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第8話 地下4層に行こう

というわけで、話を駆動するパートまでは

日常、どんな感じで働いてるかの冒険生活パート


冒険者も結局は労働者なのだ…


ある日の朝方、宿屋兼酒場マスターのボブに呼ばれて

1階の食堂兼酒場のカウンターに座った。


「4層に出るサラマンダーを狩って来てくれないか?」


挿絵(By みてみん)


話は担当直入に、そんな討伐依頼だった。


「俺は4層に行ったことがないが?」


前に3層で狩りをした時、

地図にあった4層のスロープを見つけて

行ってみようかな~と思いつつも、

日帰りできないので諦めて帰ってきたのを思い出し

俺は4層を未経験だと告げる。


「お前さんの嫁を買った商館が、

 どうしても欲しいって泣きついてきたんだ」


マスターは日頃の俺たちのイチャイチャに

白い眼を向けながら依頼主の事を口にした。


「ああ、あの奴隷を扱ってなければ

 そう悪いおっちゃんでも無い、あの人か…」


そう俺は依頼主を思い出した。


この街では大手の商館を経営している

フィアを売ってくれたおっちゃん。


商売人ゆえ抜け目はないが、

どうしようもない悪党でもない

この世界では、平均的な商人のおっちゃん。


あれから、あの商館に

ゴブリンなどの戦利品を売ってみたが、

すごく売買処理が楽だったので

なんだかんだで、今は御贔屓にしている。


この街の騎士団と提携して運営許可を貰っている

冒険者ギルドのこの酒場も、

大手のあの商館と繋がっていて

こういう風に討伐依頼が来るような関係だ。


「サラマンダーの髄粉が手に入らなくなってな

 中級ポーションの材料が足りないってよ…」


と、ボブは手を頭を抱えてため息をついた。


「中級ポーションって、

 サラマンダーの髄粉が要るのか…」


ボブの言葉で、俺は初めて、

あの商館で100ゴールドで売ってる

(俺の世界の価値観で100万円!)

中級ポーションの材料にそれが要ると知った。


へー、値段が値段なら材料も材料なのか…。

そうか…。

そういうモノか…。


「それだけでもないが、大事な素材がそれでな…

 ウチから下ろしていた素材が激減したんで

 特にって依頼だ」


そうボブは疲れたように言う。


「何で激減したんだ? 

 ここが定期的に狩猟してたんだろ?」


俺は入手元がこのギルドだと知って

他の冒険者が狩っていない事に首を傾げた。


「元はと言えば、お前のせいだぞ、リョウ」


ボブは俺の疑問に呆れた顔でそう返してくる。


「俺のせい? どうして?」


ボブの珍妙な言葉に更に首を傾げる俺。


「まぁ冒険者同士のイザコザを問題の理由にするのは

 お門違いだって俺も思うが…

 このギルドで、サラマンダーを半ば専門で狩ってたのは

 モルゲンの奴だったんでな…」


そう言ってボブは本当に深いため息をついた。


「あああ……」


その言葉でようやく俺は状況を理解した。


ああああ…

モルゲン先輩って、そういう事してたんだ…

へーーー。


俺はそれを聞いて、

少しだけこっちに非がある思いになった。


いや、マスターの言う通り冒険者のイザコザに

あれこれいうのはお門違いではあるとは思うが。


俺はモルゲン先輩を思い出す。


『てめぇの様な新米が、

 そんな良い体の性奴隷を買っただと!?

 何の冗談だっ!?山賊のジザを倒したとか

 どうせ卑怯な方法でも使ったんだろうがっ!!』


俺がフィアを連れて来た頃に

古株だったモルゲン先輩に彼女を羨ましがられて

フィアを巡った大騒乱が

これから起きるかもという険悪な空気になった。


それまでは急激に成長して実力を高めてた俺に

『生意気な態度でやってっと

 ダンジョンで死ぬぞっ!!』

と先輩ならではの言葉を荒げる程度だったが

フィアを連れるようになってから

態度が急変したのだ。


『女をダンジョンに連れて手伝わせるだと!?

