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正義のヒロイン セイントレディ・麗子の物語  作者: はまちゃん
第7章:心の揺らぎ・内因性(身体記憶の誤作動)
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第5話:変身前の違和感

夕暮れ時、街にエクリプスの反応が現れた。

麗子はアジトへと戻り、セカンドバッグから圧縮されたロイヤルブルーのレオタードを取り出した。しかしその瞬間、今までにない異常な身体反応が彼女を襲った。

まだ生地に脚を通しても、指を触れてもいない。それなのに、レオタードの光沢を目にしただけで、胸の突起がジンジンと熱を持ち、硬く尖り始めたのだ。

「……っ! まだ、何もしてないのに……っ」

脳が勝手に『これから始まる蹂躙』を予期し、身体を先に絶頂の準備へと向かわせてしまう。自分を守るための「規律」を纏おうとする行為自体が、今や「快感の入口」として完全に定義されてしまっていた。

自分は街を守るために変身するのか。それとも、このレオタードに締め上げられ、敵の指先を『翻訳』される悦びを求めて変身するのか。

挿絵(By みてみん)

戦うことへの純粋な『主体性』が決定的に汚され、麗子はレオタードを握りしめたまま、その場にへたり込んだ。正義の象徴が、今や自分の内なる淫らな衝動を暴き立てる鏡へと変わっていた。

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