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宇宙創戦記《うちゅうそうせんき》XTENTION《エクステンション》 本編  作者: ヒイロ・ユウ


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35/64

第34戦記 バトルガールズ‼︎

 杏花の一言で始まった、宇宙連邦政府軍とS.I.Aとの白兵戦。


 この勝利の先には何があるのか?




【最終自衛隊総司令部】


悠理「直虎さん、僕たちはどうやって戦えばいいんですか?」


直虎「そうね、念のため三人にもプラズマガンを渡しておくわ」


 悠理・麻里奈・萌の三人は直虎からプラズマガンを受け取った。構造は簡単で、バッテリー式の引き金を引くだけで弾を発射できるというものだった。


直虎「使い方は簡単よ。その銃の引き金を引くだけでいいの。危なくなったらそれで自分の身を守るのよ」


麻里奈「プラズマエネルギーをマガジンにチャージして使うのでござるね」


萌「水鉄砲みたいだね」


明日美「無理して戦わなくてもいいのよ。悠理くんと麻里奈ちゃんと萌ちゃんの分は、私たちがフォローするからね」


杏花「十兵衛、アンタの分もね」


十兵衛「小生ニハ、プラズマライフル・プラズマミサイル・プラズマカッター・プラズマシールドナガアルゾ‼︎」


全員「ええっ⁉︎」


杏花「そんなに武器を積んでるの⁉︎ もうアーマード・ギアみたいなものじゃない‼︎」


レーチェル「そうよ。彼の希望でね、いざという時、皇さんを守るのは自分の使命だからって言うから付けてあげたの」


麻里奈「頼りにしておるぞ、十兵衛‼︎」


十兵衛「小生ハ、イツデモ、《《麻里奈ノ味方ダ》》‼︎」


オペレーター「宇宙連邦政府軍兵とエージェントが内部へ侵入を開始しました‼︎ 現在、Aブロック・Bブロック・Cブロックで戦闘中‼︎」



政府軍兵A「撃て、撃て撃てー‼︎」


最終隊員A「ぐあっ‼︎」


エージェントA「遅い‼︎」


最終隊員B「は、速いっ‼︎ ぐあっ‼︎」


 上層階では隊員たちが宇宙連邦政府軍の兵士とS.I.Aのエージェントを相手に、プラズママシンガンで銃撃戦を繰り広げている。


 宇宙連邦政府軍の圧倒的な兵士の数と、エージェントの超人的な体術と銃技で押し込まれ、中層階へ侵入されつつあった。

 


