「盗賊は許さない」
ニィナは鬼になり、盗賊を倒そうとします。そしてモルテナも盗賊たちを倒そうとします。無双が始まります
「へっへっへ。全部金をもっていくからなあ」
「や、やめろ!そんなことしたらモルテナさんが怒るぞ!」
ここは貧困の家。ちょうど盗賊に襲われてしまい、縄で縛られてしまう。貧困の人の主は大きい声で言う
「モルテナ?しらねえよ。てめえらは金もっているんだしな。これはちょうど王国からそうしろという命令だからよ。しっかり貰っておくぜ」
押し掛けた数人の盗賊が主を縛ったまま去ろうとした
「お前ら!次行くぞ!」
そう言って玄関を出て門に行き、すぐに数人でお金を調べた
「へへへ。やりましたね」
「ああ。貧困のくせに金があるというのは本当だった。これを山分けでもするか」
盗賊たちは喜んで次に行こうとした
「あんたら」
ん?何かが聞こえてその方向に向いた
そこにいたのはマントをひるがえし右手に戟を持った少女がいたことを。隣に刀を持った女性がいた
「な、なんだ!」
「あんたら。今すぐお金を返しなさい。それはモルテナがあげたお金。あんたらのものではない。返さないのであればわたしが始末する」
それは怒気を含んだ声。その威圧感は盗賊にも伝わる
「…けっ!2人で何ができるんだよ!やっちまえ!」
数人の盗賊が一斉に襲いかかる
「バカだね」
襲ってきた盗賊をニィナはぶん!と振り回す。盗賊は何もできずに首をはねられた
「なっ…!」
「私を忘れてないかしら?」
ソウルは近寄った盗賊を斬った。その血から刀は吸収されている
ニィナ、ソウルは数人の盗賊を次々と殺した。盗賊たちは全くできないままだった
「だ、ダメだ…!逃げろ!」
残った盗賊は一目さんに逃げる。金を置いて逃げたのだ
「追わないと」
「ニィナちゃん。追わなくていいわ…だって恐怖で逃げたから多分その報告をして怖がってると思うわよ」
そう言うとニィナはぶんと戟を振り、背中にしまう
「そうだね。後はモルテナが盗賊らをやってくれると思う」
すでに覚悟を決めて鬼と化したニィナ。その表情はあまりにも悪魔より強い表情だ
~
「わぁあ!何するんですか!」
「へへへ!金を寄越せ!」
その声が聞こえた。わたくしとムクロとレイスはすぐに向かう
貧困の家周辺はニィナとソウルが向かっているから安心でしょう。特にニィナはあれほど強くなったから問題はいらないわ
村は混沌状態になっていた。盗賊があちこちの家を巻き込み、お金を奪っていった
あはは…もう許さないわ
「これで金が入って…うぎゃああ!」
わたくしの大鎌が盗賊にあたり、すぐに死亡。あっけないわね
「も、モルテナさん!」
その声は救いの声に近いわ。この村を守ることもわたくしの役目
「モルテナ!?」
「知らないか!?兵士がたくさん殺されているんだぞ!」
あら?知らないバカもいるみたい?でも残念。初耳でも無駄よ
「きゃははは!!」
「それ!モルテナに続くぞー!」
「私も行きます!」
わたくしは鎌で盗賊を斬って、ムクロも同じく斬る。レイスは魔法を唱えて相手にぶつける
「や、やばい!」
「あーっはははは!!」
何やっても無駄よ。死体になりなさい
「うりゃああ!盗賊なんて死んでしまえー!」
ムクロが大斧を振るって盗賊を一気に倒す
次々と盗賊は死体となり、数を減らしていく。その光景に人々はわたくしたちを応援して盗賊はどんどん戦意を喪失させる
「に、逃げろー!」
残った盗賊はすぐに逃げた。むしろもう戦う気はないらしい。このあたりでわたくしも戦う手を止める
救った人々と死体と盗んだであろう金が地面にあった
「モルテナさん…ありがとうございます!」
「私たち、盗賊が来て大変でした…!」
これも次々とお礼をする人が多かった
「良かったわ。この村を荒らすのはわたくしが許さないから」
「良き富豪も無事かな?」
大丈夫でしょう。あれは戸締まりがきちんとしてるから
「また来たら私たちが対処しないといけません」
「でも悪魔でもいいから村を守る人がいればいいけどね」
後ろから声があった
「おーい、モルテナー」
それはニィナだった。後ろにソウルもいる
「ニィナ。どうだった?」
「うん。村を確認したら盗賊に襲われた家があったけど大丈夫だった。盗賊だいたい殺して救ったよ」
真面目な顔つきから笑顔になったニィナ
「ニィナ…凄いのよ…戟があるのか、敵をあっという間に殲滅してたわ…。才能あるとおもう」
ソウルはにこにこして言う
「よく頑張ったわ」
「ニィナがそこまでできるなら一人前だね!」
「はい。悪魔にも匹敵する強さだと思います」
そんな会話をすると奪われた金を集めている人々がいた
時刻は夜。わたくしたちは今回の勝利を味わっている
~
「…」
わたしはモルテナの家に帰っても無表情だった
力を手に入れたとはいえ、あの優しいおじさんを救えなかったからだ
わたしがももう少し早かったら救えたはずだった
でも…おじさんは死んでしまった。それが何よりも悲しい
残念な気持ちでいっぱいだ。だから…
「ニィナちゃん」
ん?そこにいたのはソウルだ
「どうしたのソウル?」
「表情が怖いわ…そんな表情はいつまでも続けてはダメよ…」
とは言えどわたしは救えなかった人がいるのに
「確かにあの人が死んでしまったのは悲しいし憤りを感じるかもしれない…でも…前を向いて。あなたは人間。人の心はもってるからそうなっただけ…安心して…これからモルテナちゃんたちがどうにかするから…」
そしてソウルはわたしの隣に座る
「そうそう…私はね…昔はやんちゃ娘だったのよ…」
「…ソウルがやんちゃ?」
こんな冷静な態度をするソウルがそんな昔が?
続く
ここまで読んでくれてありがとうございます!
さて、ほぼショートストーリーに近い話になるであろうソウルの話が次にあります。一体どういう話になるのか?




