109/123
Game109 リスタート
浮き彫りになった4つの課題を中心に、全米高校選手権に向けて再スタートをきったクリストファー・ボストン校であった。目指すは優勝のみなのだが、直近5年間は優勝どころか決勝まで行く事すら出来ていなかった。駒は揃っている。しかし、それだけでは優勝出来ない事は痛いほど分かっていた。プロのチームとは違いシーズン途中にトレードで新戦力を補強するのはまず無理だ。その為、現状ある戦力で鍛え底上げをするしかチーム力強化は出来ない。そこはラッセンの腕の見せ所であった。他チームが打倒クリストファー・ボストン校を掲げる中であっても、クリストファー・ボストン校の全米高校選手権制覇の意欲は変わらなかった。その為に出来る事なら何でもやった。秀太もニールセンもマインもコブロンもストーンズも控えプレーヤーも、一丸となりリスタートをきろうとしていた。もう負けたくない。それが今年度のクリストファー・ボストン校の想いであり覚悟でもあった。




