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091 新しい教国



 王妃が話した内容は、以下のとおりである。




 本日の教国首脳が集まる儀礼『恵皇の大儀 』にて、テロが発生した。


 主犯は、枢機卿プラウディオと勇者イヤミキザ。

S級超の魔獣複数体を使役して儀式中に強襲。


 教皇、大司教、大司教家族、他、死亡。

  

 また魔族の幹部を人質に取り、魔王リリスヴィーナをテロに参加するよう迫る。

  


 しかし、駆け付けた辺境騎士団長ガリクソン。

配下三名、辺境騎士団の騎士ローラン、騎士バイヤール、騎士ロドリゴ。

民間の協力者三名、そして、テロ参加を拒んだ魔王により、使役された魔獣を撃破、テロ共犯者ククロビンを撃破。


 主犯2名、枢機卿と勇者は負傷、転移魔法にて逃亡した。


 戦闘により騎士ローラン、我らを救い名誉の戦死。



 民間の協力者三名は、枢機卿の情報操作によりテロ犯に仕立てられていた者たちである。



 これからの教国運営については、当面臨時に王妃が行う。


 魔王リリスヴィーナには深く陳謝したところ、今後の健全な復興に協力の言葉をいただいた。



 これは、過度なステータスへの盲信が招いた悲劇である。


 今後の教国運営については、ステータス文化を否定はせぬが、今回の事件の反省を踏まえ、行き過ぎた偏向がないように、運用の見直しを行う。



 はじまりの1のこころを忘れぬように。








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