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場当たり  作者: 真鍋
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タイトル未定2026/04/21 10:06

 室内は大型モニターもなければ黒スーツの男達もいない、ただデスクが並ぶ窓のない事務所、確かに少しデスク配置は不思議な感じであったが更なる奥の部屋は期待できそうになかった何故なら奥のデスクには庄崎がいた、もしかすると先生の話自体かなり盛られた話だったのか、にしても相変わらず庄崎と言う女は愛想もない、入ってきた人物に視線を向けることもないのだ指示もなく私は事務所の入り口付近に立ち尽くしかなかった流石に間がもたぬと男が咳払いをすると庄崎は顔もあげず部屋の隅にある応接セットを指差した。


 人を呼び付けておいて許すまじき態度ではあるが怒ったところで何も感じないタイプだろう、私は応接セットのソファーに腰を下ろした、室内には庄崎とあの男、ここの事務員だろうか3人、男性が1人と女性が2人、この事務員も庄崎と同じく入室してきた人物など興味もないのか顔もあげない、しかし不思議なデスクの配置であった、デスクは4台あるのだが普通、室内中央にデスク4台、もしくはこの課の長なのか庄崎が妻側に配置して5台の配置が妥当だろう、しかしココは庄崎が向かって右奥、1人は右の壁沿いしかも壁向き、1人はどセンター、1人などは入り口左手、斜めに配置しているのだ皆、20代前半位だろう流行りの多様性と言う奴なのだろうこれが、それに何ださっきから3人の間で飛び交う聞いた事のない外国語、長けてはいないが英語なら分かる、大学で履修したドイツ語も、発音が独特なフランス語は意味は分からないが聞けばフランス語と分かる、ならば東南アジア、ベトナム語か、いやそもそもベトナム語と言うものがあるのか定かではないのだが、どの道その言葉を翻訳したい訳ではない知らない言葉で話されているとどうにも陰口を叩かれているようで落ち着かないだけなのだ、にしても人を呼んでおいて未だに挨拶も謝罪もないとは流石としか言い様がなかった。

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