表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正義のヒロイン セイントレディ・麗子の物語  作者: はまちゃん
第6章:体の揺らぎ(ネクサス本体初登場)
57/59

第1話:心の揺らぎと過敏な肉体

ヒュノプスによる心理誘導と、あわやクリスタルに触れられそうになった事件の余波は、麗子の日常に深い影を落としていた。 「……っ」

朝、スーツに着替える際、ブラウスの生地が胸を擦るだけで、ピリッとした過敏な反応が走った。心の基礎が揺らいだことで、肉体が常に「防衛」と「警戒」の狭間に置かれ、結果として異常なほど敏感になってしまっているのだ。

(私は……強くなんかない。でも、戦わなきゃ……)

ヒュノプスの「その勝ち方を誇れるのか」という呪いの言葉が、頭から離れない。健一と編み出した「腰の旋回」という戦術すら、女性性を切り売りしているという羞恥に変換されてしまった。

心の揺らぎは、肉体の制御を狂わせる。普段なら気にも留めない下着の縫い目やストッキングの締め付けが、今日に限ってひどく生々しく感じられ、麗子は一日中、自分の身体に裏切られそうな不安と戦い続けていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