 てめぇ正気かっ!?ダンジョン舐めてんのか!?』


と、女を連れてパーティーを組むのを

元々嫌がってた

(とはいっても女冒険者なんて滅多にいないが)

モルゲン先輩は、

俺が検証実験をしてみて

フィアにも万象強化が適応されるので

ダンジョンに連れて行って、

よりどうなるのか調べる日々に、

キレまくったのだ。


そういった風に言葉を荒げられる日々が続けば

もしかしたら、あっちのアニメであったような

女を巡っての決闘とか、そんなイベントも

そのうち起きるかもと想像するようになり、


だから先輩との対決とか、フィアが襲われるかもとか

色々、用心してたのだが…。


う~~む。


結局、古参冒険者のプライドか、どうかは知らんが

人の女を暴力で手に入れる…等、

挙句に首に死刑執行の帯が巻かれてるような女

という微妙なのを喧嘩で頑張って手に入れるより

自分で稼いで、

1000でも2000でも金を支払って

同じような素晴らしい性奴隷を商館で

買おうとでも思ったのだろう。


一攫千金が本当に狙える6層まで仲間と降りて行って

それ以来、モルゲン先輩は帰って来なかった…


仲間を脱出させる為の囮になって…

とモルゲン先輩のパーティで

命からがらで帰還した別の先輩が

ボブに報告して…


そう、モルゲン先輩は…

二度と帰っては来なかったのである…。


…………


冒険者には、よくある話だ。


うん、よくある話だよな?


思い出せば、段々と、新米の俺が気に入らなくて、

事ある毎に衝突してきたモルゲン先輩だったが

こうやって失ってみると、

最初の頃は新米の俺に口は悪いが、

アレコレ世話をしてくてたのもあって

『もしかして、口が悪かっただけで

 かなり良い先輩だったのかも!?』

と今では思わないでもない。


よくよく考えると、女を連れてダンジョンに潜るとか

気にくわないってのも、

むしろ向こうの感性が正しい様に思えるし…


それも、サラマンダーを専門で狩ってたなんて…

医療関係では大功績を上げてたって事じゃないか。


あっれー?


いやー、顔がチンピラみたいな風貌だからさ…

そういう系統の人って思うじゃない…

やっぱさ…


顔の印象って内面が出るって

失礼な先入観あるし…ねぇ?


俺はそれを思って、バツの悪そうな顔をした。


「まぁ冒険者なんて、自由業だ。

 やる事にいちいち口出ししてたらキリがないが

 そいつらの持ってくる資材に依存しているとな

 こういう事が起きて、困ることになる」


そう、ボブはハァァァと深いため息をつく。


なるほど、

冒険者がダンジョンで獲得してくる資材は

この2000人ほどの城塞都市を回すには

非常に重要な資材らしい。


なら、これは断れる雰囲気ではないな…

と、俺は冷や汗をかいた。


モルゲン先輩よろしく、

フィアの様なかわいい子を奴隷で買えるんだ!

という実例があると

日銭を稼いで酒場で飲んだくれてるか

そこそこの値段の娼館で満足してた冒険者達は、

勤労意欲に目覚めて『深い階層』を目指した。


そして、今、この酒場に集まってる冒険者達は

ちょっと前より、減ったような気がした。


うん、まぁ冒険者にはよくある事

よくある事さ…。


よくある事…


えっと…


う~~~~~~ん…。


……ねぇ?


