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戦慄のモルテナ  作者: 緑樹ユグ
王国侵攻編
13/35

ショートストーリー「トランプの手品」

ショートストーリー2つめ。次はムクロとレイスが来たときにあったストーリーとなっています

モルテナがお休みしてるときにムクロとレイスはニィナに手品を見せようとします

夕方


モルテナは寝床に着き、わたしとムクロとレイスはいた


「…手品?」


ムクロの手にはトランプカードがあった


「うん。アタシの趣味だけど、みんな凄いと喜んでくれるから特別にニィナには間近でやってあげるよ」


にこにこして彼女は言う


「でも実際この手品というのは私が教えたもので…」


「レイスは余計なこと言わない」


そうなんだ。気になるし見てみたい


「うん。ムクロの手品見たいよ」


「それじゃあアタシの部屋に行こう」


こうして手品を見るために部屋に行く。寝ているモルテナを残して



「はぁ~い。まずはこのカード」


2人用ベッドの上でわたし、ムクロ、レイスはいた


「見るからに種も仕掛けもありません」


それ結構古くさい言い方の気がする


「ん?今古くさいとか思わなかった?」


どきっ!なんでわかったのだ?表情か!


「まあいいや。でね。まず…ニィナはカードを確かめてみて1枚カードを見てほしいの」


カードを渡されてどんなカードをがいいか確認。スペードの3にしよう


「見た?それを持ってて。アタシに見せないでね」


言われた通りムクロには見せない


「そのカード。アタシが一旦またシャッフルするね」


ムクロは手札を切る。何ができるのだろう?


「さてニィナはそのカードは一体なんのカードか当てるね」


何も見せてないのになぜ自信たっぷりな表情なのだろう


するとムクロは山札の上をとり、わたしに見せた


「はい!スペードの3!」


ええ!?わたしはすぐに持ってるカードを確認。スペードの3だった


「す、凄い!?」


これにはびっくり。本当に何もないカードからそれがでるなんて


「凄いでしょ~。これは兄弟姉妹お父さんも含めて部下も全員が驚いてくれるんだよ!」


これがトランプの手品か…


「そうそう。そのカード、ちょっと渡してね」


ん?なにをするつもりだろう


「さて。このスペードのカード。一瞬だからよく見て」


そういうとムクロはカードとカードを合わせてすすっと手のひらをかざした


すると2枚が1枚になった。あれ!?


「はい。スペードの3が1枚になりました~」


どういうこと!?というかさっきのスペードのカードって2枚だったのに!?


「さすが娘様。手品の腕は全く衰えていませんね」


レイスは笑顔で言う


こんな間近で見てるのに仕掛けが全くわからない。これが本格的な手品というやつか


「…こういうのモルテナに見せたら反応はどうかな?」


「モルテナはね。驚かない人だから…」


そうしてカードをまとめるムクロ


「では。今度は私がやってみましょう」


ん?レイスもできるのか?


「元々は私が娘様に教えたからです。ニィナさん、トランプを持ってください」


わたしは言われた通りトランプを持つ


「絵札を確認してどれか適当なカードを見て覚えてください」


トランプを確認するととりあえずダイヤのクイーンを見て覚えた」


「確認したらそのカードを床に伏せてください」


言われた通り床に置く


「さて。私はもうわかります。あなたの選んだカードが」


突然なにを言い出すのだろう


するとレイスは胸ポケットからなにかを取り出した。それはカードだった。あれ?レイスも持ってたのか


「これですね?ダイヤのクイーン」


…ええ!?わたしはすぐに確認すると間違いなくダイヤのクイーンだった。ムクロ並に凄い!


「び、びっくりだよ!すぐに当てる…っていうかどうしてカードなんか持ってたの!?」


「ふふふ…企業秘密です」


レイスは不敵に笑う


「いや~。これはレイスから教わったけどレイスのほうが上だったりするからねえ。ぶっちゃけ上の軍師よりも凄いと思う」


「これが上手くできたらもっと出世は可能でしたけどね」


わたしはすっとカードを手札に戻した


「ムクロ、レイス、2人とも凄いよありがとう。驚いてばかりだった。手品というのがこんな面白いことだったなんて」


そういうと答える


「いやいや。たまにやらないと腕が落ちるし忘れてしまうからね」


「そうです。ニィナさんには特別ですから」


わたしだけに見せてくれた悪魔の国からやってきた2人。わたしを特別にしてくれて嬉しい限りであった



終わり




ここまで読んでくれてありがとうございます!

実際トランプでもそうですが、間近で見てるはずなのに全然理解ができない手品をされてびっくりですよね。そんなことが2人にはできます。次はまた真面目な話になります

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