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正義のヒロイン セイントレディ・麗子の物語  作者: はまちゃん
第2章 再生編 ― ひとつの結末
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第2章第2話 教え子の指先と背徳の準備室 〜ブラジャーを外され、翻弄される女教師〜

最愛の理解者である健一の不在――そのわずかな心の隙間に、毒のように滑り込んできたのは「かつての教え子」の指先だった。

昨夜、ゾディアックに刻まれた快感の回路を自らなぞってしまった自己嫌悪に震える麗子。そんな彼女を、教育実習生となった大野は心理学的な言葉で追い詰め、聖職者の外装を一枚ずつ剥ぎ取っていく。

ブラウスを解かれ、ブラジャーを外され、剥き出しになった先端に走る異常なまでの過敏。

だが、真の絶望はその先にあった。スカートの奥、決して触れられてはならない「神聖な空間」へと手が伸びる。

教師としての品格と、セイントレディとしての正体。その双方が同時に「死」を迎える寸前の、背徳の放課後が幕を開ける。


【本文】

翌日の放課後。

麗子は、英語科の準備室で、一人でプリントの整理をしていた。

昨夜の自己嫌悪で寝不足のせいか、頭の芯がぼんやりと重かったという。

「神代先生、お疲れ様です。手伝いましょうか」

不意に声をかけられ、彼女はビクッと肩を震わせた。

振り返ると、そこに立っていたのは、今週から教育実習生として来ている大野だった。

彼は国語の担当で、大学では心理学を専攻しているらしい。そして何より、彼が中学生だった頃、麗子が一時的に家庭教師をしていた「かつての教え子」でもあった。

「大野くん……。ありがとう、でも大丈夫よ。もう終わるから」

「先生、顔色が良くないですよ。無理してませんか?」

大野は、彼女の断りを気にする風でもなく、自然な動作で麗子の隣に立ち、プリントを揃え始めた。

彼の若く、少し熱を帯びた視線が、彼女の横顔に注がれている。

「……最近、よく眠れなくて。少し疲れているだけよ」

「先生は昔から、一人で抱え込みすぎる癖がありますよね」

大野の言葉に、麗子はドキリとした。

心理学を専攻しているという彼の言葉は、時折、彼女の心の柔らかい部分を正確に突いてくることがあった。

「俺でよかったら、何でも聞きますよ。……先生の力になりたいんです」

大野の手が、プリントを揃えるふりをして、彼女の手にそっと重なった。

「大野くん……っ」

麗子は手を引っ込めようとしたが、彼はそれを逃さず、さらに強く握りしめてきた。

「先生、ずっと苦しそうだった。俺、先生のこと……昔から、ずっと……」

彼の顔が近づいてくる。

私がいない孤独。昨夜、ゾディアックの幻影に負けてしまった自己嫌悪。

心が弱り切っていた麗子は、彼を強く突き飛ばすことができなかった。

「んっ……」

大野の唇が、麗子の唇に重なった。

それは、私の深く包み込むようなキスとは違う、若く、少し強引で、熱に浮かされたようなキスだった。

(だめ……っ、私には健一が……!)

頭では分かっているのに、彼の熱が、彼女の冷え切った心に奇妙な安堵をもたらしてしまう。

彼女の抵抗が弱いと察したのか、大野の行動はさらに大胆になった。

彼の手が、麗子のブラウスのボタンを不器用な手つきで外し始める。

「大野くん、やめ……っ、ここは学校よ……っ」

「先生、綺麗だ……」

ブラウスがはだけ、彼女の白いブラジャーが露わになる。

大野の手が、ブラジャーの上から彼女の胸を揉みしだいた。

「あっ……!」

不意に声が漏れた。

昨夜の「儀式」のせいで、彼女の胸は異常なほど過敏になっていた。

生地越しのわずかな摩擦だけでも、胸の突起がピリピリと熱を帯びてしまう。

大野の指が、背中に回り、ブラジャーのホックを外した。

「あ……っ、だめ……っ!」

彼女の制止も虚しく、ブラジャーがずり落ち、彼女の無防備な胸が露わになった。

大野は、ためらうことなく、その尖りきった先端に指を這わせた。

「ひぅっ……! あ、あぁっ……!」

信じられない声が、麗子自身の喉から漏れた。

大野の指先が、彼女の突起を摘まみ、捏ね回す。

(やだ……っ。違う、これは健一じゃない……!)

自己嫌悪と羞恥。しかし、身体は彼の手つきに抗えず、びくびくと痙攣してしまう。

彼女の反応に興奮したのか、大野の手は、さらに下へと向かった。

タイトスカートの裾を捲り上げ、パンスト越しに、彼女の「神聖な空間」へと触れようとしたのだ。

その瞬間――。

(……っ!? ブルークリスタルが……!!)

大野の手が、パンストの下にある純白のフルバックパンティと、そこに固定された硬い「ブルークリスタル」の感触に触れる寸前。

麗子は、頭から冷水を浴びせられたような恐怖に襲われた。

もし、このクリスタルの存在に気づかれれば、彼女がセイントレディであることがバレてしまう。教師としての社会的な死だけでなく、彼女自身のアイデンティティが完全に崩壊してしまう。

「……っ!! 離して!!」

麗子は火がついたように大野を突き飛ばした。

「せ、先生……?」

床に尻餅をついた大野が、呆然と彼女を見上げる。

「ごめんなさい……っ! 今のは、忘れて……っ!!」

麗子は震える手でブラジャーを直し、ブラウスのボタンを乱暴に留めると、逃げるように準備室を飛び出した。

廊下を走りながら、彼女は自分の愚かさに涙を流した。

孤独に耐えきれず、教え子に身体を許しかけた自分。

ブラジャーを外され、あんな情けない声を出してしまった自分。

そして何より、危うく「神聖な空間」まで暴かれそうになった自分の隙の多さ。

私がいないだけで、彼女はここまで崩れてしまうのか。

タイトスカートの下で、大野に触れられそうになった神聖な空間は、彼女自身の不純な熱と蜜で、すでに重く濡れそぼっていた。




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