だからフィアを魔性の女と、陰口を叩くモノもいる。


彼女が何をしたというわけでもないのだが

しかし、可愛いとは、それだけで人を狂わすのだ。


罪悪感を感じるのは、何か納得がいかないが、

昨日まで気さくに酒を飲んでいた奴が

帰って来ない原因と言われると

どうにも、バツが悪い。


ハァ…4層か…


この流れでは行かないとダメだろうなぁ…


行くとなったら、まず

キャンプに行くような気持ちの装備が必要か…

と、俺は新規の必要経費を思って項垂れた。


ーーーーーーーーーーーーー


獲物は『サラマンダー』

とは言われているが、あっちの世界でイメージされた

火をまとったトカゲではない。


挿絵(By みてみん)


そんなのも、

未開地にいるともいないとも言われているが

ダンジョンでそう呼ばれているのは

熱鱗を持つクロコダイル。


普通のクロコダイルの皮膚に熱を帯びた鱗が追加された

装甲が攻撃的に強くなったワニの事を

『サラマンダー』と呼んでいるらしかった。


まぁ熱を持った体で襲ってくるワニなのだから

考えようによっては、

サラマンダーといえば、それもサラマンダーか?


ともかく、あっちの世界の想像の様な

火を噴くトカゲではなく

強くなったワニと思えばいいだろう。


それらの事が、長い歴史を持ってる冒険者ギルドに

蓄積されていたダンジョンの怪物情報で分かった。


いや、ボブからの口頭での情報だったが。


なるほど、強くなったワニか。


それは強敵だな…。


…うん??


相手はワニか…。


ワニ…か…。


え!?


っていうか、人間がワニと普通に対峙して

それ簡単に倒せるんだっけかな?


ショットガン持ってても、かなり難しくないか?


え?

鎧来て盾持ってって装備で

ワニと戦えるの?


あっちの世界でそんな事になったら

『丸腰よりはマシ』って程度で、

あの怪力に、冒険者などボロ雑巾の様にされないか?


俺は改めて、相手の強さを想像して首をひねった。


そもそもモルゲン先輩は5人で徒党を組んでた

古株の冒険者だったのだ。


5人で専業で、何日かおきに討伐してたって

そんな感じだったのだろう。


それを2人で?


ちょっと無理ゲーじゃない?


俺はそう考えて冷や汗を浮かべる。


人間の身体能力が2倍になったり

瞬間5倍になったからって、普通、ワニに勝てるか?


いや、無理じゃね?


…………


これは作戦が必要だな…。


俺は事の重大さに眩暈を覚えた。


そして2階に帰ってフィアに事情を説明し

2人で対策を考える事になった。


ーーーーーーーーーーーーーーー


「イノシシとか鹿とかウサギが畑を荒らすんで

 小さな弓矢で追い払ったり、罠を張ったりして

 頑張っていましたけど…

 ……ワ、ワニ?」


フィアは農民の頃の困った害獣の対策を思い出して

案を出してくれたが、伝え聞いたワニの大きさを

身振り手振りで俺が示して

おおよその相手の大きさに目を丸くした。


そもそも彼女は生まれてこのかた

ワニなど見た事が無いという。


体長が人よりも遥かに大きい巨大トカゲ等…。


それはそうか…


そもそも、

こんな地域でワニが自然生息してるハズが無い。


ダンジョンという不思議空間でのみ許される

おかしな生態だ。


俺はそれを理解して、また項垂れる。


「弓矢でワニを殺せるイメージが沸かないな…。

 先輩は5人で命がけで接近戦でもしてたんかいな?

 そういう個人個人の冒険者の仕事様子は、

 半ば機密事項みたいなモンだしなぁ

 2人で肉弾戦なんて無理だ…

 罠…罠かぁ…」


俺は普通にワニを人間が近接戦で倒すとか

そんな凄まじい光景を想像できなかったので、

人間らしい妥当な方法を考えてみた。


とはいえ、落とし穴とか捕獲の檻とかの罠など

ダンジョンで作れるはずもなく…


「えっと、毒エサとか…」


フィアが農民の知恵を口にしてくれた。


「そうか…毒か…」


非常に有効そうな手段がフィアから提示された。


しかし、サラマンダーなる強いワニに

毒は通用するのだろうか?