直虎「さぁて、戦闘開始といきますか‼︎ 一般隊員はプラズマガンとプラズママシンガンで応戦して‼︎」


最終隊員たち「はっ‼︎」


富士山「はっはっは…、久々に腕が鳴るな‼︎」


福山「レーチェル…、俺たちも…」


レーチェル「ええ…、もちろん…」


杏花「福山さん♡ 福山さんは私が命をかけて守りますからね♡」


福山「ありがとう。でも、可愛い女の子を傷つける訳にはいかないから気持ちだけ受け取っておくよ」


富士山「みんな、くれぐれも敵の命は奪うな‼︎ 敵を一人でも殺してしまったら、我々の正当防衛の大義名分がなくなってしまう‼︎ 敵の武力を奪い無力化させるんだ‼︎」


全員「了解《ラジャ》‼︎」


 司令室にいたGトルーパーズと隊員たちは、司令室を出て中層階へ向かい戦闘を開始した。



政府軍兵A「いたぞ‼︎ いいか、例の《《子供たち》》は間違えても殺すな‼︎ 適度に痛めつけて連行するぞ‼︎」


政府軍兵たち・エージェントたち「おぉぉぉぉぉっ‼︎」



杏花「来たわね…」


直虎「さぁてと…」


明日美「ちょっとだけ、遊びに付き合ってあげましょうか?」



政府軍兵A「先程、我らを罵倒した小娘だな⁉︎ 許さんっ‼︎」


杏花「どおりゃぁぁっ‼︎」


政府軍兵A「うぉぉぉぉっ‼︎」


杏花「はぁっ‼︎」


エージェントA「ぐふぅっ‼︎」


 杏花は銃撃をかわして兵士にパンチを当て、そのあとすぐにエージェントの持っていたプラズマガンを振り落として膝蹴りを当てた。


杏花「はぁぁぁぁ‼︎」


政府軍兵B「ぐはぁっ‼︎」


エージェントB「ぐほぉっ‼︎」


 続けて杏花は強烈な回し蹴りを兵士の顔面に当て、強烈なボディーブローをエージェントのみぞおちに深くめり込むようにして当てた。



エージェントC「このっ‼︎」


直虎「はぁっ‼︎」


エージェントC「がはぁっ‼︎」


政府軍兵C「おのれっ‼︎」


直虎「せえぇぇぇいっ‼︎」


政府軍兵C「どあぁぁ‼︎」


 直虎はエージェントの懐に深く潜り込み正拳突きを当て、プラズママシンガンを撃とうとした兵士の腕を掴み、一本背負いを決めて床に強く叩きつけた。



「ガチャ、ガチャ…」


政府軍兵D「大人しく手を上げろ‼︎」


 明日美は複数の兵士とエージェントに囲まれ、プラズママシンガンとプラズマガンを向けられて手を上げた。


明日美「はぁっ‼︎ たあっ‼︎」


政府軍兵D「何っ⁉︎ どあっ‼︎」


 手を上げたと見せかけて明日美は、隊長格である兵士のプラズママシンガンを腕ごと引いて、すねを蹴り裏拳を顔面に決めてダウンさせた。


政府軍兵E「くそぉっ‼︎」


明日美「はぁぁぁっ‼︎」


政府軍兵E「うおあっ‼︎」


 そして明日美はすかさずナイフを取り出し、至近距離から大きく振り回して宇宙連邦政府軍の兵士たちのプラズママシンガンを振り払った。


エージェントD「なめるなっ‼︎」


明日美「早撃ちなら私の方が上よ‼︎ はっ‼︎」


「ビューン、ビューン、ビューン…‼︎」


政府軍兵たち・エージェントたち「ぐあぁぁぁっ‼︎」


明日美「ふぅー…、急所だけは外しといてあげたわよ♡」


 最後に明日美は、プラズマガンを抜き撃ちで素早く複数の兵士とエージェントに当て、銃口に息を吹きかけウインクをした。



政府軍兵F「数ではまだまだ我らの方が上だ‼︎ 進めー‼︎」


政府軍兵たち・エージェントたち「おぉぉぉぉぉっ‼︎」



杏花「やれやれ、懲りない奴らね…」


直虎「仕方がないわね…」


明日美「もうちょっと、遊んであげましょうか?」



政府軍兵F「小娘っ、宇宙連邦政府をコケにしたことを後悔させてやるっ‼︎」


杏花「後悔するのは、アンタの方よっ‼︎ トォォォォッ‼︎」


政府軍兵F「ぐあっ、プラズマガンがっ…‼︎」


杏花「はあっ‼︎」


政府軍兵F「ぐはっ‼︎」


エージェントE「後ろにもいるぞ、小娘っ‼︎」


杏花「でりゃあぁぁぁっ‼︎」


エージェントE「うおぉぉぉっ‼︎」


 杏花は兵士のプラズマガンを飛び蹴りで蹴り落としたあと、みぞおちにパンチを入れ、後ろにいたエージェントも後ろ回し蹴りで顔面を蹴り上げた。



政府軍兵G「女司令官さえ倒せば‼︎」


直虎「フンッ、はあっ‼︎」


政府軍兵G「どあぁぁぁっ‼︎」


エージェントF「このっ‼︎」


直虎「ふっ…」


エージェントF「な…、な…⁉︎」


直虎「せりゃあぁぁぁぁっ‼︎」


エージェントたち「うわぁぁぁっ‼︎」


 直虎は兵士のプラズママシンガンを引き抜いて自分の方へ引き寄せると、正拳突きを当て、エージェントの体術を受け流すと腕を掴んでエージェントの集団に叩きつけ、複数のエージェントを倒した。



