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場当たり  作者: 真鍋
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タイトル未定2026/04/25 08:31

 兄は大学を卒業後、都内大手のコンサルタント企業へ就職した、家族自慢で手前味噌だが兄は実用的に頭の良い人だった“お勉強はできるがおバカな子”ではないのだ世で言う“キレもの”だった、ただ人に優しすぎるのだその点ではバカなのだ大バカなのだ、しかし不思議な事に母はそんな兄の企業にはアプローチをしなかった、後から聞いた話であるが占いの館はエリートコースに乗り無事、宗教法人化したのだ誰の入れ知恵か知らないが母は教祖となり父の家は占いの館から『知照院』となったらしい。


 興味本位でネットで調べてみるとあの嫌な母の笑顔がそこにあった、私は速攻ブラウザを閉じたのを思い出す、ところがだ3年前ふと気になり知照院のHPを開いてみると『404 NOT FOUND』よく見かける文字が表示されたのだ、プロバイダーを変更したのだろうかそれから知照院と検索しても過去の記事しか表示されないのだHPが移行した訳でもなく名称を変更した訳でもなかった、忽然と知照院は姿を消したのだ。


 私は兄へ連絡を入れた、すると兄の携帯は繋がらなかった電波の都合ではない番号そのものがなくなっていた何があったのだろうか父へ聞いても初耳であると言われた、そして数年振りに姿を変えた兄が現れたのだが100万円を残し情報は何も残していかなかった。


 こんな話、絶対に徳丸由依が聞けば消化不良を起こすに決まっているまだ大学生なのだ特救の広告塔のモチベーションに影響を与えてはいけない私は食べ終わると早々に離席して始業再開まで屋上で過ごした、上空には間抜けな形の雲が呑気に流れていた。

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