ともかく毒エサという手段しか

まともに通用しそうな方法を思いつかないので

毒エサか毒矢という、

陰湿な方法論を検討する事にした。


まず、マスターのボブに相談してみて

ギルドの持つ長年の討伐記録により、

サラマンダーの討伐経験情報で、

毒が効くかどうかを調べてみる。


詳細な文字情報は、酒場奥の部屋に、

資料として編纂されているのだが

困ったことに俺は文字が読めない。


文字が読めない事が、

ここらへんで大問題として効いてくる。


日常での単語で「りんご」とか、店買いの時に

必要な単語はだんだん覚えれているのだが

長文になると、まだまだダメだ…


ありがたい事に、文法が英語寄りではなく

日本語寄りなので、単語をもっと覚えれば

読めるかもしれないが、うーん

今の100語か200語くらいの単語記憶ではなぁ…


なのでボブに口頭で情報を尋ねて

それらの情報を得たのだった。


その情報を得るための必要経費10ゴールド…


流石にそこはタダにはしてくれない

冒険者ギルドのギルド管理者。


ゲームの世界では情報取得に10ゴールドなら

まぁまぁ…と思っていたが、

今の金銭感覚では、10万円…


毒が効くかどうかを知るのに10万円…


10万円かぁぁぁ…。


でも、ワニを討伐するんだから、

それでも妥当な金額なのか?


難しい所だ。


しかし10万も払うんだから色を付けてもらい

モルゲン先輩たちが、

5人の集団で武器の物理力だけで倒す

いつものやり方が

とてもしんどいと感じた時に、

手抜きで毒殺をした事があったそうで

その時に使った毒を教えてもらった。


毒大蛇という大型蛇の怪物が持ってる毒を抽出し

毒液として売っている奴があって

それを使ったそうだ。


毒大蛇は、大型のトカゲやワニを捕食するそうで

それらを倒すときに、それ相応の毒で相手を殺すので

威力は十分と、そんな感じだ。


ありがとうモルゲン先輩。

貴方の事は、あと3か月は覚えておきたい。


というわけで、あの商館にその毒と餌があるかと

足を運んでみて…


うん…毒大蛇の毒液…

あるな…あるけど…


100ゴールド…


100万円か…


たけぇ…


まぁワニを殺す毒液だ…

安いわけがないか…


サラマンダーは、髄粉、熱鱗、牙、骨

骨格類がかなり資材として使えるそうで

死体をさばいて売れば、全部で600ゴールドは固いと

商館でサラマンダーを求めていた者が言っていた。


モルゲン先輩達は、いつも5人か6人のパーティで

行動してたんで、サラマンダー狩りをしてたなら

6人割りをするなら

600/6=100ゴールド。


俺たちみたいに身体能力の底上げなんか無いんで

迷宮を安全に降りるのに、準備含めて4~5日をかけ

不測の事態で毎回ポーションでの傷の回復をするなら

ポーション2個ぐらい買ったとして20ゴールド

100-20=80で

1人あたり80ゴールドの成功報酬。


大雑把に4日を討伐に必要としたら

80/4=20ゴールド


日当20ゴールドか…

日当20万円…

ザルの計算をして、そんなモンだ。


そんな大雑把な計算をすると

2層でゴブリンを狩ってるよりは、確かに効率がいいか。


それが全収入が100ゴールドの毒を使って減り

600-100=500になったら

(600-100)/6 ≒ 今までの計算ー(100/6)

