31/59
清井 薫 Ⅲ
結構ゴツゴツした乗り心地、高い視界は堪らなく良い当たり前であるが今まで乗っていた車とはレベルが違う、しかもこれがタックスフリーなのだ、車両本体価格は無料、維持費も無料、しかも先程車内を探っていると給油カードとETCカードが入っていた、先生は未だ意識は戻らないが無断で政府の犬になるのも悪くないなと考えていた。
車は環状線から1号羽田線に合流すると南下した、霞ヶ関で何か情報が得られるのではと少し期待はあったが庄崎の感情を揺らしただけで良しとしよう、一応此方にも情報はある、あるのだがあの2人の素行によりそれはとんでもないガゼを掴んだことになる、運命など信じるタイプではないがあの時感じた感覚“また逢える”今はそれを信じよう私は一路、川崎を目指した。




