「王国侵攻 VS天使」
いよいよ悪魔の軍勢は王国へと行きます
そしてニィナたちもそれと一緒に王国へ行くことになりました。しかし…
「申し上げます!悪魔の軍勢が王国に前進しています!」
そんなニュースを早速聞いた。これはチャンスだ
「ふふ…ついにわたくしたちの天下が来るわけね」
モルテナは不敵に笑う
「でも…一般市民どうするんだろ」
「大丈夫でしょう。何もしなければ殺す通りはありません」
レイスが言った
「うふふ…じゃあ私たちも行きましょう」
ソウルももちろん言う
わたしは思ったが…これはわたしという人間が侵攻していいものだろうか?
わたしだって王国にお世話には一度もなったことはないけど、仮にも人間が住む場所なのだ
そしてわたしはモルテナとムクロと言う不死と悪魔を率いて戦うことになった
でも、いいのだろう。悪魔王様は言ってくれた。必ずこの村を救ってくれると。悪魔は嘘をつかない、そういう人種なんだなって
わたしは悪魔を信じて、勇気を持って進軍する。この戦争を終えるために…!
戦うために…!立ち上がるために…!
~
一方王国は最大のパニックに陥った
人々は逃げまどい、兵士は迎撃の準備をしていた
一般市民は全て逃げていた。残ったのは王を信じる兵士のみとなった
城の王の間は王と兵士がいた。王は何かひらめいた様子だった
「私はこれから天使を降臨させる儀式をする」
「し、しかし王!」
「止めるな!悪魔を止めるのはこれしかない!天使が降臨すれば恐らく止める力があるはずだ!」
王は杖を持ち、聖書を持って降臨の儀式をする
「天使よ!我が力を使い、降臨せよ!」
そう言うと天井が輝く。するとその天井の光から天使のような翼が生えた人物が登場した。降臨したのだ
「あれが…天使!」
兜を装備して分厚い鎧を来てまるで足が見えないような重ね着をしていた。間違いなく天使だった
「…降臨させたのはお前か」
「そうだ!早速だが、悪魔を滅ぼしてほしい!」
「…」
しかし様子が変だ。すぐに王の命令を聞こうとしない
降りた地から一歩ずつ天使は近寄った
「な、なんだ?早く言ってく…ぐほっ!」
天使は持っている大きな剣をなんと王に突き刺した
「が…は…」
「理由が不透明だ。それと。この降臨は血が必要でもある。我はそれが必要だ」
「な…天使が…!王が…!」
あまりにもびっくりな光景に兵士は見ることができずに固まってしまう
「まずはお前からの血を貰おう」
「や、止めてくれ…うわあああ!」
何かの魔法だろうか、たちまち王の体は灰になっていく。灰になると残ったのは骨のみ。服も全てがら空きになり、地に落ちていった
「王…!こ、このおおお!」
すぐに気づいた天使はすぐ反転して残った兵士の首を一気に斬った。それは一瞬の出来事だった
天使の羽を動かし、その間は一人となった
~
わー!ぎゃー!
王国前に着くと人の悲鳴があった。それは逃げ惑う人々の声。わたしたちはその前に着いたのだ
わたしたちが残りの守る兵を倒さないといけない
「モルテナ!一般市民は倒さないようにしよう!」
「ええ。わかっているわ」
まず王国の中心部に向かう。既に悪魔と狂王の軍勢がいたことがわかった。悪魔と兵士がいるのがわかる
「おや?みんないるねえ」
「私たちは少し遅れてるようです」
がきん!きん!ずさっ!
その音が響きわたる。すると誰かがこちらに来た
「みんな!」
それは悪魔王様だった
「悪魔王さん!」
「私たちはこれから兵士を倒しつつ城へ向かう。お前たちは先に城に行くんだ!」
「わかったよお父さん!」
こくり。悪魔王様がうなずく
「全軍!兵士を全て倒せ!一般市民は殺すな!」
そう言って悪魔王様も前線へと向かっていく。わたしたちは城へと行かないと
城へと行く途中にやはりいた。兵士がいたのだ
「よし!行くよ…」
「うわああああああ!!」
…?なぜかわたしたちを見ないで逃げていった。どういうことだろう
「…なんだろ?」
「嫌な予感がするわ…まず城に行きましょう」
ソウルが言うとわたしたちは何もなく城へ進入できた
城に行くと誰もいないことがわかった。なぜいないのか?