政府軍兵H「あの女はかなり手強いぞ、一斉にかかれ‼︎」


政府軍兵たち「構え、撃てー‼︎」


「ズガガガガガガ…‼︎」


明日美「数だけ多ければいいってものじゃないわよ‼︎ はあっ‼︎」


「ビューン、ビューン、ビューン…‼︎」


政府軍兵たち「うわあぁぁぁっ‼︎」


 明日美は兵士たちの銃撃をかわして、物陰に隠れながら正確に素早く兵士たちの手元を狙い撃ちし、プラズママシンガンを落として倒した。


エージェントG「もう逃げられんぞ…」


明日美「………。はっ‼︎」


エージェントG「ああっ‼︎」


明日美「はあっ‼︎」


エージェントG「うおあぁっ‼︎」


政府軍兵H「ひぃぃっ‼︎」


明日美「はあぁぁぁぁっ‼︎」


政府軍兵H「ぐはあぁぁぁっ‼︎」


 明日美は背後からナイフを持って忍び寄ったエージェントの手をひねりナイフを落とすと、腕を自分の方に引き寄せてひじ打ちをエージェントの顔面に当てた。

 そのあと、隊長格の兵士を強烈な飛び蹴りで倒した。



直虎「さすが二人とも…、やるじゃない‼︎」


杏花「アンタもね、直虎。私のパパはジャーナリストの前は米海兵隊のエリート隊員だったのよ。そのパパから教わってきたんだから、こんなの余裕よ‼︎」


明日美「立花司令こそ見事な格闘術。私も父さんから財産目当ての凶悪犯や暴漢から自分の身を守るようにと、幼い頃から護身術でクラヴ・マガと銃の特訓をさせられていたわ」



政府軍兵たち・エージェントたち「おぉぉぉぉぉっ‼︎」


杏花「まだまだ来るわね…」


直虎「こうなったら…」


明日美「とことん…」


杏花・明日美・直虎「付き合ってあげようじゃない‼︎」



杏花「たあぁぁぁっ、どりゃあぁぁぁっ‼︎」


直虎「せいっ、とあぁぁぁっ‼︎」


明日美「はあっ、やあぁぁぁっ‼︎」



杏花・明日美・直虎「はあぁぁぁぁぁぁっ‼︎‼︎‼︎」



政府軍兵たち・エージェントたち「うわあぁぁぁぁぁっ‼︎」



エージェントたち「強い…、強すぎる‼︎」


政府軍兵たち「上に上がれ‼︎ 一旦態勢を立て直すぞ‼︎」


 杏花はMCMAPで、直虎は自衛隊格闘術で、明日美はクラヴ・マガで、それぞれ周囲にいた敵を一網打尽にし、中層階にいた兵士とエージェントたちを半数近くまで減らした。



「ザザザッ…」


杏花「私たちを…」


明日美「女だからって…」


直虎「なめてかかると…」


杏花・明日美・直虎「痛い目に合うわよ‼︎‼︎‼︎」



 杏花・明日美・直虎、強く美しい女性兵士三人。その立ち姿に周囲の者たちは見とれていた。



悠理「へえ…、すごい‼」


麻里奈「華の如き武者ぶりよの…‼」


萌「イカサマ的な強さだね…‼」


十兵衛「強スギル、強スギル‼︎」



最終隊員C「百戦錬磨の兵士やエージェントたちをあっという間に…‼︎」


最終隊員D「すさまじい格闘センス‼︎ 最終自衛隊の最強トリオだ‼︎」


杏花・明日美・直虎「ムーーーッ‼︎ 最強トリオってどういう意味っ…⁉︎」


最終隊員D「い…、いえ…、強くて美しいって意味です…。」



杏花「福山さーん♡ 私の華麗な格闘術見ててくれましたー⁉︎」


福山「ああ、見てたよ。お見事お見事。こりゃ…、男の出る幕がなさそうですね、長官」


富士山「うむ」



麻里奈「お次は拙者たちの出番でござるな、悠理殿、萌お嬢、十兵衛‼︎」


悠理「そうだね‼︎」


萌「杏花ちゃんや明日美ちゃん、直虎さんばかりにいい格好はさせられないからね」


十兵衛「頑張ルゾ、頑張ルゾ‼︎」


レーチェル「私も混ぜてもらおうかしら…?」



 男性陣も顔負けの格闘センスと銃技で、宇宙連邦政府軍の兵士とS.I.Aのエージェントたちを次々と倒していく杏花・明日美・直虎の三人。


 続く悠理・麻里奈・萌・十兵衛は、どんな戦いを見せてくれるのか?




【次回予告】


ナレーション:秋山康雄《あきやまやすお》


 はじめまして。秋山康雄です。


 みなさん、随分と活躍されてますね。ですが、我らが麻里奈ちゃんだって負けてはいませんよ‼︎ 麻里奈ちゃんはとても頭がよくて、器用な子ですからね‼︎


 次は麻里奈ちゃんを始め、大和くんや萌ちゃん、十兵衛くんらがちょっと変わった戦い方をお見せしますよ。


 みなさん、頑張って下さいね‼︎


 次回、宇宙創戦記XTENTION‼︎


 【第35戦記 トリッキー・スターズ‼︎】


 と言うお話だそうですよ。僕も楽しみです。

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