まぁ本来は必要差分100/6だが、

計算面倒なんで、100/5=20で大雑把にすると

1人あたりの報酬80ー20=60で


これをかかった日数で割ったら、

4日で日当15ゴールド

5日で日当12ゴールド


つまり毒殺してワニを4層で殺して持ち帰っても

5~6人で仕事をしたら、2層でゴブリンを10匹狩るのと

トントンな日当になってしまうわけか…


いや、ゴブリンを毎日10匹も狩るのも

やってる身としては、そこそこキツイが…。


となると、毒なんか使わず、ポーションも無しで

5人で物理で殴るしか、儲けを良くする方法が無く

日数も4日程度で押さえないと、という事で…


5人で4日で物理で殴り殺したら、

600/5/4=30

日当30ゴールド、あるいは4日で収入120万円…


120ゴールドを4日の労働で獲得か。


1回の討伐でその報酬なら

2か月3か月は、間違い無く遊んで暮らせるか…


一攫千金だなぁ…


ワニ相手に剣を持って戦って、生き延びれたらだが…


パっと稼いで、毎日酒盛り!という

自堕落な冒険者生活を送るのなら

毎日、チマチマ、2層でゴブリンを殴るより

2か月か3か月に一回、4層で集団で殴った方が

一攫千金で、冒険者らしいと…


ふーむ?


ワニを2か月に1回、殴り殺す?


ワニを?


…………


いや、無いな…


無い無い。


俺の生き方では、少なくともそれはない。


ワニと剣で殴りあって、倒せるわけ無いだろう?

ましてや俺のメイン得物は大盾だぞ!?


ともかく、5人のベテランの集団で

なんとか出来るような相手を

2人で狩らないといけないわけなんで、

もうこっちは、経費がかかろうとも

最初から毒ありきの方法で行こう。


今回は、難しい依頼で、挙句にこの街に

必要とされてる依頼だろうから…

(多分、貴族か何かの治療薬で要るんだろう)

地域貢献で採算度外視もやむおえないという事で

日数がかかってもいいから、

何日も4層まで行くのに慣れる習熟期間を設けて

ワニの生態を観測し、一匹だけを毒殺して持ち帰る…


というプランをフィアと一緒に練り上げた。


そうなると、双眼鏡とか望遠鏡とか欲しいな

ワニの生態観測に…


そう思い

双眼鏡か望遠鏡みたいなモノは無いか?と

商館に尋ねたら、

特別品で1品しかない超高級品です、と

1000ゴールドの小型望遠鏡を見せられた。


は!? 1000ゴールド!?

1000万円だと!?


小さな家が買える値段じゃないか!!


うおおおお、こんな中世代だったら

小さな望遠鏡でも1000万円もするのか!?


うわぁぁぁぁ

テクノロジーの乖離にまた遭遇したっ!!


うわぁぁぁぁん

中世怖いぃぃぃっ!!


