・スカイフィッシュ・バンガードに加え、S.I.Aのエージェント用に開発されたアーマード・ギア「オフィサー・レコンド」、指揮官用のアーマード・ギア「ジェネリア」が展開し、最終自衛隊総司令部を包囲していた。オズマはネバダ級に搭乗し、作戦指揮を取っていた。
富士山「ようやく本性を現したな‼︎ 最初からここを武力で制圧し、バスターシリーズとジェネバスターを手に入れる腹だったか‼︎」
オズマ「我らの目論みに気づいたか。だがこちらにはまだ、宇宙連邦政府に逆らい湯川とコンタクトを取っていた貴様らを、完全平和主義国家の秩序を乱す反逆者として拘束する大義名分があることを忘れてもらっては困る‼︎」
レーチェル「ふぅ…」
オズマ「もう一度言う‼︎ 大人しく基地とバスターシリーズとジェネバスターを明け渡せば、先ほどまでの反逆行為に対しても減刑の処置が下されるかもしれんぞ‼︎
どうする⁉︎ 今ならまだ間に合う‼︎ これが最終通告だ‼︎」
直虎「また、振り出しに戻す気…?」
全員「………」
麻里奈「また始まりそうな予感が…」
萌「うん…」
しばらく沈黙が続いたあと、再び杏花が声を張り上げた。
杏花「あーーー、もうグダグダ鬱陶しいわね‼︎‼︎‼︎ ダメなもんはぜーーーったい、ダメーーー‼︎‼︎‼︎ 私たちを捕まえられるもんなら、今すぐ捕まえてみなさいーーーい‼︎‼︎‼︎」
オズマ「こ、小娘‼︎ また私をバカにしおって‼︎ こうなったら、完全平和主義国家の秩序を乱す反逆者として拘束する‼︎」
杏花「完全平和、完全平和ってうるさいーーーい‼︎‼︎‼︎ そこまで言うなら、今すぐその自慢の口先だけでミサイルの一発…、銃弾の一発…、戦争の一つでも止めてみなさーーーーーーい‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
オズマ「もう許さーーーん‼︎ かかれーーー‼︎」
政府軍兵たち&エージェントたち「はっ‼︎」
最終自衛隊と宇宙連邦政府軍&S.I.Aの戦闘が始まった。
直虎「こういう時はやっぱ杏花ね」
福山「やれやれ、最近の女の子はみんな強いね」
レーチェル「生物学的には強い生き物よ、女性は」
政府軍兵B「バンガードのハンマーを受けろ‼︎」
最終隊員A「ぐぁぁ、すごいパワーと装甲だ‼︎」
最終隊員B「せいやっ‼︎」
政府軍兵C「くっ…、さすが最終自衛隊、兵士の練度が高い‼︎」
十兵衛「麻里奈、敵ノデータノ解析ガ、終ワッタゾ‼︎」
麻里奈「うむ‼︎ 手始めにこれで皆を鼓舞するぜよ‼︎ チェンジ、エレトリックバーストモード‼︎ EWACの舞にECMの舞‼︎」
政府軍兵D「電子戦特化型か‼︎ 厄介な奴め‼︎」
杏花「チェンジ、ハイスピードバトルモード‼︎ プラズマナックルラッシュ‼︎」
政府軍兵E「バカな、バンガードのシールドがぁぁ‼︎」
杏花「続いて、プラズマカッターハリケーン‼︎」
政府軍兵たち「だぁぁぁぁぁ、脱出だぁ‼︎」
杏花はプラズマナックルで連続パンチを繰り出してバンガードを撃墜した。そのあと、プラズマカッターを出してバスター2のレッグスピナーをフル回転しながら回転斬りを放ち、複数のスチュアートを撃墜した。
政府軍兵F「あの緑の機体は機動性は大したことがなさそうだ。上空から狙い撃ちだ‼︎」
萌「狙い撃ちなら私の勝ちだね。チェンジ、遠距離砲撃モード‼︎ プラズマホーミングミサイル、連続発射‼︎」
政府軍兵たち「何、うわぁ‼︎」
萌はスカイフィッシュを複数撃墜した。
政府軍兵G「ええい、遠距離砲撃ならこのジェネリアも負けてはおらんぞ‼︎ プラズマランチャー発射‼︎」
萌「あー‼︎ よくもあたしのバスター4に傷を‼︎ プラズマレールキャノン、連続発射‼︎ それそれそれー‼︎」
政府軍兵たち「なんだこの不規則な弾道は⁉︎ うわぁぁぁぁ‼︎」
萌はジェネリアから思わぬ一撃を受けた怒りで、ジェネリアと複数のスチュアートを撃墜した。
エージェント女A「フフフ、このオフィサー・レコンドは偵察能力と機動力に特化した機体」
エージェント女B「プラズマオペレートライフルの射撃精度、思い知れっ‼︎」
明日美「レーザーサイトとスコープで正確に狙い撃ちできるのね。確かにこれは少し厄介ね‼︎ でもっ‼︎」
エージェント女A「くっ、避けられたかっ‼︎」
明日美「チェンジ、スナイピングモード‼︎ プラズマスナイパーライフルで狙い撃ちよ‼︎」
エージェントたち「バカな、ジェネレーターだけを狙い撃ちに‼︎ 脱出する‼︎」
