↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正義のヒロイン セイントレディ・麗子の物語  作者: はまちゃん
第10章:ネクサスの拘束と“2体連携の恐怖”
93/97

第10-6話:押し込み未遂と8章の再現

Vライン真正面からの完璧な拘束を維持したまま、ネクサスはセイントレディの下腹部へと、あの内視鏡を備えた極細の触手をスルスルと伸ばした。

第8章の時と同じだ。

触手の先端に仕込まれた冷たいレンズが、パンストの薄い膜と純白のパンティ越しに、彼女の正義の核であるブルークリスタルへと到達する。

「カチ、カチ……」

無機質で硬質な音が、静寂の戦場に響いた。

それは、クリスタルの表面を叩き、素材の硬度と魔力の反発係数を確かめ、恥丘に対して『最も陥没しやすい最適な角度』を再計算しているかのような、極めて解析的な打撃音だった。

「あっ……んんっ……!」

自分の最も神聖な空間の構造が、機械的に暴かれ、データ化されていく屈辱。麗子は固定されたまま、荒い呼吸を繰り返すことしかできない。

だが、今回もネクサス自身による『押し込み』は起きなかった。

ネクサスの無機質な力だけでは、クリスタルが持つ神聖な魔力の反発を超えて、肉体の奥底へ陥没させることはできないからだ。

(やはり、ネクサス単独では無理だ。……だが、この執拗なまでの角度計算と固定は、明らかに『魔力を打ち込める誰か』が、ここに介入してくることを前提としている……っ!)

ただ拘束するためではない。これは「誰か」が最高の一撃を叩き込むための、完璧なセッティングなのだ。

俺の脳内で、点と点が最悪の形で結びついていく。その推論が導き出す絶望的な未来図に、俺は声にならない呻きを漏らした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。