仕方がないので、暗視野で物がよく見えるよう

夜に闇を見る訓練をしようか…


聴覚、嗅覚、視覚が

集中すると尋常ではなく冴えるのが

『万象強化』の能力向上だ。


これがアニメで見る様な「ピキーン!気配!」

なのかは分からんが、気配なんてモノを感じるには

まず「何か違う」が分かるのが大事だ。


5感が研ぎ澄まされて、相手を感知しやすくなるなんて

自分の感覚の延長だから、分かりやすくていいではないか。


ともあれ、かなり強いワニを討伐するのに

事前準備を淡々と進める俺。


人手が少ないと、ちょっとした一攫千金も難しい。


人手かぁ…。


人手なぁ…。


もっと4人も5人も仲間が居てくれたら

取りえる手段も変わるだろうに…


いやしかし、信頼を何処までも出来る相手でないと

俺の能力事情でパーティは組めないのだ。


人を雇うと、『万象強化』が封じられるのだから

その場での臨時冒険者の日雇いも難しい。


無いものをねだっても仕方ない。


出来ることを、出来るだけやろう。


そう思い直し

やむおえないので、まず携帯装備の見直しをする。


使うかどうかはさておきのモノも含めて

改めて自分が所有している一式を整理すると…


2人用テント   :2ゴールド   :  2万円

携帯寝具     :1ゴールド   :  1万円

毛布       :5シルバー   :5000円

登攀キット    :25ゴールド  : 25万円

ハンマー     :1ゴールド   :  1万円

鉄の杭(10本) :1ゴールド   :  1万円

砥石       :1カッパー   : 100円

フード付きランタン:5ゴールド   :  5万円

火口箱      :5シルバ―   :5000円

松明1本     :1カッパー   : 100円

羊皮紙1枚    :1シルバー   :1000円

インク      :2ゴールド   :  2万円

インクペン    :2カッパー   : 200円

地図(一層分)  :10ゴールド  : 10万円

下級ポーション  :10ゴールド  : 10万円

携帯食器     :2シルバー   :2000円

携帯食(1日)  :5シルバ―   :5000円

水袋       :2シルバー   :2000円

バックパック   :2ゴールド   :  2万円

ポーチ      :5シルバー   :5000円


荷車       :25ゴールド  :25万円



合計:84ゴールド、25シルバー、4カッパー


日本円換算で86万5千400円…


食料品などはフィアの分も含めるともっと変動するが

今までのダンジョン徘徊で

必要に迫られて買ってきたモノを合計すると、

大雑把にはこうか。


おおよそ100万円くらい…


結構な値段だな…

今までの買ってきたのを改めて整理すると。


でも、あっちの世界でのキャンプセットも

真面目に買えば、これくらいはするよな…

本格的なキャンプをするなら…


なら、相場って似たようなモノなのか?

時代が変わっても…


しかし、これだけの装備類の値段に

1つで匹敵する、毒液って、いったい…


1つ100万円の毒液…


そりゃ、ワニも死ぬか…


うーん、まぁ冷静に考えると日当10万円だったら

ずっと続けてれば、1年で結構な家が建つほどの年収になるんですけど

そこは一攫千金を狙う冒険者


危険な所で1000万円でも1億円でも稼いでやるぜ!

ってスタンスじゃなきゃ、あんな危ない事するわけないんで

そこら辺のイメージ補正をね


今までテーブルトークで報酬1000ゴールドだ

1万ゴールドだ、ゲームマスターだから出してましたけど

リアルに価値を換算していくと

「あれ?1000万円の価値なの!?1000ゴールドとか…

 だったら、装備類を買うときに

 普通に100ゴールドとか200ゴールドとか

 通常武器を買ってるけど

 気軽に買えるようなモンじゃねーじゃん…

 100万円の剣とか…

 現代の刀剣かよ…

 いや、あの時代の鉄の精錬の難しさを考えたら

 あの時代でも100万円くらいするか…

 農民兵って、すげぇ覚悟で武器買ってたんだな…

 いや、異民族の女を強姦するためのヒャッハー集団だったんだけども…」

とか、イメージの補正が出来てきて

中々、今回のこれは、書いてる者の

今までの価値イメージを修正してくれるんで、面白いです


まぁ、今回上げた価値観の変換は

あの世界の価値観なんで

現実の中世価値は、もう少し変動するみたいですけど

そこそこ妥当な数値なのと

中世って言っても、9世紀から13世紀の

400年のバラツキがあるんで、どの時代だよ?

ってのもあるんでねぇ

キリスト教暗黒時代の200年は、

全然、文明発展しなかったそうですけど


ともあれ、なんか大物狙いで今まで行かなかった

地下に行こうってので、

「じゃか強い敵が必要か」

ってゲームマスター的に、相応の相手を用意してみましたが

いやー、ワニ…

ワニ…

真面目にこんなんを人間が倒すという

3時限的な絵を想像してみると

フツーにワニだけで強いなって

思ってしまったんで、

この

「ワニとか熊とか、ファンタジーで素で出て来てもモンスターじゃん」

なのを、書いてみたいなっていう感じで…

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― 新着の感想 ―
中級ポーションの素材に毒って…マスターのボブに相談して何とも言ってないなら平気なのか。
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