明日美はオフィサー・レコンドの攻撃を全て避けると勢いよくジャンプし、空中でスナイピングモードに変形してジェネレーターだけを狙い撃ちにし、複数のオフィサー・レコンドを撃墜する神業を披露した。
エージェントA「つ、強い‼︎ あれが華園明日美か‼︎」
エージェントB「ああ。だが…、あまり手出ししすぎるな‼︎」
エージェントA「そうだな…、あの女は宇宙連邦政府のアーマード・ギア開発にも関わる「華園重工」をグループ企業に持つ、華園財閥の令嬢で…」
エージェントB「待て…、《《それ以上》》の情報の口外はまずい、話は終わりだ‼︎」
政府軍艦長A「前方の敵に狙いを定めろ‼︎ プラズマキャノン、撃てー‼︎」
悠理「当たるわけにはっ‼︎」
政府軍艦長A「ええいっ、大型プラズマ巡航ミサイルで迎撃しろ‼︎」
悠理「チェンジ、リリースエナジーモード‼︎ プラズマバーストキャノン‼︎」
明日美「援護するわ、悠理くん‼︎ プラズマバスターライフル、最大出力発射‼︎」
政府軍艦長A「うおぁぁぁ、総員退避ー‼︎」
悠理「ありがとうございます、明日美さん‼︎」
明日美「お安い御用よ、悠理くん‼︎」
悠理はアラスカ級のプラズマキャノンを回避したあと、バスター1のプラズマバーストキャノンと明日美のバスター5の援護で撃沈させた。
直虎「ん〜、順調ね」
レーチェル「バイオフィードバックシステムを確実に使いこなしていってるわ。正直、ここまで成長速度が早いとは思わなかった」
政府軍艦長B「オズマ中佐、味方がバスターシリーズに押されています‼︎」
オズマ「ぐぬぬ…、このままでは私の面目が立たんではないか‼︎」
「中佐…、俺に任せてくださいよ…。新型のテストも兼ねてあいつらの機体をここへ持ってきてあげますから…」
オズマ「おお…、お前か‼︎ 頼んだぞ‼︎」
政府軍兵H「オズマ中佐、新日本政府の徳川総理から入電です‼︎」
オズマ「つなげ。はい、私だ」
徳川「オズマ中佐、作戦の方は順調ですかな?」
オズマ「貴様…、私の実力を信用していないつもりか?」
徳川「当初の予定よりも上手くいっていないご様子でしたので、必要であれば援軍をと…」
オズマ「必要ない、こちらにはまだ新型機がある‼︎ 政治家が軍人の作戦行動に口出しするのは止めていただこう‼︎」
オズマと徳川は通信を終えた。
オズマ「フン、たかだか一国の政治家風情が調子に乗りおって‼︎ 徳川め…、貴様にいい顔はさせんぞ‼︎」
「よし、スター・プラズマエンジンは良好…、システム、OS、問題なーーーし‼︎ 「ライトニング・プレイン」発進するぜ‼︎」
ネバダ級から一人の男が宇宙連邦政府の新型アーマード・ギア、ライトニング・プレインに乗って発進した。
バイオフィードバックシステムを搭載した機体で、持ち手の上下両方に刃が付いたプラズマサーベルや三門のプラズマランチャーを装備しており、背部には長時間の滞空・飛行が可能な飛行ユニットを取り付けている。
萌「あっ、新しい敵が来るよ‼︎」
「はっはっは、見つけたぜ‼︎ バスターシリーズ‼︎」
ライトニング・プレインに乗る男の名前は「クロル・ル・リチャードソン」。フランス人で階級は大尉、宇宙連邦政府軍のエースパイロットの一人だ。
麻里奈「宇宙連邦政府軍の新型機でござるか?」
明日美「相手はエースパイロットみたいね」
※クロル・ル・リチャードソン=以下、リチャードと略。
リチャード「宇宙連邦政府軍のスーパーエース、リチャードソン様が来たからにはもう安心だぜ‼︎」
政府軍兵たち「おお、模擬戦で全戦全勝、ライトニング・ボルトの二つ名を持つスーパーエース、クロル・ル・リチャードソン大尉の登場か‼︎」
福山「ライトニング・ボルト…」
直虎「少し厄介な敵が出てきたわね…」
悠理「強そうな人が出てきたよ」
杏花「周りの雑魚よりかは少し出来そうね」
リチャード「お前たち、バスターシリーズの相手はスーパーエースであるこの俺様に任せろ‼︎」
ネバダ級から現れた一機の新型アーマード・ギアとエースパイロット。
ライトニング・ボルトと呼ばれる彼の実力はどれほどのものなのか?
【次回予告】
ナレーション:ウラジミール・ヴィッチ・コブロフ
コブロフ大佐だ‼︎ 私の名前くらいはしっかりと覚えておけ‼︎
フン、宇宙連邦政府管轄下のたかだか一国の軍隊が調子に乗りおって‼︎ 私たち宇宙連邦政府を何だと思っておるのだ‼︎
ライトニング・ボルトよ、我が軍自慢の新型で我らに逆らうバカどもに目にもの見せてやれ‼︎
宇宙の反逆者の名目で拘束するのだ‼︎
次回、宇宙創戦記XTENTION‼︎
【第37戦記 Rebellions】
と言う話だそうだ。楽しみにしておけ‼︎