「王の間で…怪しい雰囲気がしますね」
レイスが言う。行ってみよう
王の間に行くとそこは驚く光景があった。まず死体があったこと。そして目の前の王座のところに白骨になったマントを羽織っているのがあったことを
「こ、これは一体!?」
「お前たちか。悪魔と呼ばれる存在は」
何かが降臨した。光の下から来たのだ。あれは天使?
「て、天使?」
「ニィナ。あれは天使に似た化け物よ。救うような天使なんかじゃない」
モルテナは天使ににらみつける
「よく言う者だ。我は降臨したがこの者は何も理由なくここへ我を来させた。その時点で代償が必要だ。お前たちが悪魔なら我も殺さないといけない」
ぶん!と大きい剣を振った
「天使さんっていうのは救いようのない天使もいるんだね。残念だね」
「ふふ…みんな優しいとは大違いね。そこのバカと悪魔と比べると」
「あはは…許せないわ」
全員が笑っていた。その武装した天使が全く気にくわなかったからだ
「貴様ら…天使を侮辱したな。悪魔からだがまずは貴様らから片づけるとする!」
天使はまず目の前にいるモルテナから攻撃をした。が、モルテナは反応が早いのですぐに剣を止める
「ニィナ!」
「でぇぇぇい!」
まず一発!鎧を上手く当てて斬った。しかし全くだめである
「…ふん!」
危ない!剣の先は次はわたしに向けられていた
「こっちも忘れてない!?」
ムクロは一気に天使の首を斬ろうとした!が、肩に命中しただけだった
「くそ!」
天使とは言えない言葉でムクロにも攻撃するも当たらない
「あら…今度は刀を喰らいなさい!」
ソウルが懐に突き進んで刀を一気に刺す!だがこれで終わりではなかった
突き刺すのを止めて急いで回避行動に。ソウルも安心だった
レイスは後ろで何かを詠唱していた。きっと魔法だ
「貴様らの攻撃はここまでだ!」
ぶおおん!何かの衝撃波だった。わたしは身構えることができなかった
「危ない!」
なんとムクロが前に立ってその衝撃波を受け止めてくれた
「ムクロぉ!」
「へへ…大丈夫…ちょっと擦り傷だね」
また怒りが沸いてくる。あんな卑怯な天使に負けてられないと
「うふふ…あっはっは…うがああああ!!」
モルテナが怒りの声を出して天使に防御させない攻撃をする
さしゅ!!
この効果音が鳴った。天使はその怒りの攻撃で一気に致命傷になった
「ぐっ…!」
天使は浮遊してたが地に降り立つ
「あんたに負けてたまるかあああ!!」
「刀よ!私に力を!」
残ったわたしとソウルはモルテナと同じく思いっきり天使を斬った!大ダメージと言えよう
「ぐはっ…!そ、そんなバカな…!」
するとレイスは大きい声で唱えた
「天使よ!天界に戻るのです!ディスペル!」
ぴかー!
天使の上から光があり天使は吸い込まれていった
「ば、バカな…!まだ我は終わってな…うおおおお!」
光に天使が吸い込まれていくと全く何もない状態になった
「レイス…そんな魔法あったんだね」
「はい。一応何かあったときのための魔法だったんですが…ここで役に立ったとは思いませんでした」
なるほど。それはよかった。そして心配なのは庇ってくれたムクロだ
「ムクロ!」
「いたた…大丈夫だよニィナ、みんな。あまり傷はないから」
そうは言っても…
「ムクロ、無理しないでいいのに。だってニィナには身かわしのマントあるの忘れてた?」
「そうだったね。忘れていたよ。あはは」
我が身でわたしを救ってくれたムクロには感謝しかない
続く
ここまで読んでくれてありがとうございます!
さて、次はエピローグです。この物語の終わりへと進みます




